

世界に14人しかいない
Kindle million club の注目作家3人
無名のインディーズ作家だったのに、kindleルートで自費出版するや人気が殺到し、驚くほどの印税収入が入ってくるなんて夢のようじゃない? そんなアメリカン・ドリームを手に入れた人たちがいるよ。Amazonは、kindleストアで100万部ダウンロードを成し遂げた著者を「kindle million club」に認定していて、現在その数は世界で14人。そんな魅せる文章を綴り、セルフパブリッシングで成功を得た著者たち3人を紹介するよ。
Amanda Hocking(アマンダ・ホッキング)
ファンタジー作家のアマンダは、2011年に当時27歳で「kindle million club」に認定されたのよ。彼女はベストセラー作家になるまでは大手出版社に相手にしてもらなかったため、いわば経営者目線で策を練り、どんな本が売れているか、読者はどんな話の展開を望んでいるかなど多くの市場調査を行ったそうよ。そんななかkindleで出版して、さえない人生が一変。自費出版では2番目のクラブ認定者だったこともあり、彼女の成功は今後自費出版を考えている人のマイルストーンとなったんだよ。
John Locke (ジョン・ロック)
かの有名な哲学者と名前が一緒だけど、kindleの自費出版からミリオネアになったのは、ケンタッキー州出身で保険セールスマンをしていたジョン・ロックの方だよ。副業でスリラー小説を書いていて、あるきっかけでkindleから出版したところ、大手出版社を脅かすくらいの人気作家となったの。彼も読者層を想定し、ブログやツイッターで交流を図り、しっかりブランディングを構築して、今の位置を掴んだのよ。『電子書籍を無名でも100万部売る方法』という彼の成功のノウハウ本も出版されているから、気になる方は読んでみて!
Kerry Wilkinson (ケリー・ウィルキンソン)
30歳の時に『Locked in』という小説を執筆したものの、出版業界に知り合いもおらず、どうやって流通させればいいのかわからなかったそう。そんな時クリックひとつで出版が可能なkindleにて電子書籍化を試みたところ、大当たり。それから軌道に乗り、推理小説の『ジェシカ・ダニエル』シリーズ3部作と合わせて100万部ダウンロードされたんだよ。過去にはBBCでスポーツジャーナリストをしていたケリーだけど、今では推理小説家としてベストセラー作家の仲間入り。Kindleの可能性ってスゴイ!!
Top photo via Tim
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