

直行便はないから注意!
スペイン渡航時のポイント3つ
秋のスペイン特集
初めてイベリアの地を踏んだ日本人は、フランシスコ・ザビエルから洗礼を受けたベルナルド(日本名は不明)です。1550年代のこと。その数十年後(今から431年前)、まだあどけなさの残る13-14歳の少年4人(天正遣欧少年使節)がマドリッドを訪れています。
当時の交通手段は、船。1582年に長崎の港を出航し一路リスボンへ。2年半に亘る過酷な船旅。その後、彼らはフェリペ2世国王謁見のため、陸路マドリッドへと向かいました。
スペインに住む日本人の中には、その昔「シベリア鉄道で…」という方もいらっしゃいます。今は時間もグッと短縮されお値段もお手頃になった飛行機で♪
とはいえ、残念ながらスペインへの直行便はありません。ヨーロッパの主要都市を経由して、およそ15~18時間(乗り継ぎ時間を含む目安)の空の旅です。欧州主要都市から電車やバスでスペインに入ることもできますが、時間や値段を考えると飛行機がお勧め。
また、エミレーツ航空、タイ国際航空、中国国際航空などでアジアや中東を経由して行くこともできます。
選ぶポイントは3つ!
1.マイレージを貯めたい!
マイルを貯めている同じアライアンスの航空会社でポイントを貯める。
2.乗り継ぎ時間、経由地を優先!
なかには経由地で半日以上待つこともあります。また、経由地によっては大きな複合
ターミナルの端から端へと迷いながら移動…と不安を抱えるハメに。
航空券を購入する際、しっかりと確認しましょう。
3.価格を優先!
格安航空券はもちろんのこと、大手航空会社も早めに予約すると格安航空会社並みの低価格で航空券を販売していることがあります。
1998年まではスペインの航空会社が成田に乗り入れをしていました。イベリア航空(IB)、スペインの「フラッグ・キャリア」です。そのイベリア航空が2015年7月31日ウェブサイト上で、成田を含む東京への就航を検討している意向を発表しています。
再就航が実現すれば、また少しスペインが近くに感じられますね。
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