【インバウンド番外編】
お通し、ベジタリアン英語でどう接客する?
ここでは、日本独特のみっつの文化を英語で説明するときに役立つフレーズをご紹介します。ひとつ目は「お通し」。料金が発生するだけにトラブルも起こりがちなので、しっかりと事前に伝える必要があるシステムです。ふたつ目はベジタリアンへの対応。対応の有無や食材の確認をする方法をまとめました。みっつめは「お客様は神様です」という日本独自の感覚を説明するためのフレーズを紹介しています。いずれも日本語でも説明が難しい文化ばかりです。しっかり勉強していきましょう。
外国人にお通しを説明しよう
(客)What is an Otoshi? / What is this?
(客)お通しとは何ですか。/これは何ですか。
(客)I didn’t order this. / I haven’t ordered this.
(客)これ、注文していません。
This is an appetizer called “Otoshi”.
これは、「お通し」と呼ばれる前菜です。
“Otoshi” is served to every customer for \500 regardless of their orders.
「お通し」は注文とは関係なく全てのお客様に500円で提供されます。
A small appetizer will be served to every person for \500 regardless of their orders.
注文の有無にかかわらず、全員に小さな前菜が500円で提供されます。
We have a cover charge of \500 per person. This includes an appetizer called Otoshi.
一人500円のテーブルチャージを頂いています。これにはお通しという小さな前菜も含まれます。
ベジタリアンの外国人客にはこう対応しよう
(客)Do you have any vegetarian dishes?
(客)ベジタリアン向けの料理は置いていますか?
I’m sorry, we don’t serve vegetarian or vegan menus.
ベジタリアンやビーガン向けのメニューは提供していません。
We have vegetarian/vegan dishes.
ベジタリアン/ビーガン向けの食事を用意しています。
Is there anything you cannot eat?
何か食べられないものはありますか?
ベジタリアンやビーガン以外に、アレルギーの有無や宗教上食べられない、単純に嫌いなどの理由で食べられない食材の確認ができるフレーズです。
Can you eat ~.
~は食べられますか?
(客)Can you make this without meat?
これを肉抜きで作ることはできますか?
Yes, we can make this without meat.
はい、この料理を肉抜きで作ることはできます。
No, we can’t make this without meat.
いいえ、この料理は肉抜きで作ることはできません。
Sorry for your inconvenience.
ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。
/ご期待に沿えず申し訳ありませんでした。
ベジタリアン料理が用意できなかった場合などに謝るフレーズです。
日本人の接客精神を説明しよう
“Okyaku-sama wa kami-sama desu.” is a Japanese phrase.
「お客様は神様です」は日本の表現です。
“Okyaku-sama wa kami-sama desu” literally means “Customers are gods”.
「お客様は神様です」は文字通り訳すと「客は神様だ」という意味になります。
This phrase shows how much Japanese care about their customers.
この表現は、日本人がどれだけ客のことを大切に思っているか表しています。
Japanese take care of their customers as though they are actually gods.
日本人は、まるで彼らが神様であるかのように客を大切にします。