Dear B,

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BRIDGETと友人達のLetterを管理するDear B,のEditor達。彼女達の目標は、多くの女の子をBRIDGETのように世界に飛び立たせること。
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HOW TO
2017.07.09

バリで注目のインターナショナルスクール

Green schoolのここがすごい

2008年、バリ・ウブドの8万平方メートルの面積に設立されたGreen school。独自のカリキュラムを提供し、インターナショナルスクールなので、海外からも学びたい生徒が殺到しているんだよ。

 

Green Schoolの理念

 

Green Schoolの理念は「世界を持続可能な社会にする生徒を育てる」こと。設立者のジョン・ハーディはアル・ゴアの『不都合な真実』を読んだことがきっかけで子供たちに美しい地球を残すことをライフワークにしたんだ。自然に慣れ親しみ、ホリスティックな考え方を持てるように生徒が中心になって学ぶ環境を与えており、生徒にはクリエイティブで革新的な次世代のグローバルリーダーになってほしいという理念があるよ。

 

世界各国から子供をGreen schoolに入れる親の理念

 

どの親もバンブーでできた建物の写真を見たり、バリ旅行でこの学校を訪れた時に生徒たち皆が生き生きして笑顔をみた瞬間に、子供をぜひここで学ばせたいと思ったそうよ。木、花、蝶々などに囲まれた環境で情緒を育んでほしいと親たちは願っているの。25ヵ国以上から生徒たちが集まるので、国際色豊かな友人たちと分かち合い、自国や世界の社会問題をグローバルな視点でみられるような子に育てたいと思っている意識の高い親がほとんどよ。

 

Green schoolのここがすごい5

 

 

建築

 

建物周辺はジャングルのようにグリーンが多く、校舎はすべてバンブー(竹)で造られているんだ。教室にはドアや窓が一切なく開放的な雰囲気。先生が使う黒板まで竹でできているよ。クラスでは自然光が照明の役割を果たし、バリの温暖な風が吹くなかリラックスして授業を受けられるの。周辺は人工的なコンクリートではなく、火山岩が敷かれていたり、全てがナチュラルよ。

 

トイレ

 

水洗トイレではなく、水や電気を一切使わないコンポストトイレを採用しているんだ。尿や便をしたら各個人が便器の中におがくずを入れて、堆肥として畑にまけるようになっているの。自分が有機的な存在であることを実感できるよ。

 

自給自足&オーガニック

 

米を主食にする生徒は稲作の方法を学んで自給自足し、みんなで食べる野菜はすべて有機農法で育てるなど一貫しているよ。料理を作るときはガスを使わずに昔ながらのかまどに火をたいて煮たり焼いたりして、本来の自然の恵みをいただくから自然と食育も身につくんだ。

 

授業ではない授業スタイル

 

幼児教育、小学校、中学校、高校とそれぞれカリキュラムがあり、英語、数学、化学などのカリキュラムをもちろん履修する(授業はすべて英語)。しかし、他の学校と違うのは生物の授業なら周辺の森にいって実際に生物を触って学ぶなど、頭だけでなく身体を使って肌で感じながら学べるんだ。ほかにも、自然と共存する環境科学、ヨガ、世界の起業家を呼んで行われる起業家学習、創造的芸術など普通学校では学べないような体験ができ、これからの時代に必須のテクノロジーも学ぶんだよ。高学年になるにつれて、自身のサステナブルな考えを発表するプレゼンの授業もあるの。まるで大学みたいだよね。

 

アクティビティ

 

教室の外はアクティビティし放題! 花や野菜を植えたり、敷地の川にダイブしたり、泥相撲をしたり、バリの伝統舞踊を学んだり、井戸を掘ったり、夜空を観察したり、自然環境を生かした遊びが豊富にあるので、テレビゲームとは無縁。大人になったらなかなかできないことを子ども時代に味わえるってとっても素敵だと思わない?

 

バリでは観光地にもなっているほど、話題を呼んでいるGreen school。テクノロジーが発展しているいま、あえてサステナブルを学ぶのは新しくてクールだとウケているんだ。通える子どもがうらやましいね。

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