GSAの親子英語教育イベント「グローバルステップ・ラボ」を体験!
GSAウィズダムアカデミーにて行われた
5月開催のイベントをレポート
Global Step Academy(グローバルステップアカデミー/GSA)が開催した親子英語教育イベント「グローバルステップ・ラボ」をレポート。オンライン英語教育とインターナショナルスクールの学びを同時に体験できたイベントの様子をお届けします。
5月12日にGSAウィズダムアカデミー駒沢桜新町校にて行われた親子英語教育イベント「グローバルステップ・ラボ」に参加してきました。
当日は、小学生1、2、3年生の子どもたちが集まり、インターナショナルスクールとオンライン英語教育を同時に体験。都内インターナショナルスクール校長でバイリンガル教育の専門家である川崎 由紀子先生、国際教育メディアThe International School Times編集長・村田学さん、そして、GSAからは代表のモントゴメリー道緒さんと生徒管理部門マネージャー・鄭 尚美さんが参加し、保護者がもつ英語教育の悩みを解消する相談会が行われました。
イベントは、レッスンを受ける子どもたちを保護者が見守りスタート。その後、子どもと保護者に分かれて、プログラムが進行しました。
子どもプログラムを拝見!
体験レッスンでは、オンラインを、ゲームベース学習・フォニックスブートキャンプ・ELA アドバンスコースを担当するジェイク先生、レッスン会場では、プログラミング・エンジニアリング・プリスクール・ELA アドバンスコースを担当するヴィンセント先生がレクチャー。
最初はウォーミングアップから。ヴィンセント先生とのあいさつに始まり、marching in place(その場で行進)が行われました。先生の「stand up(立って)」「attention(気をつけ)」「salute(敬礼)」という掛け声と軽快な歌に合わせて、その場で行進。途中、「Left(左)」「Right(右)」の掛け声に「どっちむくの?」と戸惑いながらも、だんだんと緊張が解け、一体感を覚えていく子どもたち。
次に、オンラインのジェイク先生と画面越しにつながり、改めて自己紹介の時間に。 そこから、テキストを使ったレッスン。みんなでテキストと画面をみながら、ジェイク先生の「What is this(これは何?)」に「 a computer」「a table」と答えていく子どもたち。 続いて、質問者と回答者に分かれて会話形式でレッスンを進めます。
さらに、「YES」「NO」ゲームがスタート。 「Is this a pen?」という質問と共にテキストのイラストを差し示されると、一斉に動きだす子どもたち。英語に初めて触れた子のため、時折、ヴィンセント先生の日本語フォローが入りながらのレッスンが行われていました。
保護者が持つ、子どもの英語教育の悩みを解消
保護者向けプログラムでは、英語教育の体験談や子どもの将来を創る英語教育メソッドを紹介しつつ、保護者が持つ英語教育の悩みを解消する相談会が行われました。
今回、オンライン英会話を検討している方をはじめ、オンラインレッスンを始めたばかりで実際にインターナショナルスクールの学びも体験させたいと参加された方、将来的に子どもを留学させるために必要な英語教育を知りたい方など、英語教育に関心が高い保護者の方々が集いました。
「今は種蒔きの時期」ととらえること
保護者から一番多く聞かれる悩み「子どもの英語教育ってどうすれば?」という質問には、まず川崎先生から「子どもの英語教育における最大のギフトは、英語学習のチャンスを与えること」というお話が。アメリカでの子育てを経験された川崎先生には、自分のお子さんをバイリンガルにしたいという方の相談が多いそう。
川崎先生「第二言語を学ぶことは難しいものですが、その中でも日本語と英語を双方で学ぶことが特に難しいとされています。自身の体験の中では、英語環境の中で子どもに日本語を学ばせるために、日頃、『正しい日本語を自分が話す』『自分から日本語に触れる機会を与える』『日本人の友達を作る』『文部科学省認定の現地日本人学校に通わせる』といったことを行っていました。日本の中で英語を学ぶことも同じこと。できるだけ英語に触れる機会を増やすこと。親とだけでなく、他の大人、同世代の子どもたちと英語でコミュニケーションをとるチャンスがあることが大切です。幼少期はとにかく触れること・聞くことが言語習得につながります。
そして、今は種蒔きの時期と思って、子どもが興味を持たなくても機会を作ることは大切です。今、芽が出なくても、語学習得はいつかどこかで芽生えるものです。それが、小学校高学年かもしれない、高校生になってからかもしれない。しかし、英語学習のチャンスを与えていれば、それは、土の中で少しずつ育っていくものなのです。
ただ、子どもがやりたいことがあるときは、それを優先してあげることも大切です。英語をやらなきゃ!ではなく、テレビや動画などで英語を聞かせるだけでも良いです。親が肩の力を抜いて、英語に触れる機会を与え続けることで、子どもの未来の選択肢が広がります」。
村田さん「現在、教育改革が行われており、2019年度中学受験において、125校で英語が必須となります。今まで、ペーパーテストだけだったものから、『読む、書く、聞く、話す』の4技能が必要となります。情報をインプットしてアウトプットすることのみから、映像を見て考えるといったように、自分で考え、それをアウトプットすることも求められていきます。そのために、下手でもとにかく話すこと。『英語貯金・コミュニケーション貯金』と言っているのですが、外国人と子どもの時から触れ合うことで英語の力が備わっていきます。『通じた!出来た!』の積み重ねにより、英語でのコミュニケーション能力が蓄えられていきます。受験英語は後からでも身につけられるので、幼少期はまず、英語でのコミュニケーション時間を作っていくことが大切ですね」。
英語学習に必要と言われる時間は約2000時間
英語でのコミュニケーション時間の重要性が前出しましたが、それでは、どのように英語に触れさせればいいのか、お話いただきました。
モントゴメリーさん「一般的に英語学習に必要と言われる時間は約2000時間です。1日1時間の学習で5~6年ほどかかります。
保護者からの声の中で、3歳から学んでいるのに英語ができないという悩みが聞かれますが、それはコミュニケーション力が開花していないことが原因です。日本語で表現できていることを英語でできることをバイリンガルと定義しますが、そこを目指すには、まず間違えることを恐れずに表現することにチャレンジさせていきましょう。コミュニケーションにおいて、英語でも日本語でも間違いはあること。コミュニケーション貯金=英語に触れる場をたくさん作っていくことが大切です。そして、スクールやオンラインでもそれぞれの良さがあり、先生の引き出す力に頼ることも手です。発言する練習をしつつ、お子さんの性格を引き出してくれる先生との出会いが重要ですね。
そして、言語を学ぶ上で、毎日の中で小さなきっかけを作ってあげることが大切になります。生徒さんでも見られる傾向として、保護者がYouTubeを見せるにしても英語しか見せないなど、毎日の中で英語に触れています。その中でその子がハマるもの、例えば、電車が好きであれば、きかんしゃトーマスを英語で見せたり。英語学習のきっかけは小学校高学年から中学生からでもつかめます。しかし、幼児や小学生低学年は、保護者が責任を持ってその世界観を与えてあげないと、お子さんが自分から興味を持ってくれるものではありません。
僕の場合は、父が英語しか話せませんでした。しかし、日本で暮らしていたので、インターナショナルスクールに行くまでは、一切、英語を話そうとしなかったらしいです。インターに通うきっかけがあったから、父と英語で話そうと一生懸命行動できるようになり英語を身につけていきました。
一般的に、毎日、親と一緒に英語を話すというのは日本では難しいかもしれませんが、オンライン英会話を週2回するとしたら、それ以外の日は、違うもので英語に触れさせてあげる。その子の興味をできるだけ英語に縛って、触れる機会を増やしやらせてみるとか。毎日30分でもいいので、継続的に一日の生活の中に取り入れないと身につきません。長時間を週1回定期的に行うより、短い時間でも頻回がベストです。
小学校低学年の場合、サマーキャンプやこういった体験イベントなどで外国人や同世代で英語を学んでいる子と触れ合うことも良いですね。高学年になれば、海外で数日過ごし英語を使う機会を多く与えることがコミュニケーション力アップに有効です」。
川崎先生「さらに加えると、1回の学習時間は同じ1時間学ぶとしても、15分を4回に分けるなど、まとめて時間を作るより、頻度を高めることが言語習得には必要です。スクールやオンライン、動画、絵本など、お子さんの興味に合わせて英語に触れさせていくことで、子どもは成長と共に興味が増していきます」。
その他、こんなお悩みも
Q. オンライン英会話を始めたばかりですが、先生が何を言っているかわからないとき、子どもが話せなくなってしまいます。オンラインで学ぶ際、親がサポートできることはありますか?
A. 鄭さん「まず、英語が初めてで、オンラインのフォーマットに慣れていないお子さんにとって未知のことだらけですね。そんな時は、親御さんがそばにいて、生徒のように一緒に参加しましょう。そうすることで、安心して、レッスンに向かうことができます。そして、お子さんと先生との信頼関係ができてきたら、徐々にお子さんだけで受けさせていくと自然とレッスンに向かえるようになります」
Q. アメリカの学校に一人で留学させるには、どういった道筋が良いでしょうか?
A. 川崎先生「アメリカには中学からボーディングスクール(全寮制の寄宿学校)がありますが、高校から行かせるのがおすすめです。基本的に、自分のことは自分でやるということや英語はもちろん、馬がいて世話をしたり、芸術に長けていたり、学校によって個性があります。高校生の多感な時期に行くことで、興味や友だちとのきずなが深まると共に、お子さんの将来の選択肢が広がります」
うれしいイベント参加特典
実際にお子さんがレッスンを体験できて、保護者の悩みが解消できるこのイベントには、さらに、うれしい参加特典が。 参加者は自宅で学べるオンライン英語レッスン10回分無料+入学金費用無料。さらに、ELA* Standardコースで使用されているナショナルジオグラフィック英語テキストブック(お子様のレベルに合わせたテキスト)が配布されました。
*ELA(English Language Arts)について
English Language Arts (イングリッシュ・ランゲージ・アーツ)とは、日本の義務教育でいう「国語」科目。生徒が英語で施行作業を行うことができるように、言語技術の基礎である4つの要素「読み、書き、聞く、話す」を中心に、“英会話”ではなく“英語をツールとして活用する”スキルを身につけるプログラムです。
今回、開催されたのは
ウィズダムアカデミー駒沢桜新町校
東京都世田谷区駒沢2-18-9 コン・フレスト
アクセス:駒沢大学駅(東急田園都市線)より徒歩7分
https://wisdom-academy.com/komazawa/top/
他校での開催の様子はこちら
ウィズダムアカデミー三鷹吉祥寺校
東京都三鷹市下連雀3-37-2 フィル・パーク三鷹駅前
アクセス:三鷹駅(JR)より徒歩3分
https://wisdom-academy.com/mitaka/top/
次回、開催予定はこちら!
6月9日(日) ウィズダムアカデミー目白校
時間:午前10:00~午前11:30(受付開始 午前9:45)
会場:東京都豊島区目白2-20-5
アクセス:目白駅(JR)より徒歩6分
(https://wisdom-academy.com/mejiro/top/)
6月23日(日) ウィズダムアカデミー恵比寿校
時間:午前10:00~午前11:30(受付開始 午前9:45)
会場:東京都渋谷区恵比寿南1-14-10 福隆ビル2階
アクセス:恵比寿駅西口より徒歩3分
(https://wisdom-academy.com/ebisu/top/)
6月30日(日) ウィズダムアカデミー二子玉川校
時間:午前10:00~午前11:30(受付開始 午前9:45)
会場:東京都世田谷区玉川4-11-2
アクセス:二子玉川駅より徒歩10分
(https://wisdom-academy.com/nikotama/top/)
【参加お申込み】
おかげ様で、今回のイベントは定員に達しました。ご応募ありがとうございました。
次回のイベントをお楽しみに!
取材後記
お子さんの英語への楽しみと保護者の悩み解消がギュッと詰まった1時間半。 子どもに英語を習わせたいけど、どのような学び方が子どもにあっているのかなど、子どもの英語教育に悩みがある保護者の方はもちろん、英語を使って楽しみたい!世界を広げたいお子さんにぴったりのイベントです。
保護者からの悩みの中でも、オンライン英会話で親がどのようにフォローしてあげれば良いかという質問が出ていましたが、今回は、ヴィンセント先生が子どもたちをフォローしながら、ジェイク先生がオンラインレッスンを行うWレクチャー。まだオンラインでの会話になれない子たちは、ヴィンセント先生の役割を親が果たすとスムーズにレッスンが進むという場面を実際に見ることができたり。GSAだからできるインターナショナルスクールとオンラインのいいとこどりのイベントでした。
スクールへぜひ足を運んで、英語を楽しみ、英語教育の悩みを解消させ、素敵な週末をお過ごしください。
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