IELTSアカデミック リスニングの注意点 5 セクション2の攻略法

TOEFLとIELTSの違いを知って、試験に役立てよう!

IELTSリスニングでは、セクション1に引き続き、セクション2も日常的なシチュエーションから出題されます。しかし、会話というよりは、ひとりの人が何かを説明している場面が多いようです。

 

お得な情報

コロナの影響で中止になっていた海外留学がだいぶもとに戻ってきました
Liberty English AcademyではIELTSレベルアップを目指す方対象のコースを提供いたします!

無料カウンセリングお申込みはこちら➤

 

IELTSリスニング 先読みの時間を最大限活用する

セクション2は、図表や地図、リストなどを伴っていることが多いです。
IELTSでは、音声を聞く前に問題や資料に目を通す「先読み」の時間が与えられているので、この時間を最大限に利用しましょう。

できれば、図表に載っている単語にはすべて目を通し、文字だけではなく、どこに何があるのかも見ておくといいですね。

 

IELTSリスニング 音声の内容は設問の順番通り

音声の内容は、設問の順序通りに進みます。つまり、設問が11~20までなら、最初に11の解答のヒントが出てきて、順次、番号通りにヒントが出てきます。ただし、音声が設問ごとに区切られているわけではありません。
特にポーズもなく話が進んで行くので、最初から最後まで集中して聞いている必要があります。

もし、1の答えがまだわからないのに2のヒントが聞こえたら、残念ながら1のヒントを聞き逃してしまったということです。そんな場合は引きずらず、先を聞くようにしてください。

音声は1回しか流れませんから、聞き逃してしまったら、もうあきらめるしかありません。救える問題を救うことです。

 

IELTSリスニング 記述問題の注意点

IELTSはリーディングもリスニングも選択問題と記述問題の両方が出題され、同じセクションの中にも選択問題もあれば記述問題もあります。

セクション2の記述問題では、架空の店名や通りの名前といった固有名詞も出題されますが、基礎的な単語しか出てこないので、スペリングの心配にはおよびません。

例えば、イタリア料理のレストランの名前としてFriendly TomatoやPasta Planet、公園の名前としてKids ParkやBird Parkなどが考えられます。

ただ、語数の指示としてはNo More Than Three Wordsなどとだけあり、正解は3語とも2語とも1語ともわかりません。

つまり、公園の名前がKids Parkだということは聞き取れたとしても、解答用紙に ( ) Parkとあるのを見落とし、( )内にKids Parkと書いてしまうようなケアレスミスは常に起こりうるということです。

普段は注意深い人でも、試験となると緊張したり慌てたりすることがあります。セクション1同様、模擬問題集を使ってしっかり練習しておきましょう。

 

 

ライタープロフィール●外国語人

英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点
https://www.znd-language.com

 

外国語人の英語学習コラム一覧はこちら≫

 

 


おすすめ記事