Amazon,Google,Andoroid
音声認識のAIがつくる未来図
みんなは音声認識をふだん利用してる? キーボード入力に代わって、ボイスファーストの波が未来に向けて押し寄せているよ。人間同士のコミュニケーションがそもそも音声同士のやり取りなので、従来のコミュニケーションに回帰して定着すると考えられているの。
GoogleなどIT企業が音声認識に力を入れている
音声認識のファーストウェーブはSiriやGoogle Nowで、いまはセカンドウェーブとしてマイクロソフトのCortona、アマゾンのAlexa、Google Home、FacebookのM、Vivなどより高度なAIアシスタントとしての機能が目立つようになってきたわ。未来都市といわれる中国の深圳市では今や、忙しいビジネスパーソンはキーボードでテキストメッセージを入力するのではなく、歩きながら音声タイピングをするのが主流。Googleボイスタイピングなどのツールを使えば、会議中に自動的に議事録を作ってくれるから文字起こしの手間が省けてとっても効率的になったわ。
ここまで進化している音声認識サービス
音声認識によって変わることのひとつに、コミュニケーションの進化があげられるよ。例えば、音声認識を通じて33ヵ国以上の翻訳可能なアプリが続々登場しているよ。この進歩により、外国へ行くのに言語がわからないから躊躇するということもなくなるし、世界中に友達を作ることができることが可能になったんだ。一方、アマゾン Lexのようにまるで友達のように自然な会話ができるソーシャルボットが登場し、多くの新聞やニュースなどの内容を取り込んだ会話が豊富なLexと話していた方が楽しく感じられ、将来は友達がたくさんいる人か、ロボットだけの友達で満足する人で二極化しそう。
音声認識で叶う未来の新しいサービス
音声認識搭載のAIアシスタントが一家に一台、場合によってはひとり一台所有する未来がやってくるのは確実。では、このアシスタントがあることによりどんなことが叶うと思う? 例として、amazonのAlexaがあることで叶うことは以下の通り。家庭ではただ話しかけるだけで、IoT家電の操作、e-コマースの注文、天気予報の確認、TPOに合った音楽プレイリストの再生、映画館の席の予約、電車の遅延の確認、銀行送金依頼、気になるスポーツ試合の得点状況の確認などマルチに対応可能よ。海外ではすでに、Alexaに話しかけてUberの呼び出しやドミノピザの宅配も頼めるの。
職場では、音声による入出管理や勤怠管理、カレンダーと統合することによるスケジュールの確認や会議室の予約、簡単な電話対応、受付対応、消耗品のオーダー、To doリストの確認、オフィスの空調の管理など現在の秘書や事務が行っているようなことをこれからは音声認識するだけで総じて出来るようになるわ。
「Hi! Alexa,ペンを10本頼んでおいてくれる?」
とオーダーするだけで、ネットにわざわざ入力しなくても可能なんて画期的だよね。
音声認識がもはや当たり前のプラットフォームになり、検索だけでなく、買い物やコミュニケーションの仕方が変わってきそうだね。タッチやクリックをする手間が省けるというのはかなりの時間の節約にもなるから、空いた時間に何をするかが問われそうだよ。
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