チェンマイロングステイフォーラム
その1日を密着レポート!
ロングステイフォーラムの1日を
時系列でご紹介
「ロングステイしたい都市ナンバー1 暮らしやすい街、チェンマイの魅力」で紹介した、ロングステイヤーに圧倒的な人気を誇るタイの北部チェンマイで、2016年6月16日に「第3回チェンマイロングステイフォーラム」が開催されました。それに伴い、エイチ・アイ・エスや阪急交通社などの各旅行会社で、「ロングステイ視察ツアー」が組まれ、チェンマイのロングステイに興味をもつ60名の日本人がこの「フォーラム」に参加しました。今回は、その1日の様子を詳しくレポートして行きます。
ロングステイとは…
日本に生活拠点をおきながら海外に2週間以上の長期滞在をし、その土地の文化や生活に触れることをロングステイと呼ぶ。中には、数ヵ月、年単位で滞在する人もいる。
チェンマイロングステイフォーラムとは…
タイ国政府観光庁(TAT)が一般財団法人ロングステイ財団の後援によって、チェンマイで開催するロングステイ希望者向けのセミナーやパネルディスカッションのことで、先輩ロングステイヤーの体験談や不動産、病院、語学学習などの現地のサプライヤーから直接実生活についての話を聞くことができる。
ロングステイ視察ツアーとは…
チェンマイにあるコンドミニアムやスーパー、銀行、病院など、実際チェンマイに滞在する際に利用する施設を周るツアーのこと。
ロングステイフォーラム1日のスケジュール
ロングステイ視察ツアー
7:50 カンタリーヒルズホテル&サービスアパートメントに集合
ロングステイフォーラム
18:00 チェンマイ名物料理の試食&伝統工芸品をつくるワークショップ
7:50 カンタリーヒルズホテル&サービスアパートメントに集合
ロングステイヤーの長期滞在で人気を集めるカンタリーヒルズ&サービスアパートメントに集合です。
午前の「ロングステイ視察ツアー」は、チェンマイでよく見かける乗り合いタクシー「ソンテウ」でまわります。
8:00 ツインピークスコンドミニアム
最初に訪れたのは、ナイトバザールのほど近くに位置するツインピークスコンドミニアム。まずこの物件の広さ、立地、価格帯、共用施設についてスタッフの方に説明を受けます。
そしてルームツアー。様々なタイプのお部屋を案内してもらいます。どのお部屋も広々としていてとてもきれいです。
屋上はプール&バーになっており、チェンマイの街が一望できるスペース。チェンマイでのロングステイは、このようなプールつきコンドミニアムの滞在も夢ではありません。
8:40 リンピンスーパーマーケット
次に向かったのは地元の食料品店「リンピンスーパーマーケット」。日本食材の取り扱いも豊富なスーパーで、店員さんに店内をぐるっと一周案内してもらいました。
日本産の醤油にそうめんやざるそばのつゆ。
お味噌も豊富に揃っています。
日本のカレー&シチューのルーは、現地のタイ人にも人気だそう。
お魚も種類が豊富。日本では見かけない魚種もあり、眺めているだけで飽きません。多くの日本食材が揃っているので、長期滞在をしても「日本食が恋しい」と感じることはなさそうです。
9:30 カシコン銀行ターペー通り支店
お次は、国内で1,200店舗を展開し、タイで3番目に大きな銀行である「カシコン銀行」を訪れました。タイの「ロングステイビザ」の取得には、タイの銀行に80万バーツ以上の入金が必要です。
カシコン銀行では、外国人(日本人)の口座開設方法や、インターネットバンキングの説明を受けました。その後、案内されたのはVIPルーム。空港ラウンジの利用や提携病院での無料健康診断が受けられるなどのVIP特典がつく「THE WISDOM CARD」の紹介がありました。
10:20バンコク病院
「ロングステイ視察ツアー」の最終目的地はバンコク病院です。ここでは、病院の日本人スタッフによる病院内のツアー、そして病院利用時の詳しい説明が行われました。
ホテルを思わせるような重厚感と清潔感のあるバンコク病院。初めて訪れた方は驚くかもしれません。こちらの病院には日本人スタッフが常駐しており、急病時も安心です。また健康診断は2,400バーツ(約7,200円)で受けることができます。
さて、ランチ休憩を挟んで午後からは、ロングステイフォーラムです。
14:30ロングステイフォーラム
「第3回チェンマイロングステイフォーラム」は、タイの伝統舞踊を見ながら名物のカントーク料理を楽しめるレストラン「クム・カントーク」で行われました。
チェンマイ市副市長など、来賓の歓迎の挨拶からフォーラムはスタートしました。
ここから1時間ほどセミナーが行われます。
まずはタイ・チェンマイでの生活の魅力がまとめられたDVDの上映。
(左からタイ国政府観光庁 藤村さん、先輩ロングステイヤー 立松さん、CLLクラブ 川地ご夫妻、ロングステイ財団 川嶋さん)
その後は、ロングステイ財団の川嶋さんよりチェンマイのロングステイについて基本情報の説明があり、続いてタイ国政府観光庁 藤村さんの司会進行で、先輩ロングステイヤーを囲んだパネルディスカッションが行われました。
先輩ロングステイヤー立松さんは、今年の2月からタイ北部のコンケーンにロングステイをされています。奥さんとのふたり暮らしで現地のローカルレストランでタイ料理を楽しんだり、週に2回はマッサージに通われるそうです。生活費は家賃を含めてふたりで月10万円〜15万円。食事のおいしさとタイの人々の笑顔に惹かれ、ロングステイを決められたとのこと。
CLLクラブの川内ご夫妻の奥様はタイ在住歴丸5年。1年のうち3、4月は日本、それ以外の10ヵ月をチェンマイに滞在されているそうです。ご主人はゴルフ、奥様はタイ語を習われていてチェンマイ生活をエンジョイされています。生活費は、家賃、趣味に使うものを含めて約15万円〜20万円。海外ロングステイにおいて大切なことは、突然来てロングステイをするのではなく、何度も訪れてみること、そして「日本だったら〜なのに」という異文化に対して不満を持つのではなく、滞在する国に感謝と尊重の心を持って楽しむこと、と語ります。
パネルディスカッションの後は、参加者から先輩ロングステイヤーの方々へ「滞在中の保険はどうしているか?」「車は購入した方が良いか?」などの質問が殺到しました。
16:50 タイのお菓子を楽しみながら小休憩
セミナー終了後の小休憩には、タイのお茶やお菓子を楽しむ時間が設けられました。色鮮やかで美しいタイのお菓子をつまみながらフォーラムの参加者同士で、話に花が咲きます。
17:00 情報提供ブース
セミナー後には別会場で、銀行や病院、不動産、旅行会社、スパ施設など現地のサプライヤーと直接話ができる情報提供ブースが設けられました。各々興味のあるブースで話を聞き、資料を集めます。
18:00 チェンマイ名物料理の試食&伝統工芸品をつくるワークショップ
そして夕食会前には、チェンマイ名物が振る舞われチェンマイの伝統工芸品である色鮮やかな「ボーサーン傘」に絵付けをするワークショップが行われました。ここで絵づけした傘はお土産として持ち帰ることができ、参加者の方々に人気でした。
18:30 夕食会
夕食会はチェンマイ副市長の乾杯の挨拶から始まりました。 各テーブルに運ばれたのは丸いお膳(カントーク)にのせられた青唐辛子のディップのナムプリックヌム、豚の皮をかりっと揚げたケープムー、鳥の唐揚げのガイトートなど、チェンマイの名物料理が並びます。
食事の途中でタイ北部の伝統舞踊の舞いが始まりました。タイの伝統的な民族衣装をまとった女性達の舞いは艶やかで、参加者の皆さんもすっかり魅了された様子。次々と披露される舞踏を写真におさめる姿が見られました。
ロングステイフォーラム参加者の声
ロングステイフォーラムの参加者の皆さんに、感想を聞いてみました。
今回はロングステイに興味があって参加しました。チェンマイは初めて訪れましたが、ゆったりとしていてとても環境が良いと感じました。病院施設なども設備がしっかりしていて、日本食材を販売しているスーパーもあるので安心ですね。本格的に検討しようと思います。(神奈川県 Hさん)
先輩ロングステイヤーのお話がとても役に立ちました。「まずはチェンマイを好きになることが大切。そのためにはチェンマイを何度も訪れてみること」という言葉にとても共感しました。(広島県 Hさん)
ロングステイについての疑問を全て解消してくれるツアーで、自分がチェンマイにロングステイしている様子をイメージすることができました。(神奈川県 Aさん)
Cheer up! English読者におすすめのチェンマイロングステイ
語学留学もロングステイのひとつです。チェンマイに長期滞在をして、英語を習得する語学ロングステイがCUE読者にオススメ!! 詳しくは「ネイティブに習えるのが嬉しい!! タイ・チェンマイのお得な英語留学」をチェック!
秘宝5.ランパーン
花馬車でランパーンの町を巡る
チェンマイを訪れた時にぜひ足を伸ばして欲しいのはランパーン。ランパーンはその昔、クメール、ランナー、ビルマの各王朝の支配化にあったため、それぞれの影響を受けた異国情緒あふれる町並を肌で感じることができます。小馬が引く、花が飾られた「花馬車」が名物で、旧市街をこの花馬車でまわってみても風情を楽しむことができるでしょう。また50頭以上の象を保護する「タイ象保護センター」では、象のショーを鑑賞できたり、象の上に乗って森の中をトレッキングする「象のり」の体験ができます。タイ国内で唯一象の病院が施設内にあり象マスターになりたいあなたには「象使いトレーニングコース」もあります。
この記事はCheer up! Englishとタイ国政府観光庁のスペシャルコンテンツです。
写真提供:タイ国政府観光庁
※写真はすべてイメージです