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「KAORI」の記事

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「あなたの幸福度は何%ですか」

世界幸福度調査~チリ人編~

ここ数年でチリワインが日本で人気を集めていますね。あまりお酒が飲めない筆者は詳しくはないのですが、ソムリエをしている知人に聞くと、安価で質の良いものが多いとのこと。読者の方の中でも、きっとチリワインファンの方もいるでしょうね。飲食繋がりで、南米大陸では、肉大国のアルゼンチンやブラジルを筆頭に、肉食の国が多いのですがチリでは魚介類がとても有名です。南米大陸を地続きに移動しているバックパッカーたちは「魚介が食べれるからチリに行こうかな」という話題が出るほど、有名で魅力的な場所なのです。さて今回の幸福度調査は、チリ人のおばあちゃん。長い間専業主婦をしていたべシーは、若いころからお裁縫が得意で自分やご主人、子供たちの服を仕立てていたそう。そして60歳を越え生活に少しゆとりを持てたと同時に、長年の夢だった小さな服屋さんを開きました。べシーのお店を手伝っている女性の紹介で出会うことができたのですが、その時に筆者は初めてワインがおいしいと感じました。お酒は場の雰囲気によって全く味が変わる気がします。楽しいおしゃべりと、おいしい肴があると格別ですね。べシーはとても快活で、時には女友達のように、時には母のように、話をしてくれました。実は筆者のおばあちゃんも裁縫上手で雰囲気も似ており、こっそり南米のおばあちゃんだと思っています。さて今も小さな夢を叶え続けている彼女の幸福とは……?
2017.11.30

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「あなたの幸福度は何%ですか」
幸福度調査30回突破!まとめ

ついに本幸福度調査も30インタビューを突破しました。まさかまさか、ここまでたくさんの方々にインタビューに答えていただけるなんて! 思ってもみなかったので、驚きと喜びでいっぱいです。   さて、本記事ではインタビューを一旦休憩させていただいて、今までのインタビューで見えてきた幸福論を分析し掘り下げてみようと思います。幸福な人とそうでない人、何が違うのか。幸福になりたいという気持ちは絶対に万人共通に持っているものなのに、どこで差が出てしまうのか。人類の永遠のテーマですが、人々の思想や現実を読み解いていくと、見えてくるものがありました。  
2017.11.23

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世界幸福度調査~ペルー人編~

さて、今回インタビューに答えてくれたのは、お医者さんで最近パパになったホルヘです。彼は大の親日家で、ペルーの首都リマで出会い、自宅に招待して頂いたことがあります。その際、日本にしばらく帰っていなかった筆者の為に、お豆腐のお味噌汁に、納豆など日本食を用意してくれた事にとても感動しました。かつてフジモリ大統領が国を治めていた事で有名ですが、ペルーには現在も日系人が数多く暮らしており、日本食が比較的手に入りやすい国です。それでも、生粋のペルー人である彼ら家族が、筆者の為にもてなしをしてくれたのはとても嬉しく思った大切な思い出です。今回はそんな親切で心優しい彼の幸せについて聞いてみました。
2017.11.16

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「あなたの幸福度は何%ですか」
世界幸福度調査~マルタ人編~

地中海に浮かぶ島、マルタ共和国。地中海にありながら珍しく英語圏なので、昨今では語学留学で人気の国ですね。ヨーロッパのベストシーズンの夏だ! と、息巻いてに訪問したのですが、想像より日差しが強く、暑くて仕方ありませんでした。そんな中でも、バカンスを楽しむこんがりと日焼けしたヨーロピアンたちで島中大賑わいでした。マルタの人々は観光客で外国人慣れをしているのでしょうか、親切で笑顔優しかった印象です。バックパッカーにとっては物価は高く感じますが、程よく便利で、西欧の方よりはのどかで、地中海地域特有の古びたというか乾いたというか、なんとも言えない心地よさ。海鮮料理がおいしくて、美しい海でのダイビングも爽快で、心も胃袋も満足した国でした。今回の幸福度調査では、そんなマルタで育ったアメリア。少し人生の先輩であるアメリアは、どこか達観したような、大人の落ち着いた雰囲気のある女性。このインタビューで、彼女の人生観に初めて触れたのですが、こういった経験をこういう風な解釈をしてきたから、今の素敵なアメリアがいるんだ。辛いことを経験して、ふさぎ込んでしまう人、優しくなれる人がいるけれど、アメリアは間違いなく後者なのだと感じました。  
2017.10.25

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「あなたの幸福度は何%ですか」
世界幸福度調査~ニカラグア人編~

今回インタビューに答えてくれたのは、そんなニカラグアの田舎町に住むアドです。彼はじつは、色々なやんちゃをしている子。それでも、インタビューには照れながらもしっかりと自分の言葉で話してくれました。悪いことをするから、不幸なのか? 不幸だから悪いことをするのか? 貧困は不幸なことなのか? 他国籍の筆者から見る幸福感と、彼の持つ幸福感があまりに異なり、考えさせられるインタビューとなりました。  
2017.10.19

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世界幸福度調査~ウズベキスタン人編~

今回の幸福度調査は、そのシルクロードの真ん中に位置するウズベキスタンです。かつて、貨物を持った商人たちの中間地点のオアシスとして、遠路の疲れを癒す場だったそう。青を基調とした美しいモスクなどがエキゾチックな雰囲気満載で、今でも歴史を垣間見る事ができるのですが、意外にも中心部はとても発展していて、新幹線のような高速鉄道もとても近代的で驚きました。イスラム教が多い国ですが、女性の服装も洋風な方々がほとんどで、中央アジアの他国と比べても、一歩進んでいる国なのかな、という印象です。さて、今回インタビューに答えてくれたのは、カウチサーフィンでお宅にお世話になったクドラドさんです。郊外にご自宅を構え、奥さんと子供3人の5人家族を持つ男性です。少しシャイで、亭主関白で、古き良き時代のお父さんというような方です。何気ないクドラドさんの言動ひとつひとつに文化を感じるインタビューとなりました。  
2017.10.12

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「あなたの幸福度は何%ですか」
世界幸福度調査~インドネシア人編~

この度インタビューに答えてくれたハリさんは、漁師を主な職業とする海の男です。日焼けした肌、たくましく野性味あふれる体で大家族を支えています。潮焼けした笑顔の中にはどんな思いが隠されているのでしょうか?
2017.10.05

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「あなたの幸福度は何%ですか」
世界幸福度調査~アルゼンチン人編~

南米の中でも、幸福度ランキングの高い国、アルゼンチン。とっても広く、縦に長い国土を持っているため、北と南では全く違った機構を持つ国です。今回インタビューに答えてくれたのは、一家の大黒柱である、テルセロ。いたずらをしたり、子供たちと笑い転げている姿を見るとさながら彼も兄弟のよう。奥様は「彼も私の子供」と笑っています。そんなマルセロの一家は、現在は主に中南米を旅しながら暮らしています。リモートワークでプログラミングの仕事をしてみたり、マクラメという編み物を使ったアクセサリーを旅先々で販売したり。旅慣れている子供たちは、現地で常にお友達を作って走り回っているそうです。では、彼らの幸せとは。家族代表でマルセロにインタビューを受けてもらいました。
2017.09.28

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「あなたの幸福度は何%ですか」
世界幸福度調査~ドイツ人編~

筆者が今まで住んでいた各国(基本的に貧乏なので途上国と言われるような、物価が安くちょっぴり不便さを感じるような国です)でも、たびたびノマド生活をしている先進国出身の方々に会いました。特に、東南アジアで暮らしている欧米人はリモートワークで生計を立てている人が多いです。彼らはなぜ、母国を離れ、異国の地に根を張り生活をしているのでしょうか? 今回インタビューに答えてくれたアディも、そんなノマドライフを楽しんでいるひとり。彼とは、タイで飲み仲間として仲良くなりました。さて、彼のお話を聞いてみましょう。
2017.09.21

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「あなたの幸福度は何%ですか」
世界幸福度調査~ギリシャ人編~

今回インタビューに答えてくれたのは、人生の先輩ディーナ。彼女と話すと、その諭すような口調と人生哲学にハッとさせられます。いつも何かに焦っている気がして、不安とこれからの人生に対する欲を持っている筆者にとって、目からウロコの言葉ばかり。満ち足りるって何だろう。そんな事を考えたインタビューになりました。
2017.09.14

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「あなたの幸福度は何%ですか」
世界幸福度調査~スワジランド人編~

南アフリカにほとんど囲まれている国、スワジランド。大きさは四国より少し小さい程度で、人口も135万人ととても小さな国です。南アフリカから車で行けたり、通貨がそのまま使えたり、南アフリカの地方というイメージ。筆者も南アフリカに行ったので行ってみようかなくらいの関心度でした。この国では滞在先のスタッフのドラミニに話を聞きました。筆者がアフリカ人の好きな所は楽観的で非常に明るい所。ドラミニもご多分に漏れず陽気で、とても親切な男性です。非常に言いにくい話も、掘り下げてインタビューに答えてくれました。  
2017.09.07

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「あなたの幸福度は何%ですか」

幸福度調査20回突破!ここまでのまとめ

筆者の担当させていただいている世界幸福度調査が前回のラオス偏で20回を迎えていました! ”迎えていました”というのも、先ほどたまたま数を数えてみたら、ちょうど20回だっただけなのですが……せっかくなのできりのいいところで一度、ここまでのインタビューで筆者が感じたこと、見えてきた事を振り返ってみようと思います!
2017.08.24

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世界幸福度調査~ラオス人編~

さて、今回のインタビューはラオス人の方。ラオスというと、のんびりとした国で、がつがつ観光をするというわけでもなく、何も無いという時間を楽しみに訪問するヨーロピアンが多いですね。日本人としては、旅行といっても予定を詰め込みがちですが、読書をしながら昼寝して……というようなバカンスを楽しむ欧米人達にはうってつけの国なのでしょう。そう思うと、筆者も含めてこういった”休む”事が日本人はへたくそのように感じますね。インタビューに答えてくれたワンは、実はラオスではなくタイで会った青年です。出会った当時も、ラオスの現状や出稼ぎでの出来事など、興味深い話を沢山してくれたので、今回インタビューをお願いしました。日本人とは全く違う環境で育った彼は、何を思うのでしょうか……?  
2017.08.16

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世界幸福度調査~ポーランド人編~

今回はポーランドで知り合った女性オルガに話を聞きました。ライブ会場で、美しい容姿に反して激しく観戦していた彼女。当時はあまり深く語り合う事はありませんでしたが、今回ゆっくりとインタビューに答えてくれました。では、彼女はどんな事を思い、生きているのか……覗いてみましょう。
2017.08.10

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世界幸福度調査~ニュージーランド人編~

今回インタビューに答えてくれたのは27歳のジェイコブ。お世話になったステイ先の息子さんです。本当は彼の両親にインタビューをお願いしようと思っていたのですが、ステイ中に学校卒業後はニュージーランドから出て仕事をすると言っていた彼が、今もニュージーランドにいるという事で興味がわき、彼にお話を聞くことにしました。では、彼の幸福とは……ご覧ください♪
2017.07.27

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「あなたの幸福度は何%ですか」

世界幸福度調査~イスラエル人編~

世界中を旅していると、自分の価値観とは全く異なった社会を目にします。個人的には観光地をめぐる娯楽的な経験より、経済や社会情勢をみたり、現地の方々のお話を聞いたりする事が、とても印象強く心に残るのです。よりディープに多くの世界観を知ることができ、結果として人生を考えるいいきっかけになっている気がします。そして、沢山の国の中でも筆者にとても影響を与えてくれたのがイスラエル。今回インタビューを受けてくれたのはイスラエル人のハンナです。違う国でお互いに旅人として出会いましたが、その時に話してくれたイスラエル人の価値観、思想、宗教観がとても印象強かったです。そしてまた別の機会にイスラエルを訪問し、この国の一言では言い表せない様々な顔、混沌とした内情を目の当たりにしました。これからどうなっていくのだろう、という期待と不安にぐらぐら揺れ動く国。場所によっては欧米諸国と変わらない暮らしぶりがあったりするのですが、そのほど近くで危険といわれる地域があったりと…。言葉では上手く表せない、人生観が変わるほど、不思議な衝撃を受ける国です。筆者は本職のジャーナリストではないので、デリケートでこみいった話を伺うのは、失礼かなと迷うことがありましたが、ハンナは淡々と、だけれどしっかりと話をしてくれました。  
2017.07.13

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世界幸福度調査~コスタリカ人編~

かの有名な大漫画家、手塚治虫さんの代表作のひとつ『火の鳥』。永遠の命をもつ不死鳥である火の鳥にはとても美しく描かれているのですが、火の鳥のモデルになった鳥がいるのをご存知ですか? それはケツァールという鳥。筆者は中米訪問の際に、必ず火の鳥を見つけるのだ! と息巻いて、コスタリカに向かいました。そんなコスタリカで、ツアーガイドをしてくれたアランが、今回の主人公です。ふたりの子供を持つ、一家のお父さんです。大柄な彼は笑顔がとてもチャーミングで、虫を怖がる筆者に葉っぱを渡して「虫だよ!」と驚かしてきたりと茶目っ気たっぷり。国立公園内では自分の庭のように次々と珍しい生き物や植物を見つけ出し、細かに説明をしてくれました。では、そんな彼の『幸せ』とは。どんなお話が聞けるのでしょうか……?
2017.07.06

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世界幸福度調査~アイスランド人編~

筆者の勝手な持論ですが、温かい地域の国の人々は心身ともに豊かで、逆に言えば寒さの厳しい地域はそれだけでハンデを負っているのだ。と長年推定していました。自身が極寒の地域で暮らした事があり、雪深い冬の暗さや、車や暖房設備の燃料費など、上げたらきりがないほどの大変さを身をもって体験したことがあったからです。ところが、数年前アイスランドを訪問した際に、その考えは一変しました。アイスランドはその名の通り、とても寒い地域に浮かぶ島国です。年間平均気温は5度前後、驚くことに夏でも零度を下回ることもあるそうです。常夏が大好きな筆者は、数日間の滞在だけでも、寒い国だし、行くのやめようかな……なんて、しり込みをしていました。しかし長年の夢だったオーロラを見るために、意を決して行ってみると、確かに突き刺すような寒さはあるのですが、国の人々に穏やかな笑顔が溢れていることに驚きました。失礼な話ですが、寒い地域の方々って、険しい表情をしているイメージがあったのです。とにかくこの国は自然が豊かで、国土は小さくコンパクトながら自然がとてもダイナミック。フィヨルドや、氷河など、寒いからこそみられる自然の芸術を、目で見るというよりはからだ全体で感じることができます。そんな環境に身を置くこの国の人々はそれら自然の全てを愛し、楽しみ、工夫して生活していると感じました。今回のインタビューは、一児の母である、カトリーン。出会ったときは独身だった彼女も素敵なママになり、考え方、人生観、幸福感も変わってきたようです。では、彼女のお話を聞いてみましょう。  
2017.06.29

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「あなたの幸福度は何%ですか」

世界幸福度調査~中国人編~

さて、今回インタビューさせてもらったのは、中国で不動産業を営む劉(りゅう)さんです。仕事自体は中国ですが、住んでいるのは主に海外が多くある意味ノマド的な生活をしています。日本の大学に通っていた事もあり、日本語がとても堪能な彼は口調もとても勢いがあり、いつも筆者を笑わせてくれます。ではそんな彼の人生観、幸福感とは……?
2017.06.22

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世界幸福度調査~イギリス人編~

今回お話を聞いたのは、イギリスの老紳士。もともと彼のお孫さんと筆者が友人で、数年前筆者がイギリスを訪問した際に、ホームパーティの席で初めてお会いしました。髪もちゃんと整えて、パリッとのりのきいたシャツでおしゃれな身なりをして、ちょっと難しそうな顔をしているおじいちゃん。とっつきにくい感じで最初、まったく話しかけられませんでした。何の気なしに見上げた先にあった、アンティーク家具が素敵だ、と筆者がつぶやくと、突然水を得た魚のように、こだわりの家具について饒舌に話してくれた事がとても印象的です。今回のインタビューは、歴史のあるイギリスだからこそ、長くこの国を見つめていた彼に、お話を聞きたいと思いました。ここ最近EU離脱問題など、世界を騒がせてきたイギリスで、彼は何を思い、何十年もの間暮らしてきたのでしょうか……?
2017.06.15

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