Cheer up! English 読者必見
映画『マダム・イン・ニューヨーク』

英語が苦手なインド人主婦がNYで大奮闘
語学学校でロマンスの予感!?

2014年6月28日より、シネスイッチ銀座ほか全国で公開されている『マダム・イン・ニューヨーク』。英語が話せないインドの保守的な主婦が、一人でニューヨークに旅立ち、英語が話せないゆえに苦労をしつつも、語学学校に通い英語を磨いて自信を取り戻していく姿は「これから留学を考えている」「英語を学びたい」Cheer up! English読者をcheer up!(励まして) してくれるはず。今回は映画の中から、読者の皆さんにおススメしたい共感ポイントを紹介します。

 

『マダム・イン・ニューヨーク』

 

 

6月28日より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

ストーリー

シャシは、二人の子供と夫のために尽くす、ごく普通の主婦。彼女の悩みは、家族の中で自分だけ英語ができないこと。夫や子供たちにからかわれ、傷ついていた。姪の結婚式の手伝いで一人NYへ旅立ち、英語ができず打ちひしがれている彼女の目に飛び込んできたのは「4週間で英語が話せる」という語学学校の広告。仲間とともに英語を学んでいくうちに、夫に頼るだけの主婦から、ひとりの人間として自信を取り戻し始めていたのだが、学校に行っている間に幼い息子がケガをしてしまい、彼女は母親としての自覚、責任の無さに愕然とし、卒業を目前に学校へ通うことを諦めてしまう……。

 

 

Cheer up! English的 あるあるポイント3

 

①英語が話せない孤独感

あるある度 ★★★★★

マンハッタンにある、人で溢れかえったコーヒーショップ。主人公シャシは英語での注文の仕方が分からず、”How you doing”と挨拶をする定員に”I’m doing…”という意味不明な返答をしてしまい、欲しいものが注文できない。そのうち店員や列の後ろに並んでいる客をイライラさせ、しまいには店内をパニックに陥らせてしまう。

 

はじめて留学で海外を訪れた時、また海外旅行時に「お店でなにかを注文する」という場面が必ず訪れます。アメリカ、特にニューヨークでは、外国人だからといってゆっくり話してくれるというサービスは乏しく、忙しい時に注文の発音が悪くて定員が聞き取れないと”What?”(はっ?)と怪訝な顔をされてしまうことも少なくないのです。「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、回数を重ねていくうちに上達していくもの。シャシのように泣きたくなるようなこともあるかもしれませんが、諦めず前向きに何度も挑戦してみましょう。

 

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②語学学校で初めて出会うグローバルな人々へのカルチャーショック

あるある度★★★★☆

「4週間で英語が話せる」という広告をみてシャシが入学した語学学校には、世界中から英語を必要とするクラスメイト達が集まっていた。自分の家族はもちろん、NYの姉家族にも内緒で学校に通うことを決めたシャシは、仲間とともに英語を学んでいくうちに自信を取り戻し始めていた。

 

様々な国籍、背景の人が「英語を勉強をする」という目的を同じくして集まっている語学学校。こんなに多くの人種の人が同じ場所に集まるということはなかなかないのではないのでしょうか? 英語の学習だけでなく、グローバルに交流ができ、様々な意見や価値観をシェアできるのは語学学校の醍醐味。

 

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③語学学校で芽生える恋心

あるある度★★☆☆☆

カフェで助けてくれたフランス人男性のローランと奇しくも語学学校で同じクラスになったシャシ。率直に愛情を表現するローランにシャシは惹かれつつも、夫と子供のいる立場であることから戸惑い、冷たく接してしまう。

 

語学学校に恋愛はつきもの!? 語学学校内での恋愛エピソードはよく聞く話。突然人生にジェントルなヨーロッパ男性や、南米のセクシーな女性が現れたなら恋に落ちないほうが難しいかも。語学学校の中で恋愛をするのは、一緒に勉強ができたり、意思疎通をはかるために単語やフレーズを覚える機会になるので、個人的にはおススメ。しかし、同じ国の人と恋愛をして結局母国語ばかり話している、なんていうことにはならないように、語学学校での恋愛は戦略的にいきましょう。

 

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留学を考えている人、英語を話せるようになりたい人はもちろん、人生の輝きをもう一度取り戻したい女性達におすすめしたい『マダム・イン・ニューヨーク』。ぜひ劇場でご覧ください。また、この映画を見て語学留学をしたくなったあなたは、 観光が楽しめるのは? 治安がいいのは?人気の留学国ランキング!を参考にしてみてくださいね。

 

公式サイトURL
http://madame.ayapro.ne.jp/

 

監督・脚本:ガウリ・シンデー
出演:シュリデヴィ、アディル・フセイン、アミターブ・バッチャン、メーディ・ネブー、プリヤ・アーナンド
2012年/インド/ヒンディー語・英語/スコープサイズ/134分
英題:English Vinglish
提供:ビオスコープ、アミューズソフトエンタテインメント、彩プロ
配給:彩プロ 宣伝:村井卓実、アルゴ・ピクチャーズ 後援:駐日インド大使館協力:エア インディア 字幕:石田泰子
(C)Eros International Ltd.

 

構成•文/高石真帆

 


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