IELTS スピーキングの注意点2
TOEFLとIELTSの違いを知って、試験に役立てよう!
IELTS スピーキングに関して、前回は全体的な注意点とPart1について書きました。今回は、Part2の注意点です。Part2はIELTS スピーキングの中心となる部分ですので、しっかりと準備しておきたいものです。
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IELTS スピーキング Part1からPart2へ
Part1で身近な話題について話した後、Part2に移ります。
その際、面接官から英語で説明があります。
その内容は、おおむね次の通りです。
1 これからトピックをひとつ与えられること
2 トピックについて話す前に準備の時間が1分間与えられ、メモを取ってもかまわないこと
3 面接官から始めるよう合図があったら、1~2分間話し続けること
4 2分経ったら面接官から止めるよう合図があること
IELTS スピーキング Part2の内容
Part2はひとり1~2分間話し続けるミニスピーチの形式です。
与えられるトピックはひとつだけで、複数のトピックから選ぶことはできません。しかし、たいていの人が自分の経験や毎日の生活から内容を考えられる話題となっています。
トピックのほかに、3~4つのガイドラインが与えられます。
IELTS スピーキング Part2の例
Part2のトピックとガイドラインは、例えば次のようなものです。
Topic: Describe a book you have recently read.
You should say:
- why you read the book.
- what kind of book it is
- what it is about
- what sort of people would enjoy it
上記You should say: の下がガイドラインです。
スピーチの中にガイドラインを全部入れなければ絶対高得点が取れないということではありません。しかし、ガイドラインの項目をできるだけ多く織り込むことによって、自然と構成が整うでしょう。
IELTS スピーキングPart2で実力を発揮するには
1分間の準備時間を最大限に活用したいので、トピックが与えられたらすぐ準備に取り掛かりましょう。
ガイドラインに沿って、思いつくことをメモしていきます。メモは英語でも日本語でもいいのですが、この時に英語でメモできれば、後で話すときに即使えますね。メモはスコアに影響しないので、スペリングを間違えても気にすることはありません。自分に分かればいいのです。
話すときは、時々メモを見てもかまいません。とにかく話し続けることです。
時制などの文法的なミスはないに越したことはありませんが、ミスをしてもめげないで前へ前へと進んでください。英語で自然な会話が続けられるかを問われています。
スピーチの出来が良くても悪くても2分経ったら打ち切られます。急にストップと言われても、ショックを受けたり気にしたりすることはありません。逆に、2分以内に終わってしまっても問題ありませんが、1分以内では短すぎます。普段からいろいろなテーマについて、1分以上、とにかくしゃべり続けるという練習をしておきましょう。
次回は、Part2で高得点を取るためのポイントをまとめます。
ライタープロフィール●外国語人 | |
英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点 |