毎日Eトレ!【135】真似したい
ネイティブが言うPositiveの使い方
I am positive.は間違い?
ネイティブと会話をしていると、よくpositiveという言葉を耳にします。日本語の会話だと、「彼女ってポジティブな人だよね~」というように、「前向き」という意味合いでよく使いますが、実際の英語の会話ではこんな時に使います。早速チェックしましょう。
be positive ~
~に確信がある、~に自信がある
解説
Positiveには「良い結果」「陽性」などの意味の他に、日本語の会話でも使われるように、自分があることについて「前向きに考えている」という意味合いの他に、「明確な」「疑いのない」という意味があり、何かについて「確信がある」ということを伝えたい時に使います。例えば、I’m positive about that.「そのことには確信があるんだ」などという言い方をします。
なお、同じような言いまわしに、I’m sure.「間違いないと思う」もありますが、I’m sure.より I’m positive.の方が、「絶対間違いないと確信してるよ」という意味合いになり、確信度合いが強く、自分の意志や意欲を強調できる表現として使われます。
また、もっと強調するなら次のように言うこともできます。
I’m absolutely positive about that.
そのことに絶対の自信があるよ
➡「絶対うまくいく」「間違いない」など、プラスの結果についての自分の確信を表す時に、absolutely「絶対に」「完全に」と一緒に使うと、さらに確信の度合いを強調することができます。
また疑問文でも使えますが、シリアスなシーンで使われます。こちらもAre you sure?「確かなの?」よりも正確さを追求したい時などに使われるフレーズです。
Are you positive?
あなた、絶対に正しいの?
よく日本語の会話で「彼ってポジティブだよね~」と言うことがあり、He is positive.と言ってしまいそうですが、この日本語のニュアンスを再現するなら、optimistic「楽天的」という単語を使って、 He is optimistic.「彼ってポジティブだよね~」という表現がよく使われます。この他にまれにですが、attitude「態度」という単語を加えて、He is positive attitude.「彼は前向きな(態度の)人だよね」などと言うこともあります。
ライタープロフィール●M.K
小中時代をアメリカ、ワシントンの現地校で過ごす。帰国後ICU高校入学、都立大人文学部、途中オーストラリアのマッコリー大学へ交換留学。現地での専攻は英語科教授法、多文化多言語教育。10年間働き、大学院修士課程卒業。現在は応用言語学、モチベーションの研究に携わる。