ジョージ・マイケルが発想源!?
Car pool karaokeって知ってる?
アメリカのティーンの間でいま話題のバイラル動画が、Car pool karaoke。どんな番組なのか紹介するね。1回見ると面白おかしくてハマっちゃうはず。
Car pool karaokeってどんな番組?
Car pool karaokeは、アメリカの番組『ザ・レイト・レイト・ショー』の人気コーナーのひとつで、司会のジェームズ・コーデンが運転する車にセレブスターを乗せて、街を駆け回り、一緒にそのセレブのヒット曲を熱唱したり、インタビューをしたりするの。
ジェームズ・コーデンはイギリス出身のコメディアンで、もともとはそんなに有名じゃなかったものの、フレンドリーなノリの良さがセレブたちや視聴者に好かれて、「いつもはクールなセレブたちの普段の素が見れる!」っていう理由でこのコーナーを大成功させたのよ。
今までの出演者とそのエピソード
ワン・ダイレクション
メンバー4人を乗せLA周辺をドライブし、「What makes you beautiful」をはじめ、過去5年間のヒットソングを熱唱。「ふざけたことをしたい」と言ったジェームズに「何でも従うよ」と言ったメンバーらは、おふざけ発声練習をしたり、お揃いのジージャンを着せられて、ジェームズが指示した振り付けをさせられる。
レディー・ガガ
歌の途中、ジェームズから「Bad Romance」の〈Ro Mah Ro-Mah-Mah〉の部分の発音を問われ、ガガから歌の発音の指導が入る。その後、最近になって自動車免許を取った話が出たため、運転をガガに代わったものの、慣れていない運転に仰天!
アデル
ロンドンの街で車に乗るやいなや、アデルの大ヒット曲「Hello」を熱唱。ジェームズとのハモリが超クール。途中でスパイスガールズの「Wannabe」で大盛り上がり。どんな歌を歌ってもサマになるアデルが素敵。飲んでるマグカップをこぼしたり、ちょっとドジのアデルも見れるよ。
ブルーノ・マーズ
帽子がトレードマークのブルーノ。「くせ毛が気になるから」とかぶっている理由を説明すると、調子に乗ったジェームズが用意してきた帽子を色々かぶせられてしまう。エルヴィスプレスリーの影響で4歳の頃からパフォーマンスを始めたエピソードも語る。
ブリトニー・スピアーズ
昔、超ヒットした「Ooops! I Did it again」を歌うブリトニー。可愛らしい声は今も健在。シングルマザーなのに「子供がたくさん欲しい」と発言し、ジェームズを驚かせる。さらに、「子供は欲しいけど結婚はもうたくさん。男はいらない」と本音を語っているよ。
Car pool karaokeとジョージ・マイケルの関係
ジョージ・マイケルは「ワム!」のメンバーで昨年53歳という若さで亡くなってしまった人。ジェームズはもともとジョージ・マイケルの歌の大ファンで、チャリティーイベントの企画で彼に打診し、車の中でコメディーをするという企画が実現。憧れの人との密室でのカラオケがとっても楽しかったジェームズはこのスタイルにインスピレーションをもらって、Car pool karaokeをスタート。つまり、Car pool karaokeの元型となったのがジョージ・マイケルとの車での熱唱だったの。彼が亡くなったあと、ジェームズは追悼としてその時の動画を振り返って、ジョージ・マイケルの音楽に感謝の気持ちを表したんだ。
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