Dear B,

Digital Nomad
ポルトガル・首都リスボン在住のデジタルノマド。都会なのにどこかのんびりしたスローライフと基本的に青空で気分が良く過ごせることへの漠然な憧れが決め手。石畳の道を散歩しながら、おいしいものを食べ歩いて、写真やイラストも独学中。そしてポルトガルの良さをひとりでも多くの方に伝えたく、大奮闘中。
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WORLD
2017.08.24

ポルトガル移住に必要なこと
1ヵ月で必要な家賃は約○○万円

LCCなどのローコストキャリアと呼ばれる格安航空会社が出現して、渡航費は過去に比べて驚くほど安くなりましたよね。テクノロジーの進歩により、場所を選ばず、ラップトップ1枚で仕事ができるデジタルノマドと呼ばれる人々が出現して、人類はひとつの場所に縛られる時代に終わりを告げようとしているように感じます。今後この流れは、テクノロジーやグローバリゼーションの加速と正比例して、人類が今までにない大移動の時代を迎えるのではないかと予測されています。そんな新しい時代を賢く生きるために、海外移住に必要な知識を、実際にその国に暮らす人々に聞いていきます。今回は現在ポルトガルはリスボン在住のデジタルノマド、Tさんがポルトガル移住について詳しくご紹介!!

 

ポルトガル移住基本情報(気候・言語・宗教etc.)

 

 

日本からのアクセス

 

残念ながら現在、日本からポルトガルへの直行便はありません。EU圏内ですと、フランスやドイツ、スペインから乗り継ぎとなります。所要時間は乗り継ぎも併せて、日本から約18時間。空港からダウンタウンまでは割と近く、タクシーで20分。料金は25ユーロ前後です。空港から市内に向かう際、ぼったくり防止のためにできたタクシーバウチャーサービスを利用することをお勧めします。

 

 

気候

 

日本のように四季はありますが、年間を通してとても過ごしやすいのは湿度が低いおかげです。春夏は日中かなり気温が上がって35度くらいになることもありますが、からっとしているので日陰に入ると涼しいです。夜は急激に気温が下がり肌寒く感じ、18度くらいになることも。日中どんなに暑くても長袖を忘れずにお出かけください。秋冬は雨が降ることもありますが、一日中大雨ということは少ないです。真冬の一番寒い夜(1月)で4度を経験しました。日本からミニカイロを持っていくといいでしょう。

 

言語

 

ポルトガル語です。基本的にポルトガル人は英語が話せる方が多いです。海外の映画やドキュメンタリーはほぼポルトガル語字幕で放送されます。吹き替え版で見るのは、小さな子供がみるアニメくらいという環境で育ってきたためです。引っ越してから7ヵ月、正直英語しか話せなくても身の回りの生活に関して困ることはありません。(現地でお仕事をしたい方は別です)とはいうものの、ポルトガル語で話した方が、みんな笑顔になって、会話が弾み受け入れてもらえたような気持になれるので、簡単なあいさつを覚えていくといいでしょう。 

Boa Tarde ボア タルドゥ(こんにちは)

Obrigadaオブリガーダ(ありがとう)

 

  

治安

 

リスボンは他ヨーロッパの首都と比べれば、比較的安全です。観光客がたくさん集まるところでカバンを開けっぱなしにして歩く、カフェで席を取るためにカバンを置き去りにするなど、ついつい日本でやりがちなことをさければ基本的に大丈夫です。ただし、トラム1528や地下鉄でスリが発生することがたまにあります。ご注意ください。

いくつかのエリアで夜のひとり歩きが危険なエリアがありますが、観光エリアではないので近づくことはないでしょう。

 

 

交通手段

 

地下鉄、トラム、徒歩で市内の主要部を制覇できます。公共交通機関を利用の際は、viva viagemカードを利用するのが断然便利です。(1枚0.50ユーロ)各駅で購入可能で、24時間乗り放題カード、1ヵ月の定期カードもありますが、複数日利用する場合や中心部にステイする際は1枚のカードに何度もチャージしていくZappingザッピングというシステムを利用することをお勧めいたします。バスもありますが、時刻表があってないようなものなので時にはものすごく待つことになります。時刻表はあまり正確ではなく、1時間に2,3本ということが多いので、かなりの忍耐を要します。 

 

ポルトガルで必要な1ヵ月の生活費は10万円

 

 

家賃

 

ルームシェアで1部屋300ユーロ前後。こちらはかなりピンキリです。私が住んでいた最高額は520ユーロ。こちらはかなり高額です。7人シェア、部屋の大きさは12帖でした。エアコンもついていて(ポルトガルではかなり珍しい!!)バルコニーもある素敵なお部屋でした。

次は400ユーロで4人シェア。キングサイズのベッドが置けるほど広いお部屋でリビングもあり、自宅で仕事をする私にとってはとても住み心地のいいお部屋でした。

現在は290ユーロで2人シェア。リスボンで最も歴史的なエリアに住んでいます。お部屋は小さくなりましたが、リビングもあり、オーナーともとても気が合うので気に入っています。

ポルトガル人の感覚でいうと1、2件目はかなり高いです。アパートをプライベートで借りられるよと言われました。

通常は250ユーロ前後。300ユーロを超えると、いったいどんないいお部屋に住んでいるの?  という感覚のようです。

お部屋探しはSNSや知人友人に頼っての場合がほとんどです。

不動産屋ではアパートの1室を自分ひとりで借りるためにお部屋を紹介してもらうことは可能です。が、契約となるとポルトガル人の保証人が必要になるので、はじめのうちはシェアハウスに住むのがおすすめです。

 

 

光熱費

 

1ヵ月、ガス、水道、電気、インターネットで合計40ユーロ前後です。高くても50ユーロくらいです。ルームシェアの場合は大家さんに毎月その都度金額を払うか、もしくは家賃に光熱費が組み込まれていることもあるので、ご確認を!

 

ネット代

 

個人でアパートを借りひとり暮らしで支払う場合は30ユーロ前後。テレビや携帯電話とセットのプランなどもあります。シェアハウスの場合は光熱費に含まれています。

 

携帯電話代

 

私の場合はプリペイドのSIMカードでデータ、通話を含めて18ユーロです。だいたい1ヵ月で使い切ります。契約は様々なプランがありますが基本的に年契約です。短期滞在の場合はプリペイドで十分でしょう。

 

食費

 

自炊するとかなり節約できます。料理が苦手な人でも、大丈夫です。オーブンがどの家にもついているので味付けしたお肉、お魚や野菜を放り込むだけです。素材の味がとてもいいので、誰でもおいしい食事にありつけます。

お米は500g1ユーロ、イワシ1切れユーロ、鶏1羽3ユーロ、トマト1個0.5ユーロ、たまねぎ1個0.3ユーロ、オレンジ0.3ユーロ、ワイン1ユーロ~

野菜果物と鶏肉がおいしいワインが日本よりもかなりリーズナブルに買うことができます。また中華系のスーパーもあるので日本食品は基本的に何でもそろっています。(納豆はさすがにみたことがないですが。)

 

交際費

 

外食やお友達付き合いでお金を使う人は、下記を参考にしてみてください。

朝食:ハムとチーズのホットサンド・エスプレッソ 2.5ユーロ

昼食:日替わりメニュー 5~7ユーロ(食堂)、1012(観光客向けレストラン)

夕食:メイン+サイド+飲み物 1316ユーロ(食堂)、2025ユーロ(レストラン)

デザート:エッグタルト+エスプレッソ 1.80ユーロ

ドリンク:エスプレッソ0.60ユーロ

カフェラテ(ポルトガルではガラオンと言います。)2.50ユーロ、しぼりたてオレンジジュース1.70ユーロ、レモネード1.8ユーロ、

アルコール:ビール1ユーロ~、ワイン1.5ユーロ、ジンジャ(サクランボの果実酒)1ユーロ、

ポルトガルは基本的に天気がよく、きれいなビーチや公園がたくさんあるので、料理や飲み物を持ち寄ってピクニックをしておしゃべりをする。平日は自宅で夕飯を食べてから、22時頃待ち合わせて飲みに行くというポルトガルタイムを送っています。ポルトガル人はお金を大切に使うので、基本的にはお金をかけて派手に遊ぶということはあまりありません。

 

合計

 

10万円前後。

ポルトガルでのショッピングもハイブランドからプチプラのForever21Primark, HM等もありますので、家賃や交際費等、それぞれのライフスタイルによりますが10万円以内に抑えることもできます。

 

 

ポルトガル移住のコツ(就職・ビザ取得・税金)

 

 

ビザの取得について

 

現在私はワーキングホリデービザを利用してリスボンに住んでいます。ビザの取得自体は無料でできます。取得後に自分自身で延長をしに移民局へ行かなければならないので、若干手間がかかります。

その他就労ビザ、学生ビザ、投資ビザなどあります。取得には2ヵ月かかるといわれています。詳しくはポルトガル大使館のウエブサイトをご確認ください。

 

仕事の探し方について

 

見つけ方はインターネットの情報サイト、Linkdin、友人知人のコネです。個人的な意見ですが、ポルトガルは人と人とのつながりをとても大切にしているという印象を受けます。

人として好きだから仕事を紹介してあげる、面接を取り付けてあげる、というようなことが日本よりもかなり頻繁に起きています。とてもラテン気質だなあとこの時ばかりは思います。

そもそもポルトガルは就職難なため、ポルトガル人を差し置いて仕事をゲットするには何かしらのスキルが必要です。

例えば、言語に長けている。ポルトガルでは外国人が多いので英語、フランス語、ドイツ語、中国語が話せると割と優位です。ポルトガル、イタリア、スペイン語は似ているのでポルトガル人でも6割くらいは理解できるそうです。言語ができるとコールセンターや観光関係の仕事を探すことができます。またはIT関係、技術職関係などのスキルがあることも優位といえるでしょう。

こちらは英語が話せてコミュニケーションが取れれば、仕事が見つかる可能性が広がります。レストランの仕事は場所にもよりますが、ウエイトレスとして働くには基本ポルトガル語必須です。

 

準備資金について

 

ワーキングホリデーで滞在する場合は16,000ユーロ(208万円20178月現在)ほどの残高証明が英文で必要になります。他のワーキングホリデー対象国と比べるととても高いです。

 

婚姻について

 

ポルトガル人と婚姻しポルトガルに滞在する場合はポルトガル式での婚姻手続きが必要です。書類作成するだけでも出征証明書を翻訳したものなどが必要になってきます。かなり長い道のりで根気のいる作業です。

 

税金について

 

ポルトガルの消費税は23%です。日本の8%と比べると約3倍。またひとりひとりが納税者番号をもっており、スーパーやレストラン、ショッピングのたびにレジで納税者番号を聞かれます。短期滞在者は不要ですがポルトガルで働く場合は必須です。長期滞在する場合は持っていたほうがいいでしょう。

 

長期滞在となるとビザの取得、延長手続きがややこしくなります。とくにワーキングホリデーは1年有効ですが、申請後4~6ヵ月しかくれません。延長をポルトガルにて自分で行わなければならないので、手間がかかります。ポルトガル移住に一番必要なのは、忍耐力です。しかし、ポルトガルでの3ヵ月以内の短期滞在は、手続きが不要です。わずらわしいことは一切ないのでストレスなく暮らすことができるでしょう。デジタルノマドのみなさんにはお勧めの滞在国です!

 

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