八田流英会話道場:第四回
レストランで華麗に注文し会話を楽しむ

空手の型のように英会話をマスターしよう!

 

①同年輩の友と行く気取らない店

 

♦:Well, what would you like to drink, before lunch, Tak?

  タック、昼食の前にまず何を飲む?(would you like to~do you want to~と同じ意味。希望を聞く表現で、丁寧な言い方。普段はこれを使っていれば間違いないくらい良く使う表現)

 

:What choices do we have?

  何があるのかな?

 

:Oh, they have all kinds, soft drinks like a coke, iced tea or hot tea, and coffee.
Of course, beer, wine and hard liquor would be good, too.

  大体揃っているよ、ソフトドリンクだと、コーラ、アイスティー,
ホットティーやコーヒー。勿論、ビール、ワインやハードリッカ―(ウィスキー、ジンやウォッカなど)も おいてあるよ。(ソフトドリンクはノンアルコールドリンクの総称)

 

♠:Gee, what are you going to have?

  (ちょっと考えている仕草の後) 君は何にする?(相手にある程度合わせようとするマナーも大切)

 

♦:I think I am going to have just a beer.

  僕はビールにでもしようかな。(ここで、I thinkと入れる事は、ソフトタッチに‘僕はビールにするけど、何でもどうぞ’というマナーに近い喋り方)

 

♠:I think I will have the same.

  じゃあ、僕も同じものにする。(willgoing toと同じ「~するつもり」と訳されるが、willは決定した場合など、強い決意が含まれる)

 

Server: Would you like to have a drink?

  お飲物はいかがですか?

 

♦:What kind of beer do you have?

  どんな種類のビールをおいていますか?

 

Server: We have Budweiser and Coors on tap, and Heineken and Asahi in bottle.

  バドワイザーとクアーズの生、そしてハイ二ケンとアサヒがボトルです。(on tapは、たるなどから供給されるものに使う表現で、beer on tapは、いわゆる生ビールのこと)

 

♦:Two glasses of Coors on tap, please.

  クアーズの生を2つ下さい。(注文のときはpleaseをつけると丁寧)

 

♦:Tak, how do you like this beer?

  どうだい、このビールは?

 

♠:Oh, I like it. It has a light taste.

  おいしいね、ライトな味で。(ビールなどに表記されているlitelightの簡易表現)

 

♦:The Coors is a West Coast beer.

  クアーズは西海岸のビールなんだよ。

 

♠:This is a busy place.

  ここ(この店)は結構流行っているね。

 

♦:Yes, this restaurant chain is pretty popular among the younger generation like us.

  このチェーン店は僕ら若い年齢層に人気なんだ。

 

♠:Why is that?

  どうしてだい?

 

♦:Well, it serves decent meat and seafood dishes at a reasonable price.

  そうだね、安くて、そこそこの味の肉や魚の料理を出すからじゃないかな。(decentgoodより控えめな「どちらかというといい」くらいの表現)

 

♠:We see the same thing in Japan.

  日本でも同じような感じだね。

 

♠:The price and volume are important, and the taste as well.

  価格と量、味も大切だよね。

 

♠:When I was going to college, I had a summer job at a fast food restaurant.

  大学時代に夏のアルバイトでファストフードの店で仕事したよ。(アルバイトはドイツ語なので英語圏では通じない。part-time jobなどを使う)

 

♦:Oh, you had a Mcjob.

  マックジョブの仕事をしていたんだね。

 

♠:What do you mean by Mcjob?

  マックジョブってどう言う意味?

 

♦:Many college kids work at a fast food restaurant like McDonald's and KFC.

  アメリカの学生も結構マクドナルドやケンタッキーで仕事しているんだ。(McDonaldは発音が意外に難しい。最初の音“マ”を明確に言ってDにアクセントがくる)

 

♦:And those jobs are called Mcjobs.

  そういう仕事の事を総じてマックジョブって言うんだ。

 

♦:OK, let us get some food.

  さあ、何か食べようか。

 

♠:Great, what are you going to have, Paul?

  そうだね。ポール、何にする?

 

♦:I think I am going to have a roast beef sandwich with some French fries.

  そうだね、僕はローストビーフサンドイッチとフライドポテトを食べようかな。(こういう場合に、’‘I think’を入れると、少し控えめな会話となる)

 

♦:What about you, Tak?

  タックは何にする?

 

♠:I don’t know yet, but I think I am going to have some seafood.

  まだ決めてないけど、シーフードかな。

 

♦:OK, let us get a server so that we can ask some questions.

  じゃあ、給仕係を呼んで、説明して貰おうか。(店員にメニューのことを聞くのは普通のこと。目当ての看板料理などがあれば別だが、海外で食事を楽しむなら、まず店員にオススメを聞いてみよう)

 

Server: May I help you? 

  いかがしましょうか?

 

♦:Yes, we are ready to order our lunch.

  はい、昼食を注文しようかなと思っています。(“ready to order”は覚えておくと便利な表現)

 

Server: OK, let me start with you.

  はい、では貴方からお先に。

 

♠: I haven’t decided yet but I know I am going to have some seafood.

  まだ決めてはいないけど、シーフードにしようかなと思って。(ぼんやりとした希望を言っても、いろいろオススメをしてくれる)

 

Server: Sure, we have a nice sea bass today. We can have it grilled or sauteed.

  スズキのおいしいのが入っていますよ。グリルで焼いたものか、ソテーしてお出しできます。(sauteはフランス語なので、英語読みをしないこと。「ソティ」というように最後に小さい「ィ」が入る。海外では調理法や味付けを選ばせてくれることが多い)

 

♠:OK, I will have my sea bass sauteed.

  じゃあ、スズキをソテーでお願いします。

 

Server: It should be pretty good. Would you like some potato with it?

  結構おいしいですよ。ポテトか何か付けますか?

 

♠:Yes, I would like a baked potato.

  はい、ベークトポテトでお願いします。

 

Server: What would you like on your potato, butter or sour cream?

  ポテトには、バターかサワークリームをのせますか?

 

♠:I will take some butter for my potato.

  バターでお願いします。

 

Server: OK, would you like soup or salad?

  はい、スープかサラダはいかがですか?

 

♠: What kind of soup do you have today?

  今日のスープは何ですか?

 

Server: We have clam chowder and vegetable soup.

  クラム(蛤)チャウダーか野菜のスープがあります。

 

♠: I would like your clam chowder, today.

  今日はクラムチャウダーにします。(お店の看板メニューなどオリジナルメニューにはyour~という言い方をする)

 

Server: Would you like it in a bowl or just a cup?

  ボールかカップの、どちらにしますか?

 

♠:I will just take a cup of clam chowder.

  クラムチャウダーをカップでお願いします。

 

Server: Fine. What are you going to have today?

  お客さんは、何にされますか?

 

♠: I will have a roast beef sandwich with some French fries. Also, I would like a small salad with it. And, we’ll take two more beers.

  私はローストビーフサンドイッチとフライドポテト、それから小さいサラダを頂きます。それから、ビールをあと2つ下さい。(フレンチフライはアメリカでのフライドポテトの呼び方だが、今では世界中でだいたい通じる。)

 

 

【英語こぼれ話】お会計は割り勘で?

欧米人の場合は、若者同士だと自分自身で食べたぶんを支払うのが一般的。割り勘にしたい場合は“Going Dutch (Dutch account)” や“split the bill”などの表現を使う。Dutchとはオランダ人のことで、オランダ人は倹約家(けち)というイメージがあることからこの表現が生まれた。実際にオランダ人にこの表現を使っても、彼らはあまり気にしないようだが、T.P.Oはわきまえたい。

 

 

①同年輩の友と行く気取らない店

②目上または上司と行く少し高級なレストラン

③10歳から13歳位の若者と行くダイナー(簡易食堂)

 


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