Dear B,

Hawaii Writer
英会話講師を経て、アメリカ人との結婚を機に2002年ホノルルへ移住。ハワイの歴史・文化を伝える「歴史街道ツアー」を立ち上げ、クイズを取り入れた面白ツアーが好評となり、各メディアで多数取り上げられる。ブログ「さゆり in Hawaii」で、ハワイの日常・旬な情報を続々公開中。
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WORLD
2015.10.20

ハワイではやっぱり新鮮シーフード!

山の名になった魚の絶品料理をご紹介

SAYURI from Hawaii

アロハ、B!

エキゾチックなバリでの生活はどうだった? 人々も食べ物も、Bが生まれ育った所とは

違っていて、とっても刺激的な毎日だったんじゃないかな。

Bも旅に出て気付いてると思うけど、旅の楽しみのひとつは、何と言ってもご当地グ

ルメだよね!その場所で採れる物を使い、その場所の食べ方で調理して、その場所の空の

下でいただく・・・。まさにご当地グルメは、その場所の人々が培った文化そのもの。なぜそ

こに、このグルメは生まれたのか? とか考えてみるとまた、面白いかも。

私の住むハワイは知っての通り、周りは海海海! 古代のハワイアンも、海の幸を上手に食生活に取り込んで、食を楽しんでいたんだよ。ハワイの人々に親しまれてきた魚って、なんだと思う? その魚の名前が、あの有名な山の名前にもなってるんだよ。

 

 

ハワイのアイコン、ワイキキの東の端にあるダイヤモンドヘッド。

「魚の名前じゃないじゃん!」なんて怒らないでね。

この山、英語ではダイヤモンドヘッドだけど、ハワイ語ではなんと、「マグロのおでこ」っていう意味の、レアヒと呼ばれる山なの。形がマグロの背びれに似ているんだよ。ハワイの海ではマグロがたくさん捕れるので、それをやっぱり食べてみたいよね!

そんな時に向かうのは、新鮮な魚介類が集まる漁港!

 

 

数ある船着場の中のPier38は「Fishing Village」といって、新鮮なシーフード料理を出すレストランがあって、一般の人も気軽に入れる所。その中でも、観光客・地元の人に絶大な人気を誇るレストランがここ。

Nico’s(ニコス)

 

ワイキキで最も名高いフランス料理店のシェフが出したお店で、魚市場に並ぶ魚介類を

その日のうちに調理するので、この上なく新鮮!

ところで、あの、山の名前にもなってるマグロ。これがどんな風に調理されるか…

もう見たらビックリしちゃうよ。

いわゆるマグロのトロの部分。

これをなんと…揚げちゃう!

 

そして、トマトと長ネギの醤油ベースのソースをかけちゃう! 

さらにサイドには、ハワイのローカルフードには欠かせないマカロニサラダ、そして、ブラウンライス(玄米)。このお料理、Fried Ahi Belly(Ahi-アヒはハワイ語でマグロのこと)は、私のイチオシ!

アメリカでありながら、アジア人が多く住むハワイらしく、全体的にアジアの雰囲気漂うお料理だよね。これが、地元の人々からも愛される理由なのかも。この揚げたトロ、脂がたっぷりだから、もう、口に入れた途端にほぐれて、その柔らかさにはウットリしちゃうほど。

あ~、今すぐ食べたくなってきちゃった!

B、ハワイに来たら、この絶品料理を一緒に食べに行こうね。

早く一緒に食べたいから、早く来て(笑)! 待ってるよ!

 

さゆり ロバーツ

Hawaii Historic Tour LLC. 社長、兼、ツアーガイド
http://www.hawaii-historic-tour.com/wp/

ブログ「さゆり in Hawaii」

東京生まれ、茨城育ち。筑波大学比較文化学類にてアメリカの歴史と文化を専攻、英会話学校勤務から英会話学校講師を経て、結婚を機にハワイへ移住。2004年より、ハワイの歴史と文化を伝えるツアーガイドとして勤務。のちに独立し、現在に至る。「分かり易さと楽しさ」をモットーに、ワイキキとダウンタウンにてハワイの歴史や文化を伝えるうちに、ネットや口コミでツアーの存在が広く知られるようになり、ハワイ情報番組やラジオに数々出演、各種雑誌等に取り上げられるなど、活躍の場を広げつつある。『お母さんが教える子供の英語』(はまの出版)著者。

 

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