簡単!英語育児から学ぶ日米流子育て術
Weather「お天気」|前編
英語での語りかけ育児から学べる
平川裕貴先生のしつけと習慣
日本と欧米文化両方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴先生が、世界に通用する真の国際人育成のために大切なことを教えてくれます。今回はWeather 前編。Weather「お天気」に関する親子の英会話を学ぶと同時に、子どものしつけや能力開発にも役立つアドバイスが盛りだくさんです。ぜひ英語育児やしつけの参考にして下さいね。
Weather|前編
Mom |
It’s time to go to school. |
Today it will be sunny. |
|
学校へ行く時間よ |
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今日は晴れそうね |
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Child |
Yes, it is. |
そうだね |
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Mom |
But how about the temperature? |
でも、温度はどうかしら? |
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Child |
I don’t know. |
わからない |
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Mom |
Are you cold? |
寒い? |
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Child |
No, I’m not cold now. |
ううん、今は寒くないよ |
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Mom |
How about outside? |
外はどうかしら? |
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Child |
I think it’s warm outside. |
外は温かそう |
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Mom |
Do you think so? |
そう思う? |
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Child |
Yes I think so. |
うん、そう思うよ |
▶ 子どもには体温調節ができる服装を
季節の変わり目は、天候の変化や気温の差が激しくなります。
特に近年の異常気象で、突然スコールのような大雨が降ったり、季節外れの寒さや温かさになったりしますね。
また、春先や秋の終わりは寒暖の差が激しくなりますし、冷房や暖房を入れる時期は、外と室内の温度が著しく違ったりします。
子どもは
・体温が高い
・汗をよくかく
・自分で体温調節ができない
などの理由から
・汗を吸う下着を着せる
・着脱の楽なベストやカーディガンを着せる
などで、体温調節がしやすい服装を心掛けましょう。
▶ 知っておいて損はない! 会話の中の英語豆知識
wind やrain が激しくなると台風やハリケーンやサイクロンと呼ばれますが、呼び方が違うのはどうしてでしょう?
台風 Typhoon
アジア周辺の太平洋と南シナ海で発生した最大風速が17メートル以上の熱帯低気圧のことを台風と言います。なお、国際的にはTyphoon は風速33メートル以上のものを言うので、厳密には台風とTyphoon は違うということになります。
日本の台風は、昔は伊勢湾台風や室戸台風のように地名で呼ばれたり、ジェーン台風のように名前で呼ばれたりもしていました。
今は○号と数字で言いますね。日本に直接影響のない台風もたくさんあるので、1年に思ったよりたくさん台風が発生していて驚くこともあります。
ハリケーン Hurricane
太平用(赤道より北で、統計180度より東)と大西洋で発生した風速33メートル以上の熱帯低気圧のこと。アメリカでは、時々巨大なハリケーンの被害がニュースになりますね。
サイクロン Cyclone
インド洋と南太平洋で発生した熱帯低気圧のこと。最近は、台風としてより掃除機のコマーシャルでの方がよく耳にしますね。
▶ 英語育児を成功させるコツは?
子どもが自然に覚えられるように語りかけるコツとは?
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Shopping List「買い物リスト」|前編
次回はWeather「お天気」の後編をお届けします。公開予定は3月27日です。お楽しみに!
ライタープロフィール 平川 裕貴 (ひらかわ ゆうき)
元日本航空CA。英語スクールマネージャーを経て、1988年外国人講師による子ども英会話教室『リリパット』設立。長年欧米文化に触れた経験から、日本と欧米文化の優れた点を取り入れたしつけを提唱する幼児教育研究家。現在、3歳から6歳の子が通う幼稚園型英語スクールで、日本人としてのアイデンティティをしっかり持ち、広い視野と思いやりの心を持ったバイリンガルを育てている。スクール経営の傍ら、これまでに得た知恵や知識を広く伝えるべく執筆活動も開始。著書に『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』(アマゾン)『5歳からでも間に合う お金をかけずに子どもをバイリンガルにする方法』(彩図社)がある。
また、コラムライターとして、ママ向けサイト『IT Mama』で、子育てに関する記事を執筆中。