移住のファーストステップ
ロンドンでかしこい家探し
MAD from London
ハイ、ブリジット!
私は前から海外に住みたいとずっと思っていて、ヨーロッパの文化やステージアート、いろんな国に旅できるメリットを考えてロンドンを選んだよ。私が来た当時は残念ながらワーキングホリデーにはすでに遅すぎて、1年のみの語学留学できたんだ。(それがあれよあれよという間にもう10年目!)
海外移住ではじめにすることは、やっぱり家探しだよね。私は最初は英語に自信がなかったから、イギリスのローカルの人たちと暮らして英語に慣れたいと思って、3ヵ月はホームステイをしようと決めたんだ。
でも、ホームステイって完全にビジネス。空き部屋を副収入のために貸してるだけであって、アットホームな家庭で、あたかも家族の一員として扱われることって、めったにない。私は大学の時にカナダに短期留学をしていたからそれをわかっていたけれど、それでも聞いていた内容とは全く違って。夕飯が含まれていたはずなのに出されなかったり、それどころか洗濯機もキッチンも使わせてくれないのはきつかった。ステイ先の女の子とは夕飯時に話すようになったけれど、もっと安い金額でネイティブとフラットシェアしたほうが楽しそうと思って、ホームステイは1ヵ月で切り上げたんだ。
イギリスでは何部屋もあるフラットをシェアするのが一般的。ローカルの人たちはSpareroom.comみたいなフラット探し専門のサイトで探したり、Gumtree.comという無料掲示板サイトで探したりするよ。在英日本人にはMixbというサイトが人気。でも私の経験から言うと、いい部屋はクチコミですぐなくなっちゃう。シェアするのもやっぱり知り合いとのほうが気が楽だから、部屋探しを始めたら友人に言いふらして、いい物件の情報をまわしてもらうといいかもね。
私は一年のみの語学留学のつもりだったから、ローカルの人とのシェアを希望していて、幸運にもいい物件を見つけることができたんだ。ちょっと予算よりは高かったんだけど、おかげで今でもその当時のシェアメイトとは友達で、私が結婚する時には証人もなってくれたんだ。旅好きな趣味も合って、イギリスにきたばっかりで何もわからない私にいろいろ教えて、すごくいい思い出。
赤の他人と一緒に暮らすって大変だけど、うまくいけば一生の友達になるかも。でも内見の時は本当に気をつけて。部屋がない弱みに付け込んで詐欺も横行しているし、私も実際、サイコな人とトラぶったこともあるんだ。絶対にひとりでは行かないこと!
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