欧米でCCはタブー!?

英語のビジネスメールのマナー

日本人の知らない海外就職で本当に必要なスキル

海外ではメールエチケットという常識がありません。それぞれ上司や他人のメールをお手本にしながら自分のスタイルを築き上げていきます。しかしメールは相手の反応が見えづらい中、2,3回やり取りをしているうちにアナタの印象はどんどん決まっていきます! 今日はこれだけは守りたい英語のビジネルメールのマナーをご紹介します。

 

メールという手段が適切なのか?

 

本当にメールを送るべきなのか、アウトルックを立ち上げる前にちょっと考えてみてください!

テレビ電話、電話で通話、スカイプなどコミュニケーションにも色々あります。

メールはできるだけ簡潔に短めに。本当はメールをしないにこしたことはありません。やむを得ない場合なら、スクロールしなくても全部読めるぐらい、50から100文字程度にまとめましょう。まとまらない場合はメールで違う手を打つべきサインです。

”It’d be quicker if we hop on a call, I’m free on Wednesday 3pm or after 4pm if you are available?”

(電話のほうが早いのでコールにしませんか? 私は水曜日3時、または4時以降空いていますがそちらのご都合はどうですか?)

という内容のメールのほうが喜ばれますよ。

 

宛て先

 

当たり前ですが、意外にもミスが多い相手の名前の正しいスペル。送信ボタンを送る前にもう一度確認してください。「キャサリン」でもCatherine, Katherine、またはCathy Kateと名乗る人などもいます!

初めてメールを書く相手にはDear John, または Hello John, 2度目からはHello John, または John, など名前だけでも大丈夫です。

 

CCにBCC

 

日本に比べて断然低い海外のCC率。海外では基本CCを使いません。特定な指示があった場合は別ですが、受信量が多い人はCCに入っているメールは読まない人が殆どで、CCに入れたからと報告した事にはなりません。報告する場合は手間でも簡単にまとめて別でメールしましょう。

「一応報告」という目的でCCを使う日本に比べ、CCに誰がどういう目的で入っているのかが明確な海外。

”Copying in Joanna from our development team who will be in touch with you later this week”(開発部のJoannaから後程連絡させていただきますのでCCに入れます)

という簡単な一行を入れます。

たまにCCに入っている人が誰なのかという説明が無い場合、相手に不信感を与えてしまうケースもあるので、説明をつけるほうが無難です。

BCCはメールアドレス変更等、一斉送信のときのみ使用します。悪用されるケースもあるようですが、うっかり返信等取り返しのつかないミスにもなりかねないので、避けることをおススメします。ちなみに社会人10年の私は一度もBCCは使ったことがありません!

 

サインオフ

 

比較的、「どうぞ宜しくお願い致します」で締める日本語のメールに比べ、個人カラーが光る英語メールの最後の一行。

Kind regards,

Many thanks,

Regards,

Best,

Best wishes,

などなど色々ありますが、たいていRegards, Thanks, がポピュラーです。

たまにKind regardsを“KR“など略す人がいますが、これはNGです!気にしない人もいますが、嫌う人はとても嫌がるので避けるのがベストです。

Thank you,

With many thanks,

Wishing you all the best,

Thanks again,

などあまり普段見ないようなサインオフがおススメです。

 

毎回同じでは効果が半減ですが、ちょっと特別なメールのとき、お別れのとき、取引が決まったとき、普通以上の感謝の気持ちを伝えるときには、自分のハートで考えてサインオフすると必ず気持ちが伝わります。お試しあれ!

 

 

 

 

 


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