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Digital Nomad
10年前から海外のあちこちを転々とし、デジタルノマドの生活を実践しているアメリカ出身のプロデジタルノマド。10代の後半からミュージシャンとして活動し、ここ10年は自身が開発した管理ソフトを世界中で展開している。デジタルノマドを通した未来論を紹介。
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HOW TO
2017.06.12

リモートワークとテレワークって同じ?

求人、企業、課題、メリットを紹介

阿部さん! 働き方改革にリモートワークは

いかがですか?

リモートワーク(テレワーク)という働きかたをご存知でしょうか。主にPCやスマホなどのデジタルデバイスを使いながら自宅で働いたり、自分の好きなところで働いたりと、時間や場所を自分で選んで働けるのがリモートワークです。ワークライフバランスという言葉が登場して久しいですが、日本でも徐々にこうした自分のライフスタイルにあった働きかたを推奨する企業も増えてきており、今後、リモートワーカーはさらに増えていくと予想されます。今回はリモートワークとはいったい何なのか、そして、リモートワークを始めるにはどうしたらよいのかを紹介していこうと思います。

 Contents

 

1.リモートワークってどういう意味?

 1.1リモートワークとテレワークの違いは?

2.リモートワークのメリット・デメリット

 2.1リモートワークの企業にとってのメリット

 2.2リモートワークの企業にとってのデメリット

 2.3リモートワークの雇用者にとってのメリット

 2.4リモートワークの雇用者にとってのデメリット

3.リモートワークが可能な職種

 3.1エンジニア

 3.2編集・ライター

 3.3デザイナー

 3.4コンサルタント

 3.5営業

4.リモートワークの会社

 4.1リモートワークを取り入れている日本の会社

 4.2リモートワークを取り入れている海外の会社

 4.3リモートワークの日本の求人

 4.4 リモートワークの海外の求人

5.リモートワーカー必見のサービス

 5.1仕事しながら旅行をする?

 5.2デジタルノマドに人気のある国

6.デジタルノマドにかかる予算は?

 

1.リモートワークってどういう意味?

 

そもそもリモートワークやテレワークとはいったい何なのでしょうか。リモート(remote)は「遠隔で」という意味がありますよね。テレ(Tele)も同じく「遠い」という意味があります。

 

ちなみにテレワークというと電話を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、電話は関係なく、電話でのカスタマーサポートなどのお仕事とは関係ありません。

 

会社に属したり、フリーランスで活動したりと、形態はさまざまですが、毎日オフィスで決まった時間勤務するのでなく、働く場所と時間、時には仕事の進め方まで自分で決められるのがリモートワーク、テレワークなのです。

 

1.1リモートワークとテレワークの違いは?

 

さて、リモートワークとテレワークの違いについて簡単に説明しておきましょう。どちらも会社以外の場所(自宅やカフェなど)で働くという意味では似ています。

 

あえて違いを説明すると、テレワークは個人で完結する仕事が多いのに対し、リモートワークはチームでプロジェクトを進めることが多いです。ですので、リモートワーカーはしばしば、ビジネス用チャットなどオンライン上で「仮想オフィス」をつくり、みんなでひとつのプロジェクトに取り組む、といったスタイルをとります。プロジェクトメンバーの中にはオフィスで勤務する人などもいて、コンタクトを取りながら作業を進めます。

 

なお、テレワークは、個人事業主として行う専門性の高い仕事を指すこともあります。

 

→未来のオフィスはVRでこんな感じ!? 

 

2.リモートワークのメリット・デメリット

 

企業とリモートワーカーにとって、それぞれどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

 

2.1リモートワークの企業にとってのメリット

 

社員のリモートワークは企業にとっても大きな利点があります。

 

メリット

 

人材確保が容易になる

コスト削減が可能になる(オフィスのランニングコストなど)

子育て中でも家で仕事ができる

災害時・感染症の流行時の対応が安全に行える

 

2.2リモートワークの企業にとってのデメリット

 

やはり、一番は勤怠管理が難しい点でしょう。またプロジェクトでは同じチームのメンバーとしての連帯感をどう持たせるかが重要になります。

 

デメリット

 

勤怠管理がしにくい

プロジェクトメンバー同士の連帯意識、帰属意識を植え付ける必要がある

機密情報の管理に気を使う必要がある

 

2.3リモートワークの雇用者にとってのメリット

 

リモートワーカーとして働くことのメリットを見てみましょう。通常のオフィス勤務に比べ、場所や時間の制約を受けずに自分らしく働けることが最大の魅力といえます。

 

リモートワークのメリット

 

通勤エリアを気にせずに働くことができる(海外在住でもOKな場合も)

育児や介護などをしながら働くことができる

通勤時間が無くなり、生産性が上がる

 

2.4リモートワークの雇用者にとってのデメリット

 

一方、デメリットになってしまいがちなのはこちらです。

 

リモートワークのデメリット

 

対面でのコミュニケーションが取りづらい

成果を出し続けなければいけない。

 

リモートワークでは、自分の裁量で仕事を進められる分、成果で判断される傾向にあります。会社であれば、努力の具合が分かりますし、それを判断材料に昇進を決める上司もいますが、リモートワークではあなたの仕事ぶりを判断するのが難しいため、成果を重視することが多いです。

 

3.リモートワークが可能な職種

 

それでは、具体的にリモートワークでどのような仕事ができるのか、みていきましょう。

 

3.1エンジニア

エンジニアを始め、IT関係はPCとネット環境さえあれば仕事ができるため、リモートワークエンジニアとして働くことを認めている会社が多いです。

 

3.2編集・ライター

編集・コンテンツライティングに携わる人たちも決まった場所で働く必要があまりない職種といえるでしょう。むしろ外で仕事をした方が新しいアイディアが浮かんだり、出会いがあったりするため、場所の制約を受けずに働く人たちが多いようです。

 

3.3デザイナー

デザイナーも自宅で環境を整えて仕事をする人が多いです。例えば、Adobe Illustratorなどを扱えるスキルがあれば、PCだけで仕事を進めることができます。クライアントとの打ち合わせもメールやSkypeなどのテレビ通話を利用すればできるので、デザイナーもリモートワーク向きの職種といえるでしょう。

 

3.4コンサルタント

企業コンサルティングでは遠隔で企業をサポートするオプションがあり、この場合は、電話会議で情報共有をします。地方の企業は都市部で研修や打ち合わせを行うのが難しいため、こうした遠隔コンサルティングはとても需要があります。インターネットを使用してTV会議もでき、またデータのやり取りも容易になるため、今後はリモートでのコンサルティングが増えていくでしょう。

 

3.5営業

今はリモートで営業をする時代になってきています。営業もアウトソーシングが進み、会社もコア業務以外は外部に委託するところが増えてきました。日本で主流の訪問型営業とは真逆のスタイルであるインサイドセールス(電話やメールで顧客にアプローチする営業)がアメリカでは広く用いられており、日本でも取り入れる企業が増えてきています。営業経験がない人でも、起業研修を受けることで、電話やメールを駆使して営業成績を上げられるようになったという実例もあります。また、営業スキルがある人はリモート営業の統括としてマネージメントをするポジションもあります。

 

4リモートワークの会社

 

日本でもリモートワークを推奨し、社員それぞれの人生にあった働きかたをサポートしている企業が増えてきました。ここでは、日本と海外でリモートワークの会社の代表例を紹介します。

 

4.1リモートワークを取り入れている日本の会社

 

株式会社ソニックガーデン(ソフトウェア開発)……2016年より全社員を対象にリモートワーク制度を開始し、オフィスワークや組織系統を廃止。チームがそれぞれ離れて仕事をする中で、オフィス内のようなコミュニケーションをとれるRemotty(リモティー)というチャットでメンバー間のコミュニケーションをとっている。

 

株式会社ポップインサイト(マーケティングリサーチ)……ワークライフバランスの充実を掲げ、在宅勤務やリモートワークを推奨している。そのため居住地に制限はなく、なんと中には海外の勤務者も在籍する。

 

株式会社リクルートホールディングス……20161月より全ての社員を対象にリモートワークを導入。上司の承認があれば、育児や介護などの事情がある社員だけでなく、だれでもコワーキングスペースやカフェなど好きな場所で働くことができるように改革をおこなった。

 

4.2リモートワークを取り入れている海外の会社

 

リモートワークが進んでいる欧米では、社員にあった働きかたをサポートすべく、多様な働きかたを推奨しています。また、環境保護の意識の高い国では、リモートワークによって通勤時の公害が減るなどの効果が認められています。

 

デル(PCメーカー)……デル(DELL)ではモバイル(在宅勤務)とリモートワークのオプションがあり、これによって社員の利便性だけでなく、出勤ラッシュの緩和や通勤時のガソリンの節約など社会的なメリットがあることも証明している。

 

Doist(タスク管理アプリ)……タスク管理ツールのTodoistを手がけるポルトガルの企業。ボルトガルにオフィスがあるが、世界各地でプロジェクトに関わるスタッフはすべて個人事業主登録をしている。日本のフリーランサー、早瀬正治氏はTodoistの日本広報担当者で、世界中を旅しながら仕事をするデジタルノマドとして働いている。

 

Amazon……バーチャル・コンタクトセンターでは自宅にインターネット環境や固定電話などがあれば在宅で働くことが可能。ちなみにAmazon Japanではフルフレックス制を導入し、社員が自身の勤務時間を決めて働いている。

 

その他Basecampというプロジェクト管理ツールを提供する企業はシカゴを拠点に置いていますが、社員はリモートオフィス(Web上の仮想オフィス)で働いています。上記はほんの一例ですが、リモートワークという働き方をする人が決してマイノリティではないということがわかっていただけたでしょうか。

 

4.3リモートワークの日本の求人

リモートワークをしたい! と考えている人は下記のサイトを参考にしてみてください。

 

パラフト……新しい働きかたを求める人を応援する求人サイト。求人情報だけでなく、スキルやノウハウなども紹介されておりコンテンツが非常に豊富。

 

Find Job! ……通常のオフィス勤務の求人もあるが、リモートワークの求人も数多くある。サイトも見やすく、リモートワーク初心者におすすめ。

 

CODEAL……エンジニア専門のリモートワーク求人サイト。エンジニアが足りないスタートアップ企業からの求人が多数。

 

LinkedIn……ビジネス用SNSサイトとして知られているが求人サービスを行なっており、あなたのプロフィールを見たクライアントがコンタクトを取ってくる場合もある。

 

4.4リモートワークの海外の求人

リモートワークの求人サイトは海外の方が圧倒的に多いです。リモートワークには英語スキルがあった方がより選択肢が広がります。下記サイトの求人は基本的に英語が問題なく使えることが前提です。

 

AngelList……起業家や投資家向けのスタートアップ企業紹介サイト。最近になり、採用サービスをローンチし、スタートアップの求人が数多く掲載されている。

 

Indeed……日本国内の求人でも検索可能。働きたい国の名前と「Remote」を入れればその国のリモートワークの求人がヒットする。

 

remote……名前の通りリモートワーカー向けの求人サイト。IT系の求人だけでなく、ライティングなどの求人もあるので、幅広いリモートワーカーに対応している。

 

5リモートワーカー必見のサービス

 

リモートワーカーはPC上が主な仕事場になることが多いです。そのため、オンラインツールを駆使していかに仕事の効率をあげるかが、重要になってきます。

 

自分の裁量で働けるということは時間あたりの給料をどれだけ上げられるかが自分次第ということです。これから紹介するサービスやアプリで知らないものがあれば要チェックです。きっとあなたの生産性をブーストしてくれるものばかりですよ。

 

5.1仕事に使えるサービス、アプリ

 

PCやタブレットなどが仕事道具のリモートワーカー。リモートワークに役立つツールを知っているかどうかで効率が大きく異なってきます。下記に紹介するアプリやサービスは有名なものですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

ベースキャンプ(Basecamp)……シンプルで使いやすいことをテーマにつくられたプロジェクト管理ツール。プロジェクトメンバーそれぞれの仕事のタスクや進展状況を共有できるため、海外の企業やフリーランサーの間で高い評価を受けている。

 

Google ハングアウト……Googleが提供するビデオチャットツール。無料でメッセージや音声通話が可能で動画などのファイルもやり取りできる強力なコミュニケーションツール。

 

ライブクラウド(LiveCrowd)……面倒なインストール作業が不要なのが売りのビデオ会議ツール。月額数千円から利用できるのも嬉しい。

 

トレロ(Trello)……ひとりでも複数でも使えるタスク管理アプリ。スマホなどの端末からも使用できるので、リモートワーカーにとっては力強い味方。視認性の高いタスク管理ツールなので、チームで同じプロジェクトに取り組む際にも重宝するだろう。

 

5.2コワーキングスペース、コリビング

 

Wi-Fiやドリンクなどのサービスが完備されており、誰でも気軽に利用できるのがコワーキングスペースです。日本でも東京や大阪、名古屋を中心にコワーキングスペースが増えてきました。

 

コワーキングスペースはあくまで仕事をする場を他のリモートワーカーたちと共有しますが、コリビングスペースでは居間を共有し、食事なども一緒にすることもあります。起業家やアーティストに人気のあるスペースで、これから主流になっていくと思われます。日本ではROAMコリビングが有名ですね。コリビングではヨガスタジオやプールが併設されている場合もあり、充実した環境で他のワーカーと切磋琢磨しながら毎日仕事することができます。

 

 

6デジタルノマドの一歩はリモートワークから

 

いかがでしたでしょうか。リモートワークというと育児や介護など在宅の必要がある人のみのオプションだと感じていたかもしれませんが、実は世界ではすでに多くの人がリモートワークを自分の人生に取り入れ、仕事とプライベートを両立させています。エンジニアやデザイナーなど特別なスキルが無くても、アウトソーシングが進む今の社会では、実にさまざまな仕事がオンライン上にあふれています。

 

リモートワークでPCやスマホを仕事道具に、世界中を働きながら旅する人たちを「デジタルノマド」といいます。各地を転々とし、観光をしたり、世界のデジタルノマドとの交流を楽しんだり、その間にデバイスを使って仕事をする人たちがたくさんいるのです。

 

彼らの仕事は全てオンライン上にあるので、好きなところで働きながら仕事をすることができるのです。まずはリモートワークを始めてみて、デジタルノマドを目指してみるのはいかがでしょう

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