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ヨーロッパの留学奨学金制度
海外留学を夢見るみなさん。留学を決意するのは簡単でも、問題は留学にかかる費用ですよね。アメリカなどに比べるとヨーロッパは比較的学費は安い方ですが、イギリスなどは有名大学になると年間の学費が500万円近くもしてしまうことがあるとか。そんな時に頼りになるのが奨学金。でもヨーロッパには一体どんな奨学金があるの? 奨学金って成績が良くないととれないんじゃないの? という疑問を持つあなたにふたつの奨学金をご紹介します。
英国外務省チーヴニング奨学金
奨学金概要
Chevening奨学金は、任意の英国の大学で1年間の修士を追求するために、優れた新興リーダーに授与されます。奨学金プログラムは、広範囲に、専門的かつ学術的ネットワークを開発する英国の文化を体験し、英国との良好な関係を持続構築するために世界中から将来のリーダー、影響力、および意思決定者のためのユニークな機会を提供します。
募集人員
世界150カ国あまりから奨学生が選ばれており、これまでに世界全体で4万3000人を上回っています。今年も新たに1500人以上の奨学生が誕生します。
応募資格
・学士号保有者
・2年以上の実務経験
・将来専門分野でリーダー的役割を担う展望があること
・留学経験を日本のためにどう活用できるか、具体的な考えをもっていること
・十分な英語力(IELTS 6.5以上)
・日本国籍の日本在住者(原則)
・学業期間終了後、日本に帰国すること
提出物
・3つの異なる英国の修士課程を選択
・英語のテストの結果(既に要件を満たしている場合)
・大学のオファー(既に要件を満たしている場合)
支給金額
・授業料(※ 上限£10,000まで)
・滞在費(※ 月額 ロンドン£953 / ロンドン以外£767)
給付内容
・日英間往復渡航費
応募時期
2017/2018 Chevening奨学金の申請は、2016年8月8日〜2016年11月8日。
問い合わせ先
http://www.chevening.org/contact-us
エラスムス・ムンドゥス
奨学金概要
※wikipediaより引用 欧州連合 (EU) による世界各国を対象とした留学奨励制度。ラテン語で「世界」を表す mundus の名の通り、EU内を対象にした同様の制度「エラスムス計画」を世界に広げたものである[1]。 2003年12月5日に創設され、2004年1月20日、2つのヨーロッパ修士 (European Master) コースとして開始。2003年3月採択のリスボン戦略に基づき、高品質な教育に基づく知識経済 (knowledge-based economy) と、競争を行う。
募集人員
合格者として1,000人前後。
倍率&難易度
日本人 23人応募 5人合格 合格率21.7%
応募資格
・大学院の学生であること
・TOEFLiBT80点~ ・IELTS6.0~
提出物
・英語能力証明書 (応募カテゴリー毎に規定が異なります)
支給金額
・エラスムス・ムンドゥス(Erasmus Mundus)とエラスムス・プラス(Erasmus+)の2つのEUのプログラムを通じて修士課程のジョイント・ディグリー(Joint Master Degrees)取得コースに応募した場合、最高2万5,000ユーロの奨学金。
・エラスムス・ムンドゥスの共同博士課程は、博士号候補者向けに3年間のフェローシップと最高12万9,900ユーロの奨学金。 ・カテゴリーAは、1年間の修士課程プログラムで24,000ユーロ、2年間の修士課程プログラムで48,000ユーロの奨学金。
・カテゴリーBは、移動が無い1年間の修士課程プログラムで10,000ユーロ、移動がある2年間の修士課程プログラムで23,000ユーロの奨学金。
給付内容
・渡航旅費
・引越費用他
・修士課程プログラム参加費(保険含む)
・毎月の手当有
応募時期
例年12月中旬から1月下旬。
問い合わせ先
http://ec.europa.eu/programmes/erasmus-plus/contact_en
※記載の規定や金額は予定なく変更になる可能性がございます。有用性を考慮して頂くようお願い致します。