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トラベル&ファッションブログ、The True Scentsのブロガー。旅行で観光スポットに飽きてしまった人や感度の高い旅慣れた人をターゲットに、妹のKaekoと旅先で見つけたおしゃれなカフェ、レストラン、お店だけを厳選して紹介している。旅に役立つ情報も満載。

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2017.01.27

流行に乗り遅れるな! Snapchat

(スナップチャット) 使い方ガイド

 

ジェネレーションYに響くSNS活用法

実は今、インスタグラムと並んで世界的に急成長しているSNSといえば、Snapchat(スナップチャット)です。日本では、今年に入ってから「スナチャ」という略語で女子大生をはじめとする若者の間で徐々に話題を集めはじめています。今回は、今だからこそ知っておきたいスナップチャットの楽しみ方をご紹介します。

 

 

スナップチャットの使い方

 

1.スナップチャットとは?

 

  

若者が作った若者のためのアプリ

 

Snapchatは、2011年に当時大学生だったエヴァン・スピーゲルとボビー・マーフィーの2人の若者が生み出した、写真・動画送信アプリです。実はエヴァンは先日スーパーモデルのミランダ・カーと婚約したばかりの26歳。これをきっかけに、更にスナップチャットが注目を浴びているんです!

 

スナップチャットの使い方は?

 

アプリの内容は、ユーザーが、写真や動画、テキストを個人やグループに送信できるという、いたってシンプルなものですが、送ったコンテンツは、一度閲覧すると2度と見ることができないだけでなく、保存もできないというのがスナップチャットの特徴です。最大で10秒以内の閲覧時間を設定することができ、閲覧時間が終わると、コンテンツは自動的に消滅していくしくみです。

保存すると相手にバレる?

先ほども書いたように、スナップチャットのコンテンツは基本的に保存できないことになっていますが、iPhoneのスクリーンショット機能を使えば簡単に保存することができます。ただ、これをすると、相手に通知され、スクリーンショットをしたというマークが表示されてしまうので、バレたくない相手の場合には注意が必要です。

 

2. スナップチャットの楽しみ方

 

芸能人や友達をフォローしてみよう

 

スナップチャットの人気が瞬く間に拡散した理由の一つに、アリアナ・グランデやジャスティン・ビーバーなどの海外スターがいち早く活用し始めたことが挙げられます。テレビやインスタの写真だけでは伝わりきらないスターのプライベートや意外な一面が垣間見ることができるため、ファンは夢中になりました。もし、スナップチャットの使い方がいまいちわからないというのであれば、まずはスナップチャットのプロとも言える、海外のスターたちのアカウントをフォローしてみるといいかもしれません。

 

ユニークなフィルターやスタンプを使ってカスタマイズしよう

スナップチャットの使い方に慣れてきたら、今度は自分で使って誰かに送ってみましょう。スナップチャットには、思わず試して遊んでみたくなるようなユニークで楽しいフィルターやスタンプが豊富に揃っているので、自分らしくカスタマイズすることができます。口を開けると虹が流れてくるフィルターや犬のフィルターなどは特に人気です。地域限定のジオフィルターもたくさんあるので、旅行に行ったらぜひ使ってみましょう。

 

ジオフィルターを自分で作ってみよう

実は、ジオフィルターは自分で作成して利用することもできるんです。イラストレーターやフォトショップの知識さえあれば、スナップチャットのオフィシャルページから簡単に応募が可能。

 

 

Bitmojiをダウンロードして自分そっくりのスタンプを作ろう

スナプチャットが最近買収したBitmojiをダウンロードすると、自分そっくりのスタンプを作成してスナップチャット上で使用することができるんです。写真は、私が実際に自分で作ってみたもの。髪の色から肌の色、服装まで細かく設定することができます。

 

3. まとめ

 

海外では、ティーンをはじめ多くのブランドや企業がスナップチャットを利用したマーケティングに乗り出しているほど、認知度がありますが、日本では海外志向のトレンドに敏感な若者たちが徐々に使い始めて話題を呼んでいるというレベル。今後ますます日本でも注目されること間違いなしですので、今のうちからダウンロードしてみては?

 

スナップチャットはなぜ流行ったのか?

 

なぜスナップチャットがこんなにも急成長し、世界的ブームを巻き起こしたのか、その成功の秘訣に迫りたいと思います

 

 

 

成功の秘訣1. アーリーアダプターは無限の可能性を持つ若者たち

 

前回の記事でもお話しした通り、スナップチャットは当時アメリカで大学生だった若者が生み出したアプリ。若者が欲しいもの、必要としているものは若者が一番よく知っているということですね。親や友人たちから自分のプライバシーを守りたいという思いが強まるティーンエイジャーにとって、一度閲覧したら消えてしまうコンテンツというのはとても画期的かつ、安心して利用出来るものでした。こうしてスナップチャットは見事に彼らの心をつかみ、瞬く間に一大ブームを巻き起こしたというわけです。ソーシャルメディアが日常の一部と化している若者達の間での情報拡散力は驚異的なものでした。

 

 

成功の秘訣2. スマホがタテ型であることを利用したビジネスモデル

 

今やほとんどの人がスマホを持っていると思いますが、スマホって基本的にはタテ向きに使いますよね。スナップチャットはその点に注目し、動画はタテ向きで再生されるようになっているため、いちいち画面の向きを変える必要がないんです。このアイディアは、ヨコ型の動画に比べて、動画を最後まで再生される割合が9倍になったほど大きな効果がありました。そんなスナップチャットのビジネスモデルは3V Advertisingと呼ばれ、かつてのSNSとは違った、新しいアイディアでした。3Vとは、Vertical(タテ型)、Video(動画)、View(全画面表示)の3つを表しています。

 

 

成功の秘訣 3. FOMO(the Fear of Missing Out)の心理を狙ったアプリ

 

スナップチャットに投稿されたコンテンツは、投稿されてから24時間しか閲覧することができません。このように期限が設けられたことで、友人や著名人のスナップを100%楽しむには、1日のうちに頻繁にアプリをチェックしなければいけないという心理が働きます。この心理は英語でFOMO(the Fear of Missing Out)と表現され、取り残される恐怖・不安を意味します。その結果、スナップチャットユーザーは、1日平均25~30分アプリを利用しており、その60%はアプリ上で投稿、または友人とチャットするなど何かしらアクションを起こし、エンゲージしています。

 

 

成功の秘訣4. テレビCMの代替を狙ったクリエイティブな広告の数々

 

フェイスブックやインスタグラムを利用いたことのある人なら、過剰に表示される広告のポップアップにうんざりした経験があるのでは? でもこれは正直言って仕方のないこと。インターネットやSNSビジネスの主な収入源はこの広告から発生しているからです。もちろんスナップチャットにも広告がでてきますが、ユーザーをイライラさせないよう、その内容や表示の仕方は工夫されていて、非常にクリエイティブです。常にテストを繰り返しているようですが、現時点では、メインページのトップに表示される各企業の広告コンテンツ一覧から、自由に好きなものをタップして閲覧、または購読できるもの、メインページ真ん中には各地でのイベントのライブスナップのまとめ、そして、スナップを連続で閲覧している際に、スムーズな流れで間にCMのように流れる企業の広告スナップの3つがメイン。スナップチャットは現在、テレビCMの広告主に対して、テレビよりもアプリの方が高い広告効果をもたらすとアピールしているところです。米国在住の18~34歳までのスナップチャットユーザーは約41%。それに対し、米国のテレビネットワークの上位15社のうち、同じ年齢層をターゲットにできているのはわずか6%というデータが出ているため、今後ますますスナップチャットの広告は進化していきそうです。

 

<まとめ>

 

スナップチャットをビジネス的な視点から分析してみましたが、いかがでしたでしょうか? こうして見てみると、スナップチャットの成功の裏には、現代の風潮や流れ、ニーズを見逃さない観察力と、それをうまくビジネスに組み入れていくクリエイティビティーがあったということがわかりました。今後の成長がますます楽しみです!

 

スナップチャット活用法5

 

スナップチャット発祥の地、アメリカではすでに多くの企業やデジタルインフルエンサーがスナップチャットを利用したプロモーションやブランディングに乗り出しています。今回はMayukoが個人的にこれはすごい! と感心した事例を5つご紹介します。

 

1.H&MがKENZOとのコラボレーションの一部をスナップチャットでチラ見せ

年に一度、誰もが憧れるハイブランドとコラボレーションし、夢を現実にしてくれるH&M。2016年はKENZOとのコラボレーションで、ファンの間では話題になっています。そんな待望のコラボレーションルックの一部を、H&Mはスナップチャットを使って独占的に公開!これにより、内容が気になるファンたち(私を含む)は、一斉にH&Mのスナップチャットをフォローしたのでした。

 

 

2. ブルックリン・ベッカムが1日だけバーバーリーのカメラマンに!

英国ブランドバーバーリーとゆかりのあるベッカムファミリーは、これまで何度もデジタルキャンペーンに登場してきました。ベッカム家の長男として知られるブルックリン・ベッカムは、バーバーリーの一日カメラマンに就任し、趣味だった写真の才能を披露。その様子は同ブランドのスナップチャットで公開されました。

 

 

3. スナップチャットをセルフブランディングに利用したブロガーたち

シンガポール発のインフルエンサーとして活躍しているYOYO CAOは、インスタグラムの写真上では、淡白で冷たそうに見えるフォロワーに言われることが多かったそう。実際はとてもお茶目でチャーミングな部分があるのに、完璧に加工された写真上では残念ながらパーソナリティーまでは伝えることができませんでした。けれど、スナップチャットのおかげで、もっとパーソナルでリアルな側面をフォロワーとシェアすることができるように。こうしてフォロワーたちの共感を得て、更なるフォロワー獲得にも成功しました。同じくファッションブロガーとして世界を股にかけるAimee Songもスナップチャットを活用して、華やかな生活の裏側をフォロワーたちとシェアすることで、ファンたちと更に密接に関わっています。

 

 

4. オバマ夫人がスナップチャットで若者たちにアピール

 

米大統領妻であるミシェル・オバマ夫人は、教育政策にとても熱心で発展途上国にも積極的に足を運び、教育の大切さを世界に伝えています。そんな彼女が、もっと若者にも自身のメッセージをアピールしていきたいと、スナップチャットの公式アカウントを開設!U.S. First Lady Visitの一部始終やホワイトハウスでの様子を公開するという画期的な試みを行い、多くの若者が関心を寄せました。政治の世界にまで浸透しつつあるスナップチャット、すごいです。

 

 

5. 米系広告会社のBBDOがソーシャルチーム強化のため社員にスナップチャットを使ったユニークなテストを実施!

 

BBDO Stories from Michael Gentile on Vimeo.

ニューヨークを拠点とする広告会社のBBDOは、社員をSNSに精通させるためにスナップチャットを使った試験を行いました。内容は、スナップチャットの24時間消えないマイストーリー機能を利用して、毎日違ったテーマに沿った写真やビデオを投稿するというもので、自ら最新のテクノロジーを使って学び、そこから得た知識やノウハウをクライアントに伝えていくことが目的。最終的に、「BBDO STORIES」という一本の動画にまとめられ、公開されています。今まで私が出会った30代、40代のほとんどが、「スナップチャットが理解できない、使い道が分からない」と疑問の声を漏らしていましたが、こうやってソーシャルメディアを日々の生活に組み込ませれば、より理解が深まりそうですよね! まとめ インフルエンサーと企業のスナップチャット活用術いかがでしたか?今やファッションから政治まで様々なシーンでスナップチャットは活用されています。スナップチャット以外にも多くのソーシャルメディアが存在する今の時代に、すべてのプラットフォームを理解しておくというのは、ビジネスにおいて間違いなく強みになりそうです。

 

 the true scents

 

トラベル&ファッションブログ、The True Scentsのブロガー。旅行で観光スポットに飽きてしまった人や感度の高い旅慣れた人をターゲットに、妹のKaekoと旅先で見つけたおしゃれなカフェ、レストラン、お店だけを厳選して紹介している。旅に役立つ情報も満載。
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