「ありがとう」ってポルトガル語で
何て言う?使えるポルトガル語10選
旅行中に現地語で話せたら、なんだか地元の人とぐっと距離が近くなったような気がしませんか?実際に私は旅行に行く国の「こんにちは」と「ありがとう」は覚えるようにしています。この二言を大きな声で言うだけで、みんな笑顔になってすごくうれしい気持ちになりますし、旅行に来た外国人が日本語であいさつされると溶け込もうとしてくれている姿勢が嬉しく、ついこちらも笑顔になります。
そこで今日はポルトガル旅行中に使える、ポルトガル語をお教えいたします!
ポルトガルの公用語であるポルトガル語は、実は世界で約2億1500万人の話者がいると言われています。日本人の人口よりも多いのです!
ポルトガルの人口はたった1000万人しかいませんが、ブラジル、マカオ、アフリカ諸国でも話されています。
アクセントや使われている言葉が多少違いますが、基本的には通じます。
1、Bom dia ボン ディア (おはよう)
朝は元気にBom diaといってカフェに入りましょう。
直訳はBom =いい dia=日となります。カフェを後にする際もBom diaというと、良い1日を!という意味合いになります。
2、Boa tarde ボア タルドゥ(こんにちは)
お昼の12時を過ぎると、Boa tardeになります。結構遅くまで使われているのですが、日が暮れるまでBoa tardeを使い続けます。人によってはお昼ご飯を食べてから使い始めるという方もいます。
3、Boa noite ボア ノイトゥ(こんばんは・おやすみ)
あたりが暗くなったらになったらBoa noiteです。こんばんはという意味で使われます。友人との別れ際やお店を後にする際におやすみ、いい夜を過ごしてね。という意味合いでも使われます。
4、Sou de Japao ソウ ドゥ ジャパオン(私は日本出身です)
これは絶対に覚えておいて損はないです。リスボンにはたくさんの中国人が暮らしています。(小さなチャイナタウンがあるほど)1週間に5回はニーハオ!と話しかけられます。これは、ポルトガル人がアジア人を見て区別がつかないため。そして日本人が本当に少ないので、アジア系の顔立ち=中国人という固定観念が蔓延しているためです。そこで私は日本出身ですというとみんな「日本から来てくれたんだね~うれしい!」と話がはずみます。
5、Por favor ポルファボール(おねがいします)
注文をするときや何かお願いするときに使います。
カフェでは Um café por favor.(エスプレッソを一つお願いします。)
スーパーでは Um saco por favor(袋を一つお願いします。)
6、Gosto muito ゴシュト ムイト(とても好きです)
とてもおいしいものを食べたときや、お気にいりのものを見つけたときに使える一言。
レストランでウエイターさんが様子を伺いに来てくれた時に使うといいですね。
7、Nao obrigada ナオン オブリガーダ(いいえ、けっこうです)
ポルトガルでは道端で押し売りしてくる売り子はいないですが、観光地のバイシャやナイトスポットのバイロアルトにはマリファナの売人を見かけることがあります。観光客らしき人に片っ端から「マリファナ?」と聞いてきます。
あなたがマリファナを吸いそうな人だから話しかけたというわけではないのでご安心を。私はポルトガル人と一緒にいてもよく聞かれます。彼らはポルトガル語以外の言語で話している人たち全員に話しかけています。
この場合はNao Obrigadaときっぱり言いましょう。無視して歩いても、追いかけてきて事件に巻き込まれるなどといったことはないのでご安心ください。
8、Onde e casa de banho? オンデ エ カサ デ バーニョ(トイレはどこですか?)
カフェやレストラン、ショッピングモールなどで必ずと言っていいほど使うことになるでしょう。ちなみにポルトガルでのトイレ表記はWCを使っていることがほとんどです、Onde e = どこですか?になるのでそのあとに続く単語を覚えておくといいでしょう。
9、A nossa ア ノッサ (乾杯!)
ポルトガル人はよくお酒を飲みます。上質で安価なワインがたくさんありますので、ボトルをみんなでシェアすることがよくあります。そんなときに乾杯をするととても喜ばれます。直訳するとA =~に nossa=私たち。英語で言うと「To us」となります。そのほかにもSaudeサウードゥ(直訳:健康に)もよく使われます。
10、Muito Obrigada ムイト オブリガーダ(どうもありがとう)
いつでもどこでも使えるこちらの言葉。よく店員さんに「Obrigada euオブリガーダ エウ」言われるのですがこちらは「こちらこそありがとう」という意味になります。英語圏ではなかなか使わない言い方ですが、日本語のこちらこそという意訳がぴったりで、とても親近感がわきます。何だか嬉しいので私も使うようにしています。もしもあなたが男性ならMuito Obrigado(ムイト オブリガード)と言ってくださいね。
いかがでしょうか? ポルトガル語はスペイン語に似ているので日本人にとっては読みやすく、発音もそこまで難しくないように思います。
旅行中に上記のいずれかを使う機会が必ず出てくるので、ぜひご旅行の際は覚えていって現地交流も楽しんでみてください。
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