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大人の学び直し英語【95】比較級と最上級14 –イディオム 6

比較級と最上級

前回と前々回で、as much as, as few asなどを使った頻出表現を見てきましたが、同じ同等比較を使って、「~も」「~しか」というニュアンスを出すこともできます。こちらもよく使われるので、覚えておきましょう。

「~も」という意味のas many asとas much as

Some cell phones cost as much as 100,000 yen.
意味:携帯電話には10万円するものがある。

後に数字が来ると、「~も」というニュアンスになります。

manyが数えられるもの、muchが数えられないものということは変わりません。

上の例文では、お金にmuchを使っています。
お金が数えられないというのはちょっと変な感じがするかもしれません。しかし、コインひとつで1円だったり500円だったりするわけですね。お金をひとつ、ふたつと数えることはできません。キャッシュレスもお金です。

 

Her account has as many as 20,000 followers.
意味:彼女のアカウントは20,000人もフォロワーがいる。

フォロワーはひとり、ふたりと数えられます。

日本語の「~も」「~しか」と同じで、ひとつの数字を多いと捉えるか少ないと捉えるかは主観によります。
同じフォロワー数でも、多いと感じる人はas many asを使い、少ないと感じているならas few asを使います。

 

「~しか」「たった~」という意味のas few as, as little as

As few as ten cigarettes a day can damage your health.
意味:一日たった10本の煙草が健康を害することもあります。

1本2本と数えられるcigarettesはfewを使います。

 

The device can cost as little as $500.
意味:そのデバイスは500ドルしかしないこともある。

 

「早くも~には」「遅くとも~には」という意味のas early as, as late as

似たような表現としてas early as~, as late as ~があります。
as early asは早いということを強調し、as late asは遅いということを強調します。

 

The gallery exhibited abstract paintings as early as 1930s.

意味:そのギャラリーは早くも1930年代には抽象画を展示していた。

 

As late as the 1950s, tuberculosis was still a fatal illness.
意味:結核は、1950年代になってもまだ、命に関わる病気だった。

lateには「最近の」という意味もあるので、as late asで「つい最近の」というニュアンスにもなります。

 

練習問題

空所にas many as, as much as, as few as, as little as, as early as, as late asのいずれかを入れて文を完成させてください。

1 The musician is very popular and receives about ( ) two thousand letters a month.

2 In those mountains, snow may linger ( ) mid-July.

3 You can subscribe to the magazine for ( ) $32 a year.

4 The hearing can begin ( ) this week.

5 I wanted to stay longer, but I can stay there ( ) one week.

 

解答・解説

1 as many as
和訳:そのミュージシャンはとても人気があり、月に2000通もの手紙を受け取る。
-前半で「とても人気があり、」とあるので、受け取る手紙が多いことを強調していると考えられる。

 

2 as late as
和訳:その山々では、雪は6月中旬まで残ることもある。
-6月中旬まで雪があるというのは、一般的には遅くまで雪が残るということになるだろう。
-この場合のmayは「~する可能性がある」「~するかもしれない」

 

3 as little as
和訳:一年たった32ドルでこの雑誌を定期購読できます。
-宣伝文句としては、安いと言いたいはずである。

 

4 as early as
和訳:公聴会は今週にも始まる。
-「今週」といえば今のことだから、早いというイメージになる。
-「始まる」「終わる」は1週間ずっと続くことではなく、点的なことなので、as much asやas little asは使えない。「公聴会は開かれている」なら、数時間や数日などの期間にわたるので、時間的な量としてとらえられるが、「公聴会は始まる」は何月何日何時という一瞬のことである。同じ「週」でも次の問題との違いに注意。

 

5 as little as
和訳:もっと長くいたかったけど、1週間しか滞在できない。
-「もっと長くいたかった」とあるので、1週間を短いと言いたいのがわかる。
-週は1週間2週間と数えられるが、ここでは、週の数が問題になっているのではなく、時間の量として言っている。1週間の代わりに10日間いたかったのかもしれないし、1ヵ月いたかったのかもしれない。

 

ライタープロフィール●外国語人

英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点
https://www.znd-language.com

 

 

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