【旅する編集者】ポートランドで
話題のアーバンワイナリーを訪ねた
旅する編集者が行くポートランド
♥アーバンワイナリー ENSO
旅する編集者 MAHO TAKAISHI (27)
ファッション、ワインPRを経て旅する編集者になる。 「世の中やサービスに新しい視点や価値を加える」を軸に21世紀の新しい生き方、ライフスタイル、価値感を、執筆を通じて発信している。
場所:SE(サウスイースト)
ポートランドと言えばクラフトビールが有名ですが、実はワインもかなりイケてるんです。フランスのボルドーと同じ緯度にあるオレゴン州は、寒暖の差があり、丘陵が多いためワインづくりに向いているんです。もちろんクラフトマンシップを持つポートランダーは、ビールだけでなくワインも手作り。特に最近は、ワインの醸造をお店で行う「アーバンワイナリー」が増えています。ワイン好きの私としては、ここは要チェック! ということで、サウスイーストのスターク通りにあるENSO Winery(エンゾ・ワイナリー)を訪ねました。
店内でワインの醸造を行うアーバンワイナリーには、写真のようにお店の中にワイン樽やワイン醸造器がずらっと並んでいます。
ENSOは元ミュージシャンでもあるRyan Lee Sharp氏が2011年のメモリアルデーの日にオープン。ウィラメット川近郊のArcane Cellarsで修行を積んだ彼は、ワインをつくることを夢みてポートランドにやってきました。ENSOのブドウは、オレゴン州はもちろん、ワシントン州、カリフォルニア州の3つの州から仕入れています。
Ryan Lee Sharp氏はワイン造りと音楽づくりは似ていると語ります。
“Music is like wine, it depends on what you’re in the mood for.”
音楽はワインみたいなんだ。気分次第で(味も曲も)変わるんだ。
(OREGON WINE PRESSより引用)
ENSOのモットーは、このビジネスを小さく保つこと。少量のロットでワインをつくることによって、低価格で最高のものを提供することができる。ビジネスが成長したとしても、最初のビジョンを忘れず、最小限に保つこと、だそうです。
ENSO Wine glass 6ドル CHEESE + BREAD BOARD Half 10ドル
早速テイスティングラウンジで、アペリティーボ♥ ENSOでは平日の16時から18時の間は、ドリンクとフードがすべて1ドルオフになるそう。私が訪れたのはランチの後くらいだったので、ちょっと早かった! それにしても平日の昼下がりのワインほど、幸せを感じるものはありませんよね。ワインは”ENSO Wine”をチョイス。ソービニョンブランとリースリング、シュナンブランのブレンドであるオリジナルワインは、爽やかさ、苦み、ミネラル感、果実味が次々とやってくる、素晴らしいバランスの複雑な味わい。気分も良くなってCHEESE + BREAD BOARDも注文してみました。カッティングボードには、4種類のチーズと近隣でつくっているというバケットがサーブされます。ちなみにこれでハーフサイズ。一体フルサイズはどれだけ大きいのかしら…?
この他の近郊にあるワイナリーも記しておきます。ポートランド旅行の際は、ぜひ徒歩でワイナリー巡りをしてみてください。
Division Winemaking Company
住所: SE Division at 35th Pl., Portland, OR 97215
電話: 503-887 -8755
HELIOTERRA WINE
住所: SE Division at 35th Pl., Portland, OR 97215
電話:503-208-2061
HIP CHICKS DO WINE
住所: 4510 SE 23rd Ave., Portland, OR 97202
電話: 503-234-3790
VINCENT WINE COMPANY
住所: SE Division at 35th Pl., Portland, OR 97215
電話: 503-740-9475
今回訪ねたアーバンワイナリーは…
店名:ENSO
住所:1416 SE Stark Street
Portland, OR 97214
電話番号:503-683-3676
HP: www.ensowinery.com#sthash.8ScCu5qg.dpuf
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