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WORLD
2015.11.12

オーストラリア移住に必要なこと①

基本情報(気候・言語・宗教etc.)

From BRIDGET

LCCなどのローコストキャリアと呼ばれる格安航空会社が出現して、渡航費は過去に比べて驚くほど安くなったよね。テクノロジーの進歩により、場所を選ばず、ラップトップ1枚で仕事ができるデジタルノマドと呼ばれる人々が出現して、人類はひとつの場所に縛られる時代に終わりを告げようとしているように感じるわ。今後この流れは、テクノロジーやグローバリゼーションの加速と正比例して、人類が今までにない大移動の時代を迎えるのではないかと予測されているの。そんな新しい時代を賢く生きるために、海外移住に必要な知識を、実際にその国に暮らす人々に聞いてみたの。国ごとに順次に紹介していくから、あなたに合ったデスティネーションを見つけてみてね。

日本からのアクセス日本

オーストラリア間の直行便は、カンタス航空、カンタス航空の子会社ジェットスター、JALから出ています。ルートはそれぞれ次の通りです。

●カンタス航空:成田―ブリスベン、羽田―シドニー

●ジェットスター:成田―ケアンズ、成田―ゴールドコースト、成田―メルボルン 大阪―ケアンズ

JAL:成田―シドニー

上記以外の都市へ行く時は、オーストラリア国内にて乗り継ぎをする必要があります。また、アジア系の殆どの航空会社が、自国の都市を経由してオーストラリアに乗り入れています。乗り継ぎ時間は長めですが、これらの航空会社を利用することもできます。

 

気候

国土のほとんどを砂漠が占めるオーストラリアの内陸部は、寒暖の差が激しく厳しい気候です。しかし、沿岸部に散らばる主だった都市のほとんどは、温暖で過ごしやすいです。北部のダーウィン、ケアンズの周辺は、年間を通じて20℃以上、雨季と乾季のある熱帯気候です。オーストラリア大陸の南半分から下に位置する、ブリスベン、シドニー、メルボルン、パースといった都市では四季があり、冬場はそれなりに気温が下がり、夏場は30度を超える日も多くあります。しかし、湿度が低いため日本のような不快感はあまりありません。タスマニアまで南下すると、はっきりと四季があり、冬は寒く夏場も気温は20℃台で留まることが多いです。

 

言語

オーストラリアの公用語は英語です。買い物などの日常生活では、英語ができないと不便を感じることがあるかもしれません。ですが、オーストラリアは移民の人口がとても多い国です。国の医療保険システムや社会福祉など、公的機関のサービスでは多言語の通訳サービスが用意されており、日本語の通訳が頼める場合もあります。また、シドニーなどの大きな都市では、日本人医師が開業しているクリニックや、日本人の会計士や弁護士などもおり、病気の際や年に一度の確定申告の際に、英語ができなくてもそれほど心配する必要はありません。

 

人種

オーストラリアは積極的に移民を受け入れており、各都市共人種のるつぼとなっています。先住民族のアボリジニ、オーストラリア入植時代に入ってきたヨーロッパ系白人、中国・ベトナム系アジア人、韓国人、アラブ系、インド系と実に多種多様です。各都市にも中国人街、ベトナム人街、アラブ人街、韓国人街など、特定の人種の住民が特に多く住む地域が点在しています。日本人もそれなりに多いですが、日本人街というのはあまりないようです。

 

宗教

オーストラリアは基本的にはキリスト教徒の国であり、国民の大多数がローマン・カトリック、アングリカン等のキリスト教に属しています。2011年の国勢調査では、オーストラリアの宗教人口の分布について、人口のうちキリスト教徒61.1%、無宗教22.3%、仏教徒2.5%、イスラム教徒2.2%、ヒンズー教徒1.3%、その他のキリスト教以外の宗教1.2%、回答なし9.4%との統計が出ています。同時に行われた分析調査では、ヒンズー教徒の人口の人口増加率が最も大きく、次いでイスラム教徒の人口増加が大きいとの結果が出ています。

 

通貨

通貨はオーストラリアドルです。これ以外の通貨は普段の買い物では使用できません。通貨の両替は空港などにある両替所をはじめ、ANZWestPacCmmonwealth BankNABといった銀行でもできます。日本円、USドル、ユーロなど主要通貨をはじめとする様々な通貨とオーストラリアドルを両替することができます。また、オーストラリアはクレジットカードやデビットカードが広く浸透しており、ほとんどの店舗でカード決済ができます。

 

治安

オーストラリアは日本と比べて決して「治安のいい国」ではありません。まず、違法ドラッグの問題。夜間の歓楽街などでは明らかにドラッグの影響を受けている人を、驚くほどの確率で目にします。また、バイキーと呼ばれるギャング集団がいくつかあり、ドラッグや銃の違法取引やグループ同士の抗争などの暴力事件を起こすことがあります。

 

昨今一番問題になっているのは酒に酔った上での傷害事件で、死人が出るケースが続出しています。パブやバーなどで、飲み物をテーブルに置いて席を立った隙に、飲みかけのグラスに睡眠薬等を混入されるケースもよくあります。また、強盗や暴行事件を避けるため、夜間に公園などの人気のない場所を、ひとりもしくは少人数で通ることは絶対に避けて欲しいところです。

オーストラリア移住に必要なこと① 基本情報(気候・言語・宗教etc.)
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