マクドナルド、メルセデス・ベンツ…
通じないカタカナ社名正しい発音10選
通じない発音から難しい発音まで
留学、ビジネスで使える
Nikon、MILO、IKEA、IHOP、T-Mobile、McDonald’s、Costco、Mercedes-Benzなど、日本人には発音が難しかったり、そもそもカタカナの発音自体が違う社名やブランド名っていくつかあります。今回はそれらの英語圏での言い方や発音のコツをお教えします。ついでに社名の意味の由来などもこぼれ雑学として掲載している場合もあるので、外国人の友だちや同僚などと会話するときの参考にしてみてください。
Helloooooooooooooooooooooooooooo!!
How are you, everyone?
皆さん、調子はどうですか?^^
もう春ですねー!
新年度の開始もして、新社会人になった皆さんは緊張してませんか?
緊張させるつもりはありません。
この記事でご紹介するのは、むしろ知っておいて心の準備になる・気持ちを楽にする助けになるトピックですよー。^^
とくにお仕事で英語を使うことになる方は、ぜひご参考ください!
英語では小さな違いが大違い!あるある「マクドナルドが通じない!」体験
以前、ハワイ旅行から帰ってきた友達が僕(ケネっち)に言ってきました。
友達:ねえ、「マクドナルド」って英語で言ってみて
ケネス:ん?「McDonald’s」
友達:だよねー! ゼンゼン通じなかったし、いくら聞いても分かんなかった!
ケネス:あはは、まあ、確かにそうなるよねー
すでに味を知っててハズレがない、店舗が多い、注文が簡単、安上がり、そんなマクドナルドに旅先での「安心・便利」を感じる旅行者も少なくありません。
それだけに頻繁に利用しようとしたところ、あまりにも現地の人たちに通じなかったようで友達はかなりショックを受けてました。
おんなじ体験をしたことがある方は、きっと少なくないはず。
これは、日本語と英語での、「発音」や「アクセントの位置」の違いから、どうしても起こっちゃうことなんです。
こういった「日本語での発音だと通じない多国籍企業の名前」はいくつかあります。
その要因もひとつじゃなく、以下のような感じ。
1.スペルと発音の関係から「英語圏だけの特殊な読み方」がされる。
2.スペルと発音の関係から日本語と音の「マ・ツメ・ノビが違う」。
3.「アクセント位置」の違いや「促音(ッ)・語尾の母音」のなさ。
4.英単語をカタカナ化する際に、複数形や所有格を表す「s」が省かれる傾向がある。
5.日本人には微細なちがいの音でも英語では明確なちがいとして聞き取られる。
まあ、企業名にかぎらず、あらゆる単語で言えることですけれど、この記事では会話にもよくでてくる企業名を軸にしていきますよー。
ぜひお仕事でも心に留めて、発音全般での参考にもしてくださいね!^^
英語でトチりたくない社名・銘柄10選
では、「英語で通じない」現象が起きやすい企業名と、その正しい英語での発音を見ていきましょう!
上で挙げたタイプ分けにそって、発音の注意点や難易度も分けていきながら、「即・通じる発音」に繋がる解説をさせてもらいますよ!^^
また、「英語の発音をきちんと身につけたい!」という方のために、当記事の終わりでオススメの教材もご紹介しますから、楽しみにしていてくださいね!^^
1.スペルと発音の関係による「英語圏だけの特殊な読み方」
Nikon(ニコン)
日本発の世界的な光学機器メーカー。ニコンのカメラは多くの写真家に愛されてます。
この社名が、英語では「ナイコン」になります。
なんでかといいますと、「母音⇒子音1つ⇒母音」の順番は、前の母音が「アルファベット名称の読み方」になるんです。(例外もあります)
ここでは「I⇒K⇒O」と来てますから、前の母音「I」が「イ」でなく「アイ」になる、ってわけです。
(補足:英語で「ニコン」と発音されるには子音2つでNIKKONである必要があります)
MILO(ミロ)
1930年代にネスレ・オーストラリアが開発したココア味の粉末麦芽飲料。
こちらも上の「母音⇒子音1つ⇒母音」の決まり事にしたがって読まれることになります。(正確には逆で「その発音に合わせて」スペルが決まってます)
「I⇒L⇒O」と来てますから、前の母音「I」が「アイ」になりますね。
さらに、最後の「O」も「オゥ」とアルファベット名称の読み方になりますよ。
というわけで、MILOの発音は「マイロゥ」。
IKEA(イケア)
スウェーデンから世界に大きく展開した家具量販店。
英語でこの社名をいうときは「アイキーア」になります。
ポイントは2つ。
①もうおなじみ「母音⇒子音1つ⇒母音」で最初の「I」が「アイ」になる。
②「母音⇒母音」(間に子音なし)も同じで「EA」の「E」が「イー」になる。
いかがでしょうか?^^
繰り返しになりますが、これらの読み方は「英語だから」であって、西洋でも他の言語ならよりローマ字読みに近いものになります。
ちなみに、「母音のアルファベット読み発音」については、最後にご紹介する『英語はつおん練習帳』の54ページで詳しく説明してますよ。^^