初めてローマを訪れるあなたへ
行くべき観光地5選
イタリア・ローマは1000年以上にわたって栄えてきて、今では観光地として誰もが一生に一度は訪れたい都市よね。古くから人々の拠り所となっている教会、古代ローマ時代の世界遺産、賑やかな広場などローマ旅行でぜひ訪れたい場所を紹介するね。
1、スペイン広場
イタリアなのに何故スペイン? って感じだけど、近くにスペイン大使館があるのが名前の由来なんだって。ここスペイン広場は、映画『ローマの休日』で、オードリー・ヘプバーン演じる王女がジェラートを食べた場所よ。広場には135段の階段があるから、ここに座りながらオードリーの真似をして美味しいジェラートをここで食べるのが定番だったけど、現在は残念なことに今は飲食が禁止されているみたい。毎年5月になると、階段にピンクのアゼリアがデコレーションされるんだけど、それがとっても綺麗よ。
2、トレビの泉
1762年に二コラ・サルヴィによってデザインされたトレビの泉。1960年に公開されたローマを舞台にした映画『甘い生活』で水浴びするシーンが話題となり、観光名所として有名になったのよ。ひとつおまじないがあって、ここトレビの泉に向かってコインを投げると、もう一度ローマを訪れることができるというジンクスがあるの。ローマを訪れたら、ぜひお願いしながらコインを投げてみて。
3、コロッセウム
コロッセウムは古代ローマ時代に作られた闘技場よ。昔々、民衆の娯楽のために、ここで奴隷同士が見世物となって血なまぐさく闘っていたの。当時はローマの街中にいくつも円形闘技場があったんだけど、コロッセウムは観客を5万人収容できるほどの大きさで最大規模だったのよ。今では一部破損しているけど奇跡的に保存されていて、古代ローマ時代のロマンを感じる場所のひとつよ。
4、パンテオン神殿
西暦126年にローマの全ての神を奉るために建てられた万神殿で、ローマ時代の建物のうち最も保存状態が良いもののひとつよ。天井にオクルス(「目」という意味)と称される円形の窓があるために圧迫感を感じさせないのも魅力よ。建てられてから2000年以上も経ているというのに今でも荘厳さは健在で、ここを訪れると神聖な気持ちになれるわ。
5、ヴァチカン美術館
ヴァチカン美術館はかつてのローマ法王たちが集めたアートコレクションが展示されている世界最大級の美術館よ。1日で全ての作品を観切れないほど無数の展示品があるから、事前に見たい絵画を絞って鑑賞することをオススメするわ。なかでも有名なのは、ミケランジェロの最高傑作「最後の審判」「アダムの創造」、ラファエロの「アテネの学堂」など。ほかにも、エジプト美術や現代アートなどの一級品も鑑賞できるからしっかり目に焼き付けてね。
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