LCCなどのローコストキャリアと呼ばれる格安航空会社が出現して、渡航費は過去に比べて驚くほど安くなったよね。テクノロジーの進歩により、場所を選ばず、ラップトップ1枚で仕事ができるデジタルノマドと呼ばれる人々が出現して、人類はひとつの場所に縛られる時代に終わりを告げようとしているように感じるわ。今後この流れは、テクノロジーやグローバリゼーションの加速と正比例して、人類が今までにない大移動の時代を迎えるのではないかと予測されているの。そんな新しい時代を賢く生きるために、海外移住に必要な知識を、実際にその国に暮らす人々に聞いてみたの。国ごとに順次に紹介していくから、あなたに合ったデスティネーションを見つけてみてね。
日本からのアクセス
日本からフィリピンへのアクセスは飛行機でおよそ4、5時間。東京からフィリピンの首都マニラまでが約4時間半で時差は約1時間です。マニラへの直行便は羽田、成田、中部、関西、福岡などから出ており、航空会社によっては毎日運航しています。またセブへの直行便は成田と中部、関西から飛んでいます。全日空や日本航空をはじめ、フィリピン航空、大韓航空、キャセイパシフィックなど多くの会社が就航しており、セブパシフィックやジェットスターなどのLCCもあります。
気候
熱帯性気候であるため、年間を通じて温暖な気候。気温は26℃から28℃程度で推移します。日本のように四季はありませんが、6月~11月が雨季、12月~5月が乾季と分かれており、3月末から5月ごろが夏と言われます。地域によっても気候は異なります。服装は夏服で問題ありませんが、室内では冷房がかなり効きすぎていることが多いため、薄手の上着などは用意しておきたいところ。
言語
公用語はタガログ語をベースとしたフィリピン語と英語。しかし7107の島から成る群島国家のフィリピンは各地域に現地の言葉を持っており、それぞれの言葉は大きく異なります。英語は小学生のうちから学んでいるため、通用度はアジアNO.1と言われています。新聞・テレビなどのメディアのほか、政治や町の道路標識に至るまでほとんどが英語を用いています。世界中の企業のコールセンターがフィリピンに集中していることからも英語力の高さがうかがえます。
人種
人口が1億人を超えるフィリピンは多民族国家です。そのうち95%以上はマレー系ですが、地域ごとに多くの民族が存在しています。また、かつてスペインの植民地であったことから、混血の人々も数多く存在しています。言語的に見ると民族グループは100以上あるとされています。
宗教
カトリックが83%、その他のキリスト教が10%、イスラム教が5%、その他が2%。イスラム教徒はミンダナオ島の一部に多く存在しています。
通貨
通貨単位はフィリピン・ペソ。補助通貨はセンタボです。二〇一五年10月現在1ペソは約2.6円。紙幣の種類は1,000ペソ、500ペソ、200ペソ、100ペソ、50ペソ、20ペソであり、硬貨は10ペソ、5ペソ、1ペソ、25センタボが広く流通しています。
治安
フィリピンの治安は地域によって大きく異なります。首都マニラはまだまだ安全とは言いがたく、犯罪被害に遭う観光客も少なくありません。一方セブ島はアジア有数のリゾート地ということで世界の主要な観光地と比較しても治安面は保証されており、町には至る所に警備員がいます。最も気をつけるべき被害はスリやひったくりなどの犯罪。人前で派手な格好をすることや、路上であからさまにスマートフォンを使うなどの行動は避けた方がベター。もちろん、夜間のひとり歩きなども控えましょう。
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