IELTS スピーキングの注意点5 – Part3
TOEFLとIELTSの違いを知って、試験に役立てよう!
IELTSのスピーキングは3つのpartに分かれていますが、前にも書いたように、それぞれのpartの間にはっきりとした区切れがあるわけではありません。最初のpartから最後のpartまで、滑らかに続いていきます。今回は、part3の注意点について書きます。
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IELTS Speaking Part3は試験官の質問に答える
Part2は、ひとつのテーマについてひとりで1~2分話し続けるスピーチの形を取っていますが、Part3は試験官の質問に答えなければいけません。
当たり前のことですが、必ず質問をよく理解した上で話すようにしましょう。もし聞き取れなかったら、Could you repeat that again? (もう一度言っていただけますか?)などと丁寧に聞き返してください。
質問の意味がよくわからなかった場合は、Could you rephrase the question? (別の言い方で言っていただけますか?)と聞きましょう。
1回聞き返しても減点には繋がりませんが、とんちんかんな答えをしてしまったら大幅に減点されてしまうのは確実です。
IELTS Speaking Part3の質問はPart2と関連している
Part3の質問内容は、Part2のテーマと関連しています。
たとえば、Part2で
Describe a useful website.
意味:便利なウェブサイトについて説明してください。
というテーマが出たとしたら、Part3では
How has the Internet changed the way we live?
意味:インターネットはどのように私たちの生活の仕方を変えましたか。
と質問されるかもしれません。
Part3は一般的なことに関する意見を述べる
Part1では受験者自身の身近なことを質問され、Part2では個人的な体験などを聞かれますが、Part3では一般的なことに関する意見を求められます。
上の例で言えば、Part2では自分が普段使っているウェブサイトについて、どんなところが便利なのか説明できれば大丈夫です。
Part3の質問では、the way we liveとweが入っていることからも分かるように、一般的なことを聞かれています。個人的な好き嫌いや体験を聞かれているわけではありません。不特定多数の人にとってインターネットでどう生活が変わったかということです。それに関してすぐに自分の意見を述べなければなりません。
次回は、Part3で高得点を稼ぐにはどうしたらいいのか解説します。
ライタープロフィール●外国語人 | |
英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点 |