日本人には嫌われる？NZ朝食の定番

黒いクリームの正体は!?

海外に行くと、食文化の違いにびっくりする事って多いですよね？ 今回はNZ定番の朝食についてご紹介します。NZの朝食と言えばまず思いつくのはコーンフレーク、ミューズリー、ウィートビクス等のいわゆるシリアルと呼ばれるもの。

スーパーに行くと、どれを選んだらいいのやら、悩んでしまう程の品揃え!! 大抵のスーパーでは量り売りもしているので、自分のお好みでオリジナルミューズリーを作る事もできて楽しい！

 それから、酪農王国NZだけあって、ヨーグルトの種類もびっくりする位豊富！

この写真に写っているのは、ほんの一部。朝食にも昼食にも食べられるヨーグルトは大人気です。

そして、次はいよいよ本題！

NZで最も愛されている国民的食材と言っても過言ではないのが

「マーマイト」

このマーマイトなるもの、一体何なの!? と思われる方もきっと多いと思いますが、見た目は黒いクリーム状のもので、チョコクリームのようなイメージで口にしてしまうととんでもない事になります。日本人の中には「罰ゲーム」に使われるような食べ物と表現する人がいるほど。

主原料は「ビールの醸造課程で増殖して最後に沈殿堆積した酵母」。要するに、栄養たっぷりビタミン豊富な健康食品と言ったところ。

味は、強いて例えるなら塩気の濃過ぎる味噌? 日本人にはとにかく馴染みのない味と言う事で、ひと口舐めてみて「おえーーっ」という人も多いです。NZ人の間でも、大好きか大嫌いかどちらかにはっきり分かれる食材でもあります。

私の周りの日本人も、嫌いな人の方が圧倒的に多いけれど私は実は大好き。マーマイト単体で舐めると勿論しょっぱ過ぎておいしくないので、お勧めの食べ方はトーストにまずはバターを塗って、マーマイトを薄く塗って、その上からアボカドを更に塗ります。

そうするとマーマイトのしょっぱさがマイルドになり、決して罰ゲームのような味にはならないはずです！「パンとマーマイト」は「ご飯に味噌汁」ってところかな。NZに来たら、チャレンジして貰いたい食材です！（嫌いな人が多いかなぁとは思うけど…）お試しあれ!!