Dear B,

Digital Nomad
ポルトガル・首都リスボン在住のデジタルノマド。都会なのにどこかのんびりしたスローライフと基本的に青空で気分が良く過ごせることへの漠然な憧れが決め手。石畳の道を散歩しながら、おいしいものを食べ歩いて、写真やイラストも独学中。そしてポルトガルの良さをひとりでも多くの方に伝えたく、大奮闘中。
このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る
HOW TO
2017.10.04

経験者が教える!! ポルトガル

ワーキングホリデービザ取得方法

ポルトガルにワーキングホリデーをお考えの皆さん! 今回はあまりにも情報が少ない申請・取得方法についてシェアしたいと思います。現在ポルトガルにワーキングホリデーで滞在している、私の経験としてお話しさせてください。

まず1番最初にやらなければいけないこと

 

ポルトガルのワーキングホリデーは、東京にあるポルトガル大使館でのみ申請が可能となります。その申請をするためにはまずはポルトガル大使館へ電話をし、申請日の予約をしてください。申請日の2週間前に予約を取りました。混雑する場合があるので、余裕をもって1ヵ月くらい前から予約していただいても大丈夫とのことです。



必要書類

 

申請日までに下記書類をかき集めなければなりません。数が多いので集めるまでに根気がいりますが、渡航し、現地に滞在し始めてからのほうが苦労しますので頑張ってください!

 

1、ビザ申請申込書(オリジナル)大使館のHPよりダウンロードし、プリントアウトしてください。

 

2、12ヵ月以上の残存有効期間があるパスポート(原本およびコピー1 枚)

 

コピーする際は見開きで写真と写真の上のページをコピーしてください。年末年始や夏休みに旅行の予定がある方、ご注意ください。申請中はパスポートを大使館に預けるので海外旅行はできません。

 

3、証明写真1枚(サイズ3x4cm)無背景で良質であり最近撮影された顔写真)

 

4、往復航空券の予約確認書(原本)あるいは、往路のみの航空券の場合、帰国する航空券を購入できる費用の証明書が必要となる。

 

ポルトガルのワーキングホリデーは延長ができないので、1年間有効期限の往復チケットを購入したほうが良いです。私は往復チケット購入しました。片道チケットの方はまた別の書類を記入の必要があるようです。また、ヨーロッパ方面、カナダに行く方に朗報です。

搭乗時が26歳の方に向けたユース割引ある航空会社をいくつ発見しました。

該当する方にはとてもおすすめです!



5、 申請者が健康であることが明記された英文健康診断書

 

指定のフォームがないので問診のみで大丈夫でした。血液検査等も必要ありません。

私はコスパが良かった下記で受けました。

日比谷クリニック http://www.hibiya-clinic.com/

結果は1週間後に自宅に郵送で届きます。取りに行かなくてもよかったのでとても楽でした。

 

6、 ポルトガル滞在中の緊急治療および日本へ送還費用を含む病気や怪我の治療費を保障する海外旅行傷害保険証明書類。

 

こちらも特に指定がありませんでした。いろいろ検討した結果コスト面を考え、日本語サポートなしのドイツの保険会社に申し込みました。

アリアンツ http://www.acs-ami.com/jp/globe-jp.php

 

7、 ポルトガルでの犯罪有無を確認する要請書、 ポルトガルでの犯罪有無を確認する要請書

 

こちらについては特に準備なしで大丈夫でした。

 

8、3ヵ月以内に発行された犯罪経歴証明書、取得後、日本国外務省によるアポスティーユ証明が必要となる。

 

まずは住民票のある都道府県の警察署鑑識課に行きます。予約は必要ありませんが、ポルトガル大使館のHPよりダウンロードしたワーホリビザ申請書をわかる範囲で記入して、パスポートとともに持参します。警察署では指紋を採取し写真を撮るのですが、混雑しなければ所要時間は15分です。1週間後、証明書ができているのでまた警察署まで取りに行きます。犯罪経歴証明書を受け取ったら外務省に行き、アポスティーユを取りに行きます。アポスティーユとは簡単に言うと、警察署(や役所・官公庁)が発行した犯罪経歴証明書(などの私文書)が偽造じゃないですよと外務省が証明するものです。こちらも予約なしで大丈夫です。手続き自体は1分で済みます。 翌日には取得できます。 お昼休み前後はとても込み合っているので閉館ぎりぎりに行くことをおすすめします。



9、 ポルトガル滞在を可能とする経済状況を証明する書類(1 年間で16,000ユーロほどの金融機関が発行する英文残高証明書あるいは同等の証明書。

 

1日で取得できるのでゆうちょ銀行で取得しました。

 

10、 申請者が適切な査証でポルトガルに入国しなかった場合、如何なる状況であっても、その責任を申請者本人が負うことを表す宣言書。

 

こちらについては特に準備なしで大丈夫でした。



これらの必要書類を集めるには2週間ほどかかりました。お勤めの方で内勤の方はなかなか外出するのが難しいと思いますので、少し余裕をもって3週間前からゆっくり集めることをお勧めします。

 

準備を手伝ってくれる代行会社がまだないので、自らの力で申請しなければなりませんが、できないことはありません。実際私の経験上、ポルトガルのワーキングホリデーは現地に到着してからが、とても気苦労が絶えなく、複雑で大変です。ですが、それを乗り越えてしまえば、居心地のいい素敵な国です。

 

これからポルトガルのワーキングホリデーをご検討されている方のお役に立てたらうれしい限りです。



ステキ♡と思ったら
いいね!してね