スペイン・バレンシアで
暮らすように旅してみよう
スペイン東海岸の都市、バレンシアは古い建物と新しい建物が共存したアーティスティックでコージーな街。だんだんと、この地の素晴らしさが知れ渡って訪れる観光客も増えてきているみたい。観光地とは違う、スペインの人々の日常を知ることができるバレンシアに、暮らすように旅してみない? 地元の人も足しげく通う3つの場所を紹介するわ。
1. バレンシア風アロッセリア(Arrosseria)
スペインでアロッセリアといえば、お米料理を専門に扱うレストランのこと。スペイン名物の"パエリア"もこのアロッセリアで提供されるんだけど、"パエリア"は実はここバレンシアの郷土料理なの。"パエリア"と聞くと海老やイカなどシーフードを思い浮かべる人が多かもしれないけど、本場の"パエリア"にはシーフードではなく、うさぎ肉、鶏肉、インゲン豆、カタツムリと一風変わった食材を入れるよ。バレンシア風パエリアは素朴な味がしてとってもおいしく、地元の人達にも愛されているんだ。ぜひアロッセリアではこのバレンシア風のパエリアを楽しんでみてね。
2. バレンシア中央市場(Valencia's central market)
早朝にでかけたいのはバレンシアの人々の台所を支える「バレンシア中央市場」。300ものお店が軒を連ねて、ハモンセラーノやサラミの肉類をはじめ、スペインならではの魚介、果物、ワイン、ペストリーなどが手に入るから、キッチン付きのアパートに滞在して、パエリアやリゾットなどスペイン風のお米料理をつくってみても楽しいと思うわ。フルーツジュースやオリーブを買ってその場で食べ歩きをしてもいいわね。市場の中にはいくつかバルがあるから、買い物した後はワインとタパスでお腹を満たしてね。
3.芸術科学都市 (The City of Arts and Sciences)
芸術科学都市(The City of Arts and Sciences)はバレンシア生まれの建築家サンティアゴ・カラトラバが設計した宇宙都市のような劇場、プラネタリウム、アクアリウム、科学博物館、映画館が集合した複合施設。1990年に建築が始まり、今現在もプロジェクトは続いているんだそう。フェリペ王子科学博物館は大人も子供も一緒に楽しめるし、3Dのパノラマ映画館は地元の人にも大人気よ。スペイン語が分からなくても、あなたの国の言葉で話してくれるスピーカーで映画を楽しめるわ。スペイン人と同じように、週末は芸術科学都市で1日を過ごしてもいいかかもしれないね。
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