スペインは南国じゃない!!
意外と知らないスペインの気候
秋のスペイン特集
スペインの国土面積は日本の約1.3倍の大きさがあり、地域によってかなり気候が違います。南欧の暖かい国を連想されがちですが、意外にも雨が多い地域があったり、氷点下になるほど寒かったりと、イメージと違ったスペインに驚かれるかもしれませんね。
日本の様に比較的雨の多い北部、カラッとした天気で夏は非常に暑く、冬は寒さが厳しい中央部、年間を通して穏やかな気候の東部や南部、そして大西洋に位置するカナリア諸島は一年中暖かい気候に恵まれています。
まず、北部の一番の特徴は降水量が多いことです。その影響で緑が多く、何処となく日本を感じさせるところがあります。夏は比較的涼しく、冬は温暖で過ごしやすいです。
マドリッド
マドリッドなどを中心とした中央部は、とにかく夏は暑く、冬はかなり冷え込みます。空気は乾燥し、昼と夜の温度差、そして季節によっての温度差が激しいのが特徴です。
バルセロナ
バルセロナを代表とする地中海性気候の東部は、夏は暑く、冬は穏やかな気候です。年間通して湿気が少なく、春と秋は雨が多いものの、全体的には降水量が少ない地域です。
アンダルシア
アンダルシア地方のある南部は、温暖で冬はとても過ごしやすい気候ですが、夏は非常に暑く、近年では50℃近くにまで気温が上がることもあり、熱帯夜の日も多くなりました。
カナリア諸島
亜熱帯性気候のカナリア諸島は、アフリカ大陸モロッコの西方に位置し、一年中暖かく、雨もあまり降りません。昼夜の温度差もあまりなく、冬でも最高気温が20℃前後と、保養地として世界各国から観光客が押寄せるわけがよく分かります。
いかがでしたか?
色々と地域の特徴を見てきましたが、カナリア諸島を除き、共通して言えることは、一般的にスペインは一日の温度差があるということです。旅行される際は、いつも一枚羽織れるものを携帯されるといいですね。また夏は勿論のこと、冬も日差しがきついですので、日焼け止めやサングラスもお忘れなく。
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