ただ行っただけじゃもったいない
旅で得た経験を人生に活かす戦略4
海外旅行の経験は、想像以上に人を成長させます。とりわけ、ひとり旅や、自分たちですべてプランニングするような旅だと、日本では経験ができない出来事が数多く起こり、楽しい出来事も、困った出来事も、些細なことでも自分の内面を成長させてくれることでしょう。せっかく貴重な体験をしたのですから、思い出に残すだけではもったいない。その後の人生にも役立てる何かにしたいですよね。では、海外旅行の経験をどんなふうに生かしていけばよいのでしょうか……?
ツアーコーディネーター
まだ就職していない学生であれば、ツアーコーディネーターを目指すのはいかがでしょうか? 一度も海外に行ったことがない方が、海外旅行に不安を持つのは当たり前です。あなたに旅行経験があれば、そんな方たちをサポートして海外の良さを伝えることができます。それになにより、仕事を通じて、大好きな海外への渡航も頻繁にできるという、夢のようなお仕事ですね。あなたが行ったことのある国、地域であれば、あまり知られていないローカルな穴場なんかも紹介できて、経験がものをいう仕事です。
コラムを書いてみる
筆者もそうですが、いままでの渡航経験を活かして記事やコラムを執筆するというのもおすすめです。必ずしも仕事にしなくても、個人的なブログに記載するだけでも自分の思い出や忘備録にもできます。自分の経験を発信することによって、今までになかった人との出会いなんてこともあるんですよ。旅の情報を交換し、共有すればまた次のあなたの旅につながることでしょう。人生はとっても長く、行きたいところを行きつくすという事はありません。どんどん、次の旅先を見つけましょう!
日本にきた外国人と交流をもつ
海外の経験は、海外でしか通用しない、なんてことはありません。昨今の日本では、オリンピック招致の影響もあり、外国人観光客の受け入れにとっても力を入れています。あなたが海外旅行で、道に迷ったとき、言葉がわからないとき、様々な場面で現地の方々に助けられたと思います。そんな経験を思い出して、今度は日本に来ている旅行者の方々をおもてなししましょう。海外で困ったことがある、という方でしかわからないことが必ずありますよ。カウチサーフィンなど利用して、自宅に受け入れる側になるというのもとっても楽しいです。自分がしてもらって嬉しかったこと、印象に残っていることを今度はする側になってみると、また新たな発見がたくさんあるでしょう。
心を広くもてる
たとえば、日本の生活の中で、待ち合わせに合わせて乗ろうとしていた電車が遅れていたり、干していた洗濯物が雨に濡れてしまった……といったほんの些細なことでイライラしてしまうことってよくありますよね。でもでも、旅にはトラブルはつきもの、必ずもっと困ったことが起きているでしょう。到着場所に、時間通りにつくことなんてまずないですし、ホテルの水道設備が悪くて水びだしになったり。少しのことでも、日本にいるより困難に感じたことが多いはず。だから、日本にいるときに些細なことでつまづいたら、旅先での事を思い出してみてください。あの時に比べたら、こんなこと大したことないって簡単に思えてしまいますよ。
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