毎日Eトレ!【180】reserveとbook
の違い、予約したい時はどっちを使う?
「予約する」ってどう使い分ける?

今回のテーマは、レストランや会議室を予約したい時などに使えるフレーズです。ひとことに「予約する」と言っても英語ではいろんな言い方があります。いろんな言い方を覚えて使い分けてみましょう。
make a reservation
(主にレストランを)予約する
book
(主に会議室やスケジュールを)予約する
sign up to
(主に申し込みなどを)予約する
解説
レストランや美容院、会議室や商談、またセミナー申し込みなど、事前に予約しないといけない場合に使える表現です。英語「予約」とひとことで言っても、ネイティブはいくつか使い分けているので、自然な会話にするには使い分けてみましょう。
make a reservation 「予約する」
おもにレストランや美容室などを予約する時に使われます。
単にreserveでも通じないことはないのですが、make a reservationで「予約する」というひとつのフレーズになっています。reserveは「保存」「留保」「控える」といった形で使われることが多く、お店の予約はmake a reservationを使うのが一般的です。
You : Hi, I would like to make a reservation at your restaurant from 6:30. Is it available?
すみません、6時半からそちらのレストランで予約をしたいのですが、空いてますか?
Restaurant : Yes. May I ask how many people will be?
はい、何名様でしょうか?
book 「予約する」
イメージとしてスケジュール帳に予定を入れる時といった"確約された予約"というニュアンスで使われます。
飛行機を予約する時や、タクシーの予約などにbookを使います。
You:I would like to book two round trip tickets to New York.
ニューヨークの往復航空券を手配したいのですが
➡round trip「往復」
Travel Agency:Thank you very much. Would you like economy class for both?
ありがとうございます。両方ともエコノミークラスでよろしいでしょうか?
会社で会議室を予約する時もbookを使うと良いでしょう。例えばThe meeting rooms are all booked.「会議室は全部埋まってるよ」などと言ったりすることもできます。
sign up to「予約する」
最後にあまり聞きなれないフレーズかもしれませんが、sign up toという表現も使われます。
「予約する」という意味になりますが、サインをする=調印するといったニュアンスがあるので、何か登録情報を記入して申し込む時などに使います。bookは予定をおさえてしまう意味合いが強いのですが、こちらは申請書類などに記入して「参加する」とか「申し込む」という意味合いが強くなります。セミナーの申し込みなどに使われます。
Seminar staff : If you feel like you want to attend, please sign up to the seminar.
もし参加されたい場合はこちらのセミナーに申込み予約をして下さい
You : I will do.
わかりました
ネイティブっぽくうまく使分けてみましょう。
ライタープロフィール●Cinnamon Roll
高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。