「充実した教育と人の温かさに感動」注目のニュージーランド留学の魅力を語る
スチューデント・アンバサダー
が視察した留学生活の感想は?
ニュージーランド航空よりご協力をいただいた、ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド×Cheer up! Englishによる特別企画。大学生のスチューデント・アンバサダーがみなさんを代表して、ニュージーランド留学の最新情報とその魅力を取材しました。
充実の留学視察旅を終えて帰国したおふたりに早速インタビュー。旅の思い出やニュージーランドで学んだことを教えてもらいましょう。
ふたりが紹介してくれた学校は、10月8日(日)六本木アカデミーヒルズで開催されるニュージーランド留学フェアに参加するので、各学校の担当者と直接交流できる機会もお見逃しなく!
8月に視察旅行に訪れたスチューデント・アンバサダーのふたり
左/鐘ヶ江愛さん 武蔵野美術大学4年生、右/東美結さん 中央大学4年生
スチューデント・アンバサダー決定!ニュージーランド留学についてはこちら!
ニュージーランドで出会う温かい人々、美しい自然に癒される
――美結さん、愛さん、おかえりなさい! ニュージーランド留学の感想をお聞きしたいのですが、さまざま留学体験をした中で特に印象的だった学校はどこですか?
美結さん:私は最初に行った私立専門学校のニュージーランドスクール・オブ・ツーリズム(NZST:New Zealand School of Tourism)が印象に残っています。他にも航空系の学校は部屋に機内のシートを並べた模擬授業が多い中、NZSTは実際に使わなくなった飛行機の機体を使って実習が受けられるんです。
「アテンションプリーズ」ってキャビンアテンダントの練習をしている子もいたし、私は脱出用シューターを特別に体験させてもらいました! 「私はNZSTの生徒なんだ」って誇りを持って通っている生徒の姿も印象的でしたね。
NZSTに内蔵されている実際に使用されていた機体
練習に使用している機内も見学させていただきました
どの生徒も夢に向かって意欲的に学ぶ姿が印象的でした
愛さん:私はオークランド工科大学(AUT:Auckland University of Technology)がとても印象に残っています。実際の授業を見せてもらったのですが、先生と生徒の距離が近いなと感じました。少人数で丸いテーブルを囲んで授業を受けるスタイルが新鮮でした。
また、留学生が多いので英語を母語としない生徒へのサポートも充実してるんです。同じコースを取った先輩を紹介してくれたり、英語の添削もしてくれたり……しかもすべて無料。学校の生徒に対する手厚いサポートに感動しました。
クラスメイト同士、教師のお互いの距離が近く、話し合って意見を深める時間も多いです
AUT校内の様子
――留学中のふたりのレポートからも、留学中の充実ぶりが伝わってきました。実際にニュージーランドの方々と話してみて、どんな印象を持ちましたか?
美結さん:ニュージーランドの人は初対面でもすごくフレンドリー!お店でオーダーの仕方がうまく伝えられないとき、店員さんが『私たちも理解できなくて申し訳ない、もう1回言ってくれる?』って何度も聞いてくれて。英語を母語としない人に対してもウェルカムな雰囲気と温かさがあるなと思いました。
それから、街に清潔感があるところも良かったです。ニュージーランドの街並みは私が過去に留学したロンドンに似ていて、素敵できれいでした。
愛さん:ふたりで船に乗って行ったデボンポート、すごくきれいだったね! 自然もたくさんあって、都会から少し離れるだけで豊かな自然を楽しめるところもニュージーランドの魅力だと思いました。「日本では体験できないようなアクティビティを楽しみたい!」と考える留学生はたくさんいるはずなので、その点でもニュージーランドは理想的な留学先だと思います。
週末は港の近くでマーケットが開催されていました
オークランド・クイーンストリート付近の様子
デボンポートのMt.ヴィクトリアからの景色
豊富な就業体験で卒業後も生かせるスキルが身につく
――ニュージーランドの自然環境は大きな魅力ですね。教育制度については、日本とどのような違いを感じましたか?
美結さん:国内に大学が8つしかなく、それぞれ得意分野が分かれているので、大学の偏差値よりも”何を学びたいか”で選べる環境が日本と異なる点だと思います。
また、どの年齢になっても学びたいと思ったときに学べて、それを受け入れる環境が整っているところも素晴らしいと思いました。例えば、マヌカウ工科大学(MIT:Manukau Institute of Technology)では、学内にある託児所にお子さんを預けながら学んでいる大人の学生の方も多くいらっしゃいました。
愛さん:私は、実践的な就業体験が学校の中でできることに驚きました。今回取材した学校の多くは仕事場と同じ環境を学内に設備していました。
例えば、バリスタの仕事を学ぶためにカフェや焙煎機があったり、校内にレストランやバーもあったり、実際に学生がシェフやバーテンダーの仕事をしながら実践的に学ぶことができます。学校で経験したことを仕事でそのまま生かせることは、他の学生と就職活動で戦うときの大きな強みになるはずです。
美結さん:ニュージーランドの学校には、自分の将来像をしっかり持っている学生が多いと感じました。将来に向けて専門知識を身に着けるために、先生たちがたくさん話を聞いてくれて、就職の支援をしてくれる。ひとりで勉強するっていうより、誰かに支えてもらいながら学べるところがニュージーランドの温かさだなと思いました。
愛さん:本当にニュージーランドの人って温かい! こちらが質問する前に「どうしたの?」とか「写真撮りたいの? 撮ろうか?」って聞いてくれる(笑)。その温かくフレンドリーな国民性は、初めての留学で不安がいっぱいの学生にとっても特に嬉しいものですよね!
MITの授業風景
MITのバリスタコースの本格的な器材
オークランド工科大学付属語学学校の授業風景
授業見学時も温かく受け入れて下さったオークランド工科大学の学生達
多様な食文化も魅力! 農業大国ニュージーランドのグルメ事情
――カフェやレストランの話題が出ましたが、ニュージーランドの食事はいかがでしたか?
美結さん・愛さん:おいしかったです!!
美結さん:本当においしかったね~。ニュージーランドはグルテンフリーがすごく進んでいると感じました。ほとんどのレストランでベジタリアンやビーガンのためのメニューが用意されていて、種類も豊富、味もおいしい! 私が現地で食べたべジバーガーも、パティも豆に野菜を混ぜてちゃんと挽肉っぽい食感にしてあってとても美味しかったです。
愛さん:多文化国家だからこそ、様々な文化圏の人に対応した食文化が浸透してるんだろうなと思いました。ニュージーランドらしいものでいうとワインやラムもおいしかったです。いろんな国のレストランもあって、各国の味を楽しめるところもニュージーランド留学の魅力だと思います。
美結さん:私、実はラム苦手だったんですけど、全然臭みがなくておいしかったですね。
愛さん:いろんなカフェも行ったよね。コーヒーがとてもおいしかったです。
美結さん:私はブラック派で愛さんはラテ派だから、いろんなお店を楽しめてよかったね。日本と比べて、とにかくカフェの数が多かったです。しかもチェーン店よりも個人店が多いのも新鮮でした。ホテルの食事もおいしくて、食べすぎちゃいました(笑)。
愛さん:農業大国のニュージーランドは食材が新鮮。チーズも安くておいしかったです。
オークランド空港内のレストランにて
とっても美味しかったホテルの食事
語学以外のことも学べるニュージーランドなら将来の夢に一歩近づく
――充実した食生活だったようで、何よりです(笑)。おふたりは今回の経験を将来の夢にどう生かせそうですか?
美結さん:ニュージーランドでお会いした先生は「人と違うことで自分に自信があることをやりなさい」って言ってくださる方が多かったので、「自分のやることを認めてくれる人がいるから、自分がやりたいことをやろう」と思いましたし、そのために周りの人の夢を応援しようという気持ちになりました。視野が広がりましたね。
愛さん:私も視野が広くなったなと思います。人の数だけいろんな考えがあるけれど、それを「こうあるべきだ」と決めつけるのではなく、認めてくれるんです。単に語学だけではなく、他文化を認め合うことの大切さを学べたことは、今後どんな仕事・どんな場面でも生かせると思います。
――おふたりとも、ニュージーランドで素晴らしい経験ができたんですね。最後に、日本の学生さんに向けてニュージーランド留学の魅力を改めて教えてください。
美結さん:ニュージーランドはお互いがお互いを尊重し合っていると感じることが多かったので、ぜひその空気を実際に体感してほしいです。私の周りにも、まだ何をやりたいかわからない、という学生はたくさんいます。でも、ニュージーランド留学なら「自分のやりたいことを見つける楽しさ」を知ることができると思います。
また、学費がリーズナブルで治安がいい点でも留学しやすい国だと思います。まだ自分の将来がぼんやりしている…という方も、まずは自分がやりたいことを見つけに行くため、将来のことを考えるために是非ニュージーランドへ飛び込んで見てください!
愛さん:語学プラス何かを学びたい人にニュージーランドはぴったりだと思います。英語を学ぶだけなら他の国でもできますが、英語を学びながら専門分野も学べるのはニュージーランドだからこそ。また、他の英語圏の国の大学と比べて、入学もしやすいと思います。センター試験のような特別な入学試験もなく、高校時代の成績書とIELTSの点数の提出で出願できる学校がほとんどです。英語に自信がない人も、大学付属の語学学校で1年間英語を学んだ後、大学に2年生から編入でき、他の学生と同じく3年で卒業できると聞きました。英語に自信がない人も是非ニュージーランド留学にチャレンジしてみてほしいです!
――おふたりとも、ありがとうございました!
取材・文/芳賀直美