八田流英会話道場:第九回
イザという時の愛情表現のパターン
空手の型のように英会話をマスターしよう!
アメリカ人は、50、60歳になっても奥さんとの電話の終わりに、“I love you” と言う人が多い。単なる挨拶といってしまえば、それまでだが、彼等の文化には愛情表現があふれているのではないだろうか。
実際、ビジネスの中でも、親しい間柄であれば、会った時と別れる時には頬にキス、またはハグなどは何ら珍しい事ではない(ただし、女性同志や男女間の挨拶であり、男同志は未だ握手の方が多い)。
また、ビジネスの打ち合わせの際に、ジョークがウケたら“I love it!”と言う表現を使う。ただ単に‘そのジョークは面白い、気に入った!’と言うニュアンスだが、そういったときにもloveの表現が好んで使われる。
そこで今回は愛情表現をテーマに、①20代中ごろの男女の愛情表現(ハッピーエンド)、②20代中ごろの男女の愛情表現(バッドエンド)、③親子間での愛情表現、という3つのパターンを想定した。もともと日本人が苦手とする表現だけに大変かもしれないが、これも型のひとつと割り切って実践して欲しい。