日系企業でも英語が必須!
TOEICのスコアが必要なワケ
昨今、日系企業でもグローバル化に伴って、社員の英語力を重視する傾向が強くなってきました。これから企業への就職を目指す人はもとより、社内での昇進制度や海外赴任でも「一定の英語力」をアピールすることが必要になってきているようです。そこで目安となるのが「TOEIC」です。TOEICのスコアで企業がどのような判断基準を用いているのか見てみましょう!
入社時の足切りとなることも、TOEICの必須性
就職活動において、年々TOEICの重要性が高まってきています。
TOEIC運営会社のリサーチで、上場企業の約3000社のうち約3割の企業が「TOEICスコアを入社試験の参考としている」ということがわかっており、それに加えて約4割の企業が「TOEICスコアを参考材料に用いることがある」と回答をしています。
新卒で就職活動を行った際も、企業の求めるTOEICスコアに達していない場合は、2次面接に進むことすらできません。気になるTOEICの足切り点、新卒採用で設けている企業を高い順から5社挙げてみましょう。 (あくまでも目安としてご参照下さい!)
<新卒採用足切り点上位5社>
900点 : サムスン
850点 : NTTコミュニケーションズ
800点 : LG電子
730点 : ソフトバンク
700点 : ファーストリテイリング
新卒で就職活動を行う場合、概ねスコアが700点を達していれば、ある程度自信をもって就職活動ができるかもしれません。最も、サムスンやNTTコミュニケーションズのように、新卒でもハイスコアを求める企業もありますので、自分が目指すTOEIC攻略法が必要になってくるでしょう。
昇進制度にもTOEICを導入、求める英語力の高さ
日本の大手企業でも部長や管理職など責任のある役職に昇進する際、TOEICに一定のスコア基準を設けている企業も存在します。昇進するのも英語力が必要な時代になってきました。それでは、昇進に必要なTOEICスコアを高い順から5社ご紹介しましょう。
<昇進制度必須スコア上位5社>
800点以上 : 日立製作所 (経営幹部)
750点以上 : 楽天 (上級管理職、又は部長クラス)
730点以上 : 日本IBM(次長クラス)、住友商事(管理職)
700点以上 : シャープ(課長職)
ご覧のように、数々の有名企業が積極的にTOEICを昇進制度に取り入れているのが分かります。このように、国内有名企業がハイクラスな役職に求める人材として「英語力が高いこと」という条件がプラスされたのです。
海外赴任ではTOEICの高得点で企業にアピール
必然的に英語の必要性が出てくる海外赴任や長期海外出張にもTOEICのスコアは適切な判断材料となります。グローバル化が進む中、企業の海外進出に伴って海外支店を開設する企業も出てきています。 その為、取引先と対等にビジネスが進むように、自ずと英語力の高さが求められてくるのです。
さしあたり、多くのグローバル企業がTOEICスコアを参考にしながら英語力の基準判定をしているようですね。就職活動では足切り点が設定されている企業もあります。書類選考を通過する為にも適切なTOEIC対策が必要になってくると言えるでしょう。
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