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大人の学び直し英語【133】英語の動詞31 – ing形の作り方
品詞について
今回から、動詞の-ing形を見ていきましょう。まずは形からです。-ingを加えるときの規則について、あいまいになっている方も多いと思います。「なぜこの動詞はこうならないんだろう？」と疑問を感じることもあるかもしれません。一度整理しておきましょう。
-ingには規則動詞・不規則動詞の別は無い
動詞を過去・過去分詞にするためには、-edを付けるだけの規則動詞と、かなり形が変わってしまう不規則動詞があります。
たとえば、call（呼ぶ、電話する）は規則動詞なので、過去・過去分詞はcalledとなります。
しかし、go（行く）は不規則動詞で、過去形はwent, 過去分詞はgoneと母音や子音が変わってしまいます。
-ingはどの動詞にも付けることができ、大幅に形が変わることはありません。
call➝calling
go➝going
ただ、語末をアレンジしなければならない場合はありますので、原則を押さえておきましょう。
動詞の-ing形の作り方：語尾の子音を重ねるとき
-edを付けるとき、その単語がひとつの短い母音しかなく、ひとつの子音で終わっている場合は、最後の子音をもうひとつ重ねてから-edを付けるという規則があります。
これは-ingを付けるときも全く同じです。
stop（止まる、止める）➝stopped, stopping
run（走る）は過去・過去分詞は不規則動詞ですが、ingを付けるとrunningとなります。
原形が「母音ひとつ＋子音ひとつ」で終わっているということを忘れないようにしましょう。
先ほどのcallの場合、最後の子音がふたつですから重ねていません。
look（見る）➝looking
母音がふたつですから、重ねません。
母音が子音を挟んでふたつある動詞（２音節の動詞）の場合、後ろの母音にアクセントがあれば、最後の子音を重ねます。
begin（始める、始まる）➝beginning
前の母音にアクセントがある場合と比べてみましょう。
visit（訪問する）➝visiting
動詞の-ing形の作り方：語尾がeで終わるとき
eで終わる動詞は、eを取ってingを付けます。
make（作る）➝making
like（好む）➝liking
動詞の-ing形の作り方：語尾がyで終わるときはそのままで良い
語尾がyで終わるときに関して、-edを加えるときや-sを付けるときはいろいろ面倒でしたが、-ingはそのまま付けて大丈夫です。
study（勉強する）➝studying
動詞の-ing形の作り方：語尾がieで終わるときはieをyにしてing
die（死ぬ）➝dying
練習問題
次の動詞の原形に-ingを加えてください。
１ have
２ eat
３ sit
４ lie
５ fly
解答・解説・和訳
１ having
（持つ）
-eを取ってing
２ eating
（食べる）
母音がふたつなので、普通にing
３ sitting
（座る）
母音ひとつ、子音ひとつで終わっているので子音を重ねる
４ lying
（横たわる、嘘をつく）
-ieで終わっているのでyに代える
５ flying
（飛ぶ）
-yで終わっているので普通にing
| ライタープロフィール●外国語人 | |
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英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点 |
