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WORLD
2015.11.27

ニューヨーク移住に必要なこと②

1ヵ月の生活費は約○○万円

海外移住を思い立った時に一番気になるのは現地での生活費だよね?「ニューヨーク移住の必要なこと①基本情報」に引き続き、「ニューヨーク移住の必要なこと②」では、ニューヨークで暮らす上で必要な平均的な1ヵ月の生活費について、現地に暮らすEさん(40代女性)が①家賃②光熱費③インターネット④携帯電話⑤食費⑥交際費⑦その他の項目別に紹介してくれているよ。ニューヨーク移住に興味のあるあなたは必見!

家賃

マンハッタンは島の為、土地(物件数)が限られています。その為、競争が激しく、家賃も高いです。マンハッタンに限定しなければ、南のブルックリン地区、東のクィーンズエリア、西の対岸にはニュージャージー州と選択肢も広がります。郊外から都心部への電車、地下鉄、タクシーやフェリーなど交通網が発達しているので、移動は便利です。日本で言ういわゆるワンルームをこちらではStudioと呼び、日本でのワンベッドルームを1BR(BedRoom)と表現します。大抵、1年または2年の期間で契約を行います。NYの家賃は毎年値上がりしており、また同じ物件の契約更新時も家賃は上がるのが当然です。ここではマンハッタンのハーレムより南のエリアでのひとり暮らしを想定し、算出したいと思います。お手頃の物件で1Studioで最低$1900(約23万円)と考えておくとよいでしょう。もちろん広めの物件を何人かでシェアして暮らし、家賃を抑えるのもひとつの手です。

 

光熱費

ありがたいことに、ガス、水道代は家賃に含まれているところが多いです。ただ、水道のお水を飲むのはお薦めできないので、飲料水は購入した方が良いです。電気代は平均$100/月(約12,000円)。アメリカでは家全体の温度を管理するセントラルヒーティングのシステムのお家が多いので、日本のように各部屋で空調のオンオフ、廊下やバスルームはコントロールできず、寒い! 暑い!とならないので非常に快適です。

 

ネット代

電話回線、ケーブル、ワイヤレスの選択肢があります。ケーブルテレビに加入するのであれば、一緒にネット回線も契約することが出来ます。速度も速く、便利です。ケーブルテレビの会社は何社かありますので、さほど制限がなく番組が観られるパックならば$70/月(8,600円)、それにインターネット契約追加するとプラス$40/月(約5,000円)程度です。ネット単体だけならば、$30~$40/月でプロバイダー会社が無線LANを提供しています。

 

携帯電話代

携帯会社は複数存在し、どこの会社でも電波の良し悪しに大差はありません。データ通信が多い人であれば$70/月(約8,500円)、少ないプランであれば$40/月(約5,000円)程度です。日本と同様、例えば、iPhoneを2年しばりの契約を交わすとお得になるシステムもあります。アメリカの携帯電話業界も競争が激しいので、いろいろと比較してから決められると良いでしょう。各社プリペイドタイプの携帯電話も販売しているので、最初はプリペイドを使って様子をみるのもよいかもしれません。

 

食費

都市部の為、物価は全体的に高いです。お肉や野菜、乳製品などは日本より安く、なんと言っても、量も大きさもあるのでお得です。対岸のニュージャージー州には日本のスーパーマーケットのMitsuwaがありますし、マンハッタン内でも日本の食材を取り扱っているお店はあります。健康志向のニューヨーカーは和食好きでもあります。外食費は1回、ひとり当たりで夕食で$100(約12,000円)、ランチで$20(2,500円)が予算と思っていてください。キッチンが付いているところにお住いになるのであれば、自炊した方がお得です。

 

交際費

NYはエンターテイメントが充実した街です。お友達とトレンドのレストランでお食事、おしゃれなバーでお酒を、BroadwayやOff Broadwayでミュージカルを、美術館や博物館を楽しむ、季節ごとに開催されるスポーツの試合観戦やバレエなどの芸術を堪能、有名アーティストのコンサート…。楽しいことはつきません。交際費は自分の交際範囲や友人からの誘いにどれくらい足を運ぶか、によって大きな差が出てきます。せっかくのお誘いを断ってばかりも寂しいですし、毎回は無理であっても参加したいものです。こちらでは気軽に自宅に人を招いたり、Potluck(持ち寄り)パーティーを誰かの家で開催し、友人やそのまた友人を誘い、ゆっくりと時間を気にせずに楽しむことも日常的です。

 

交通費

マンハッタン内は地下鉄、バスが発達しているので、通勤や通学に利用することもあるでしょう。料金は一律$2,5(約300円)です。MetroCardには料金をチャージし繰り返し使用できる物もあり、また地下鉄とバス共通で利用できます。NYの地下鉄は汚い危ないというイメージを一掃すべき、日本のKawasakiが車両作成を請け負い、以前よりも車内がきれいになり、利用しやすくなりました。ただ、車両の行き先の表示が違っていて、別の場所に行ってしまった、急行と各停を間違えて乗ってしまい、危ないエリアに行ってしまった、という話しは今もあるので、乗車降車の際には気をつけなければなりません。タクシーの初乗りも$2,5(約300円)です。朝夕の通勤時間帯、雨や雪の日はタクシーがなかなかつかまりません。自家用車をもつ人が多くないニューヨーカーにとって、タクシーは身近な足です。こちらも近年はTOYOTAやヒュンダイの車を採用したり、運転席と後部座席のしきりににタッチパネル式のモニターテレビがついていたり、と快適になりました。お天気が良い日や時間に余裕がある時は「自分の足」を使って移動するのもお薦めです。NYらしい建物を眺めたり、新しいお店の開拓をしながら歩いていると、あっという間に何ブロックも縦断/横断していた、なんていうこともざらです。

 

その他

競争力の激しい世界のニューヨークで生活している人は、やはりプレッシャーやストレスも多いのでしょうか。禁煙の流れの現代でもスモーカーが多い街です。建物の中は喫煙ができないので、寒い冬でもビルの入り口の横で肩をすくめてタバコを吸っている人々の光景をよく目にします。ただ、一箱の料金は$15(約1,800円)と日本の約4倍もします。


 

合計:36万円

 

家賃:$1900(約23万円)

光熱費:$100(約12,000円)

ネット代:$30 (約3,700円)

携帯電話代:$40 (約5,000円)

食費:$250 (約30,000円)

交際費:$500 (約60,000円)

交通費:$100 (約312,000円)

合計:$2920(約36万円)

 

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