外資系企業の面接では、自分ができること、やってきたことをアピールすることが重要だと言われています。しかし謙虚が美徳である日本人にとってはなかなか難しく、逆についアピールしすぎてしまうというケースも多いのだとか。「相手が何を求めているか」を知り、相手が知りたいことを中心に伝える事が肝心です。面接で困ることがあった、という方のケースを聞いてみると、英語力の問題ではなく、「自分自身のことが説明できない」「その仕事について良く分かっていない」ことが原因で回答につまってしまうということのようです。自信を持って、的外れではない回答をするためにも、「このポジションには自分しかいない！」と思えるぐらいにまで企業／自己分析をしておきましょう。暗記をしたとたん嘘っぽく聞こえてしまうので、暗記は禁物です。今回は英語面接の準備方法についてビズメイツ最高品質責任者伊藤氏に伺いました。

まずは動画を観てみましょう！

ビズメイツ最高品質責任者伊藤氏が面接前に準備をしていくべきことを動画で分かりやすくレクチャーしています。「オンライン英会話 Bizmates YouTube 動画シリーズ」にはビジネスの場面で役立つ英語の動画コンテンツが充実しています。ぜひ覗いてみてください。

「面接の事前準備のコツ」

では、面接までの事前準備のコツを3つ見ていきましょう。

会社と募集があったポジションについて良く研究し、分析する

いわゆる「企業分析」です。外資系企業の面接において不合格となる理由の第一位は、「業界や会社、職種についての理解に欠けている」ということ。準備がなければきちんと理解できていないまま面接に臨むことになり、付け焼刃な回答は確実に相手に伝わってしまいます。その会社に入社したいと真剣に思っているのであれば、自然に知りたいことがわいてくるはず。

分析が済んだら、最後にそれらを5分〜10分のプレゼンテーションにし、業界分析／現状／将来の展望などについてまとめてみましょう。紙にまとめるだけではなく、声に出して練習する事が重要です。頭の中に入った知識を自分のものとして落とし込むために、この練習はとても役立ちますし、やるとやらないでは面接で大きな差を生みます。

自分について分析し、理解を深める

企業が何を求めているかが分かったら、今度は自分自身を分析してみましょう。自分がその会社やポジションに合っているかどうかを客観的に確認する事ができます。この時もやはり、「相手が自分について何を知りたいだろう？」と、相手のニーズを中心に深堀りしていくことが肝要です。

自己分析についても、やはり企業分析と同様、5分〜10分のプレゼンテーションにまとめるようにしておくと、頭の整理ができて良いでしょう。

他の人より一歩先をいく！

あなたがそのポジションにぴったりである事を示す他にも、他の応募者がしないようなことをすることで面接官を感心させ、プラスアルファの評価につなげましょう。

「外国人のように自信満々に振る舞おう！」と、変に強気の発言をしたりポジティブすぎる人がいるのですが、それは不自然。取り繕うより大切な事は、やはり相手のニーズを知り、それに対して相手が求めていることを端的に回答することです。オーバーリアクションはかえって滑稽に映りますのでご注意を！

外資系企業の就職面接を控えている皆さんに朗報です。ビジネスに特化したオンライン英会話「ビズメイツ」では、ビジネス経験豊富な外国人トレーナーが、英語での面接の練習をサポートしてくれるカスタマイズプログラムAssist Lessonがあります。面接本番前にしっかり準備をしていけば安心ですよね！！

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それでは次のページで、実際に何をどう準備すべきかを見てみましょう。

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面接準備のポイント

間違えたら恥ずかしいビジネス英語　外資系企業に転職活動編

その1 英語のカバーレター＆Eメールの書き方	その2 履歴書・職務経歴書の書き方	その４ 英語面接の質問例と対策