IELTS ライティングの注意点
TOEFLとIELTSの違いを知って、試験に役立てよう!
今回から、IELSアカデミックのライティングについて解説します。今回は、ライティング試験の構成や時間、配点、内容など基本的な情報を押さえます。
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IELTSアカデミック - ライティングの時間と問題数、字数、そして配点
ライティングの時間は60分で、Task 1とTask 2に分かれています。
ふたつのタスクの間に休憩や合図があるわけではなく、時間配分は自分で管理します。
次の点を考慮しておくといいでしょう。
配点はTask2がTask1の2倍
語数はTask1が150以上、Task2が250以上
このことから、一般的にTask1に20分、Task2に40分を目安とすることが推奨されています。
IELTSアカデミック - ライティングの問題内容
IELTSアカデミックでは、Task1に図やグラフが登場します。図やグラフを言語化してまとめた上で、何らかの結論を引き出すことが求められます。
Task2は、あるテーマに関して自分の意見を書く問題です。
最近の出題としては、環境問題、SNS、バーチャルリアリティー、途上国の貧困問題、有名人のプライバシーなどがあります。
どれも最近よく話題になることばかりですね。
IELTSアカデミック – ライティング対策
IELTSアカデミックの全体的な対策として、まずは英文を読んでネイティブが使う表現をたくさん蓄えることが挙げられます。
書くための英語ですから、メディアの記事などがそのまま良いお手本になるでしょう。その際、いつも同じものばかりを読むのではなく、さまざまな新聞や雑誌、信頼できるブログなどに目を通しましょう。 テーマも何が出るかわかりませんから、自分の専門に関係あることや興味のあることばかりではなく、万遍なく読んでおくのがお勧めです。
スピーキングとライティングの共通点と相違点
スピーキングもライティングも自分で英文を作るという意味では共通しています。内容と構成を自分で考えなければなりません。
普段から現代社会の問題についてアンテナを張り、考える習慣をつけることで、スピーキングとライティング両方の対策を行うことができます。
使う文法や語彙にしても、自分で選び取る必要があります。単語は意味を覚えるだけではなく、どのように使うのかという用法や用例もチェックするよう心がけましょう。
どちらも正解を見て答え合わせをすることができません。できれば先生などにチェックしてもらえるといいですね。
ライタープロフィール●外国語人 | |
英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点 |