2017年アメリカの注目
スタートアップトレンドを分析
私たちの生活に新しいヒントや価値観を提供してくれるスタートアップの数々。アメリカでのブームは必ず日本にやってくるから気になるところだよね。2016年後半はどうだったのか、そして2017年のスタートアップトレンドを分析したよ。
2016年後半に世界的に脚光を浴びたサービスは?
2016年後半はディープラーニングを利用したAI(人工知能)のスタートアップが脚光を浴びたわ。最近になってGoogle翻訳ツールの性能が向上したのもこの技術のおかげで、機械学習アルゴリズムが進歩したからよ。このディープランニングは、ヘルスケア(診断、新薬創出)、Eコマース、セールスなどにも応用ができるので、膨大なデータが必要とされるスタートアップ分野でとても期待されているんだ。
2016年後半にアメリカで注目されたサービスは?
アメリカでは2016年後半、「チャットボット」での買い物が注目を浴びたよ。チャットボットとは、顧客がオペレーターを介さずにロボットとテキストでやりとりするサービス。たとえば、ドミノピザはチャットボットのサービスを取り入れていて、Facebookメッセンジャーやツイッターでピザの絵文字を送るだけで注文ができるんだ。ほかにも、メキシコ料理のTaco Bellでもコミュニケーションアプリのスラックを介したTacobotでタコスを注文できるんだよ。注文の仕方も今やハイテクだね!
新興メディアにはこんなサービスがあった
スマホ使用の多いミレニアム世代をターゲットとして、ここ最近はインスタグラムをマーケティングツールとして使う企業や、ブランディングに使う個人事業主が増えたんだ。そんな時代だからこそ、アメリカでは「インスタグラム・コンサルティング」というサービスを提供するスタートアップが話題だったよ。スタイリッシュな写真の撮り方やブランド戦略を専門的にフォローしてくれるの。何かビジネスを始めたくてフォロワーを増やしたい子はこういうサービスを使うといいわ。
2017年はこんなサービスがくる!
2017年は、「ヴァーチャル・アシスタント」というサービスが一般により普及すると予測しているわ。アップルのSiri、マイクロソフトのCortana、Google nowなどのようなアシスタントサービスは今や対話にとどまっているけど、今後はヴァーチャル・アシスタントに命令すれば、アプリ経由の音声命令だけでvenmo(アメリカで若者に大ヒットの送金ツール)を介した個人間送金を簡単に行えたり、メール送信が可能になったり、レストランへの予約が可能になったりと、単に調べるだけを超えた一歩進んだアシスタント(秘書)として重宝する時代になるのは間違いないよ。
こうやってみると全体的に、スマホを基点として、自分の人生をより良く、生活をより簡単に、仕事をより生産的に送りたいユーザーのためのサービスを開発するスタートアップが増えている傾向よ。2017年はどんなスタートアップが私たちをワァっと驚かせてくれるのか楽しみだね!
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