八田流英会話道場:第七回
相手に忠告や注意をするパターン

空手の型のように英会話をマスターしよう!

 

②上司から部下への注意

 

♠:John, how come you are always causing trouble with your coworkers?

ジョン、君はどうしていつも同僚と問題を引き起こすんだ?

 

♦:Well, they are wasting time. They are hardly working

実は、彼らは時間の浪費ばかりで、仕事はしていないのです。(wasting time:時間の浪費)

 

♠:I decide who works and who doesn’t. You've got to get along with your team.

誰が仕事して誰がしていないかの評価は僕がやる。君は仲間とうまくやれ。(get along:仲良くする)

 

♦:They bother me because they chit-chat a lot.

彼らはペチャクチャ喋ってばかりで、私の仕事の邪魔です。(chit-chat:ぺちゃくちゃしゃべる)

 

♠:John, you are not listening to me. Let me tell you again. In my shop, teamwork is almost everything.

ジョン、君は私が話している事を全然聞いていない。もう一回言うけど、私の仕事場ではチームワークが全てだ。(shop:加工場や仕事場。Store:倉庫など※storageより。almost everything:100%は言い過ぎなので慣習的にalmostをつけているが、99%くらいの意味)

 

♦:Even if they don’t do their job? 

彼らが仕事をしていなくてもですか?

 

♠:Right, even if they don’t do their job. Tell you what. You just keep your mouth shut from now on and just do your work. You hear me? 

その通り、仕事をしていなくてもだ。はっきり言うけど、文句を言わずに自分の仕事に専念しろ。ちゃんと聞いているか?(even~:相手の言ったフレーズを繰り返すことで強調する手法。Tell you what:よく聞け! keep your mouth shut:くだらないこと言うな!)

 

♦:Yes, I can hear you. 

はい、聞いています。(Hear me?に対してcanをつけることで少し強くしている)

 

♠:Good. Otherwise, you are not going to be here much longer. Understand?

それで良い。さもなければ、君はここにあまり長くはないだろう。解るか?(not going to be here:首にするぞ!の暗喩)

 

♦:Yes, I do understand. 

はい、良く分かりました。(動詞の前にdoをつけると強調になる)

 

♠:OK, let’s get back to work. 

オーケー、では仕事に戻ってくれ。

 

【英語こぼれ話】

謝るよりもお礼で 責任が発生する事例では絶対に謝らない国民性をもつ国でも、例えば軽くぶつかってしまった、道をふさいでしまったなど、ちょっとしたことでは気軽に「I’m sorry.」または「Excuse me」(失礼)と言ってもらえる。笑顔で「Never mind」(気にしないで)「That’s all right」(大丈夫です)などの対応を心がけよう。謝意を表すことも大切だが、相手の行動に対しては「Thank you」(ありがとう)を忘れないようにしたい。

 

<ほかの表現を読む>

①同年輩の社員への忠告

②上司から部下への注意

③中学2,3年生の子供を叱る


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