毎日Eトレ!【1555】これで納得!「仮定法」の使い方

デイビッド・セイン先生が教える
大学受験対策でおさえておきたい文法のポイント

セイン先生が大学受験対策で役に立つ英語をご紹介します。受験までの空き時間、ぜひこちらのコラムをご覧ください!今回は、「仮定法」の使い方、です。

 

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If I (   ) a monster, I would be very frightened.

もし怪物を見たら、私はとても怖がるでしょう。

 

空所に入る語句は?

「仮定法」について、2種類の形を覚えておきましょう。一つは「現在」の事実に反する仮定を表すもの、もう一つは「過去」の事実に反する仮定を表すものです。上の問題文は、「実際には私は怪物を見ていないけど、もしも今怪物を見たら…」という「現在」についての仮定です。これを表現するには〈If+主語+過去形…, 主語+would/could+動詞の原形….〉という形を使います。つまり、If節に動詞の過去形を用いるので、空所に入るのは see ではなく saw が正解です。

現在のことについて、ありえないような仮の話をする場合は、このように If節で「過去形」を用いるのがポイントです。 ただし、If節の主語が一人称単数(I)や三人称単数(he, she, it)の場合は要注意です。

If I were a fish, I could swim deep in the ocean.(もし私が魚なら、海深く泳げるでしょう)という文のように、「現在」の事実に反する仮定を述べる場合、was ではなく were が用いられるというルールがあります。これは決まりごとなので、そのまま覚えておきましょう。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

If it (   ) windy, we would have gone sailing.


もし風が強かったら、私たちはセーリングに出かけていたことでしょう。

 

▶ここでは、「実際には風が強くなかったけど、もしも風が強かったら…」という「過去の事実に反する仮定」を表します。それには〈If+主語+had+過去分詞…, 主語+would/could+have+過去分詞….〉という形を使います。つまり、If節に過去完了を用いるわけですので、空所に入る語句は had been だとわかります。go sailing は「セーリングに出かける、ヨットに乗りに行く」という意味のフレーズです。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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