KEdTechのアメリカ進学サポート~大学編~

2022.11.07 | ACTKEdTechSATアメリカ

海外進学の心強い味方・KEdTech。今回は大学受験編です。アメリカに大学進学したい人に向けて、必要な準備とKEdTechのサポート体制を紹介します。高校在学中にアメリカ進学を志した場合、どのようにして目標を実現すれば良いのでしょうか?さっそく見ていきましょう!

高校卒業後にアメリカの大学に進学したい場合

例:高校1年生のC君がアメリカの大学を志望した場合

目標:アメリカの4年制大学 UC(カリフォルニア大学系列校)、CSU(カリフォルニア州立大学系列校)など西海岸の大学

 

 

アメリカの大学に留学するための英語力とは?

アメリカには約4000校の大学があります。日本の大学は約800校で、アメリカには日本よりもはるかに多くの大学があることが分かります。その大きな要因として、人口が多いことはもちろん、大学への進学率が日本より高い事が挙げられます。 アメリカの大学入学に必要な英語レベルは大学によってかなり異なります。 Ivy Leagueのようなトップ大学だとTOEFLやSAT・ACTで満点近いスコアが必要になりますが、2年制のコミュニティカレッジだと英検2級程度で入学することが可能です。

では英検2級程度の英語力でコミュニティカレッジに入学したとして、授業についていけるのでしょうか?

大学に入学する際には殆どの場合大学独自の英語力チェックテストを受けることになり、その成績により履修できる科目が決まります。そのため英語力が低いと履修できる科目もかなり制限され、大学にあるESL(English as a Second Language)という英語を学ぶプログラムを受講することになります。

もしコミュニティカレッジから4年制大学への編入を考えている場合、成績が良くないと希望の大学に編入できないということになる可能性があります。つまり大学の授業についていけるだけの十分な英語力を身につけておくべきです。

 

準備期間について

前章ではアメリカの大学留学に必要な英語力について説明しましたが、ではアメリカの大学に入学するためにどのような準備をいつからすればいいのでしょうか?ここでは高校1年生のC君がアメリカの大学に留学するための手順を解説します。

まずC君は目標が西海岸の公立大学なので、基本的に高校3年生の秋頃からの出願になります。よって高校3年生の夏頃までに必要な英語試験のスコアや出願書類を揃える必要があります。

 

出願に必要な書類等

・英語力を証明する試験:TOEFLやIELTSなど

  TOEFL:UC 100以上、CSU 61以上
  IELTS:UC 7.0以上、CSU 5.5以上
  ※上記スコアがあれば十分という事ではありません

・共通試験のスコア:SATやACT

  SAT:UC 1400以上、CSU なし
  ACT:UC 31以上、CSU なし
  ※上記スコアがあれば十分という事ではありません

・学業成績:UCだとGPA3.4以上、CSUだとGPA3.0以上必要

  ※出願大学により異なる

・エッセイ

  ※合格ために重要な要素の1つですので書き上げるのに結構時間がかかります

・推薦状:3通程度 学校長やクラス担任などに書いてもらいます

・願書

その他財政証明などが必要になります。

上記提出書類の中で「英語力を証明する試験」、「共通試験のスコア」、そして「学業成績」は短期間で準備できるものではありません。特に学業成績は求められる成績が高校3年分である事が多いため、高校に入学した時から準備が始まっていると考えてください。

また「英語力を証明する試験」についてはTOEFLやIELTSのスコアが必要になりますが、これらのテストは高校で勉強する英語よりも難しい試験になりますので、やはり早くからの準備が必要になります。アメリカの4年制大学に入学するには目安として最低でも英検準1級以上の英語力が必要になり、またUCの出願にはTOEFL100以上、IELTS7.0以上程度のスコアが必要になるので、高校に入学した時から英語力を高める努力が必要になります。

「共通試験のスコア」が必要になるのは一部の大学だけになり、SATやACTというアメリカの高校生が受験する試験を受けることになります。もちろんその難易度はTOEFLやIELTSより更に高く、SATの勉強を始めるには英検準1級程度の英語力が必要となるため、まずは英検準1級程度の力をできるだけ早く身につけ、その後SATやACT対策を開始することになります。

 

高校入学時からアメリカの大学出願までのタイムスケジュール例

 

おわりに

アメリカの大学に進学する際には多くの準備が必要であることが伝わったでしょうか。書類等の準備はもちろんですが、早い段階から高い英語力を身につけておくことが肝心です。 いきなりSATやACTの問題を解くのは困難ですから、着実に英語力を磨いて各試験に対応できるようになりましょう。

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