4年間で取引数が1000倍に
ビットコインを今すぐ始めるべき?
ビットコインって聞いたことあるかしら? 仮想通貨のひとつで、グローバル市場のマーケティングにおいて、次世代の通貨として期待されているのよ。
ビットコインってどんな仮想通貨?
ビットコイン(単位はBTC)は2008年に作られた新しい通貨で、わずらわしい銀行を経由せずに取引ができるものよ。専用の交換所で円と交換すると、デジタルウォレットに保存されるの。つまり、お札や硬貨のような形あるものではなく、モバイルアプリなどのデジタルを通じて取引できるわ。また、ビットコインは国や規制に縛られていないため、どこの国の人でも使うことが可能で、国際送金が簡単かつスピーディーに安価で行えるの。取引手数料がないため、世界を市場にしてビジネス取引が可能ってわけ。
ビットコインの市場規模はどのくらい?
Bitcoin&Blockchain 2016レポートによれば、2015年末時点のデジタルウォレット保有者の数は約1277万個(1人で複数のウォレットを保有している人もいる)。この年の時点でビットコインATM数は536個。2014年末に比べて1日取引数は1年間で50%も伸びたとのことよ。毎日平均して1,000人の新規ユーザーが増えていると言われているわ。
ビットコインが一番盛んに使われている国は?
ビットコインが最も盛んに使われている国は、アメリカ。スタートアップ企業が多く集まるシリコンバレーには、世界で最も多くのビットコインATMがあるのよ。アメリカは世界の金融大国でもあるので、ビットコインの法的地位と規制のガイダンスを求める声が世界中から集まっていて、ある意味ビットコインの試験場的存在と言えるわ。もっとも最近は、中国で、取引や投資目的で購入する人が爆発的に増えているんだ。
日本ではどんな場所で使える?
仮想通貨の流通市場としては世界1位のビットコインだけど、ビットコイン日本語情報サイトによれば日本では現在、通販32件、実店舗100件でしか使えないの。外国人がよく来るようなレストランやバー、美容院、ネイルサロンがターゲットになってるわ。ビットコインが盛んなアメリカでは、サンドウィッチのサブウェイ、旅行やホテル予約サイトのExpedia.com、アメリカ版楽天、ドミノピザなど身近に使えるところが拡大中よ。
世界のビットコイン長者
ビットコインを投資目的で購入する人が多いため、ビットコイン長者というのも生まれているんだ。通貨と同じなので、価値相場があり、ビットコイン価格は初期から2013年までの4年間で1,000倍に膨れ上がったの。長者として有名なのは、推定資産17億円のロジャー・バーで、まだビットコインが1ドルだった時に沢山買い込み、今では投資家として悠々自適な生活を送っているよ。
ビットコイン今後の見通し
金融不安などの影響でビットコイン保有者が年々増えていることを考えると、今後も伸びが期待されているよ。しかし、ビットコインは匿名でのやり取りが良い面でも悪い面でもあり、悪い面を考えると不法薬物や銃器の購入などの犯罪に使われる可能性があるし、価値がなくなる可能性もあるから保守的な人にとっては手を出しにくいかも。将来的には、ビットコインの利便性を大手銀行が取り入れていくのではないかと専門家は語っているよ。
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