ゲイのセックス・アンド・ザ・シティ!?
Looking/ルッキングってどんなドラマ
2014年1月からアメリカでオンエアされ、現在は日本でもHuluで放映中の『Looking/ルッキング』。同じテレビ局(HBO)で放映された『セックス・アンド・ザ・シティ』のゲイバージョンともいわれているんだよ。1回見たらハマっちゃう人が続出中。どんなドラマなのか紹介するね。
1、Looking/ルッキングが注目されるワケ
まず、ゲイの恋愛事情やカルチャーって謎に包まれているよね。それを好奇心からウォッチングしたいというのが注目のひとつ。あとひとつは、現代のゲイたちの生活を通して、恋愛ロマンス、失恋、孤独感という自分の人生経験に関連した気持ちを呼び起こすことから、女性の視聴者が多いんだよ。ゲイというユニークな視点から描かれているんだけど普遍性があるんだよね。楽曲のセンスも注目されていて、エンディングソングがストーリーごとに違うんだ。舞台がサンフランシスコなので景色の美しさもポイントだし、何よりも登場人物が才能豊かで複雑な心の持ち主でリアルで……最後にはきっと大好きになっちゃうはず。
2、どんなストーリー?
世界中からLGBTが集まるサンフランシスコに住む29歳のパトリック(ゲームデザイナー)、31歳のアグスティン(芸術アシスタント)、39歳のドム(ソムリエ)は親友同士。第一話はゲーム会社に勤めるパトリックが出会い系サイトで恋人を探し、実際に会ったもののデートでは話がかみ合わず……。その帰り、バスの中で自分とは違う世界に生きる1人の男性に恋をしてしまうの。一方、パトリックと住んでいたアグスティンは恋人とルームシェアすることになり、アパートを去るというストーリー。回を重ねるごとに濃厚なゲイ同士のベッドシーンもあったりして、かなりリアルにゲイの生態がわかるんだ。
3、ついつい頷いてしまう! 共感ポイント
3人のゲイたちはストーリーの中で、愛、キャリアの再考、年齢の焦り、家族、人生の充実を求めて新世代の選択肢を模索し続けていくから、LGBTじゃない人でも「共感できるわ~」ってポイントが随所に散りばめられているの。ほかにも、ゲイチャットのGrinderや出会い系アプリのTinderを使ってゲイたちがオープンにやりとりする駆け引きが恋愛の勉強になったりするんだ。日本ではありえないくらいゲイたちがオープンに堂々としているのも感銘を受けるわ。
4、製作陣たちもLGBT
パトリックを演じるジョナサン・グロフ本人がそもそも本物のゲイとオープンにしているので、演じているというよりもリアルさが楽しめるわ。ほかにも、脚本家9人のうち7人がゲイなので、想像の世界ではなく、放送禁止用語を盛り沢山に使ったセリフを通して、ゲイコミュニティーが形成されているサンフランシスコのいまが垣間見れるはず。
日本では未だにアンダーグラウンドのゲイコミュニティー。Looking/ルッキングを見れば、LGBTの人の生き方や抱える悩み、アメリカの寛容さというのがわかるようになるよ。セックスアンドザシティが好きだった子もぜひチェックしてみて★
Huluプレミア「Looking/ルッキング」
シーズン1 全話独占配信中!
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