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大人の学び直し英語【64】

否定文 - 基本編1

今回から、否定文のおさらいに入りましょう。まずは基本からです。基本的な否定文の作り方は、疑問文の作り方と同じように考えることができます。つまり、be動詞の文、助動詞の文、一般動詞の文と大きく3つに分けられるということです。今回は、be動詞の文と助動詞の文について見ていきましょう。

be動詞の文の否定文

be動詞が述語動詞になっている場合、be動詞にnotを加えれば否定文になります。

Modern technology is amazing.
Modern technology is not (=isn’t) amazing.

意味:現代技術は素晴らしい。
→ 現代技術は素晴らしくない。

There are many tourist attractions here.
There are not (=aren’t) many tourist attractions here.

意味:ここには観光名所がたくさんある。
→ ここには観光名所があまりない。

be動詞がある文といっても、be動詞が原形のbeで使われていたり、過去分詞beenや現在分詞、動名詞のbeingになっているときは、その後にnotを付けることはできません。
原形の場合はその前に助動詞やto不定詞のtoが付いているはずですね。
過去分詞beenは、完了形を作るhave/has/hadと共に使われます。そのような場合については、また別の回で解説します。

 

助動詞がある文の否定文

助動詞will, would, can, may, might, must, shouldなどを否定文にするには、その助動詞にnotを加えます。

You can take a horse to the water but you cannot(=can’t) make him drink.
意味:馬を水飲み場に連れて行くことはできるが、水を飲むよう強制することはできない。

cannotは一語です。
この例文は有名なことわざで、Youは一般的な「人」を表しています。子どもを机に向かわせることはできるが、だからといってその子が本当に勉強するとはかぎらないという場面を思い浮かべれば、何が言いたいかは明白でしょう。本人がその気にならなければ意味がないということですね。

I will give you my bike.
I won’t give you my bike.

意味:君にぼくの自転車をあげるよ。
→ 君にはぼくの自転車をあげない。

will notの縮約形はwon’t です。

助動詞が否定形になったときの意味に関しては、助動詞に関する前の記事を参考にしてください。気を付けるべきはmustの否定形です。
ここで軽く触れておくと、mustは「~しなくてはならない」ですが、その否定形であるmust notは「~してはいけない」という意味になります。

You must park here.
意味:ここに駐車しなくてはなりません

You mustn’t park here.
意味:ここに駐車してはいけません

また、had better「~した方がいい」は二語でひとつの助動詞として捉え、否定形はhad better notとします。

You had better (You’d better) tell Mom.
You had better not (You’d better not) tell Mom.

意味:お母さんに言った方がいいよ。
お母さんには言わない方がいいよ。

 

練習問題

次の文を否定文に変えてください。

1 I am a member of our school football club.

2 That was the best ice-cream soda I have ever tasted.

3 Wealth may be an excellent thing.

4 With hindsight, I should have taken the job.

5 Seeing much, suffering much, and studying much are the three pillars of learning.

6 You had better refrigerate the beer before drinking it.

7 The trip to London will be an ideal opportunity to practice my English.

 

解答・解説・和訳

1 I am not (I’m not) a member of our school football club.
- I am notの縮約形は通常I’m notとなることに注意。
私は学校のサッカークラブのメンバーではありません。

2 That was not (wasn’t) the best ice-cream soda I have ever tasted.
- 否定文を作るときは、主節の動詞が否定されることに注意。
- I have ever tastedは直前のthe best ice-cream sodaを修飾していて、関係代名詞が省略されている。
あれは今までに味わった最高のクリームソーダではなかった。

3 Wealth may not be an excellent thing.
富は素晴らしいものではないかもしれない。=富は素晴らしいものとはかぎらない。

4 With hindsight, I should not (shouldn’t) have taken the job.
- should have shouldn’t +過去分詞は仮定法の一種で、過去にすでに起こってしまったことへの後悔や非難を表すことが多い。
- with hindsightは「後から考えれば」という慣用句
後から考えると、その仕事を受けるべきではなかった。

6 Seeing much, suffering much, and studying much are not (aren’t) the three pillars of learning.
-seeingもsufferingもstudyingも不可算名詞だが、不可算名詞がふたつ以上まとまると複数として扱う。
たくさん見ること、たくさん苦しむこと、たくさん勉強することは、学びの3つの柱ではない。

7 You had better not (You’d better not) refrigerate the beer before drinking it.
飲む前にビールを冷やさない方がいいよ。

8 The trip to London will be an ideal opportunity to practice my English.
-practiceにはいろいろな意味があるので、一度は辞書でチェックしてみよう。
ロンドンへの旅行は、英語を実際に使ってみるための理想的な機会だ。

 

 

ライタープロフィール●外国語人

英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点
https://www.znd-language.com

 

 

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